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◆ 痛風 痛み止め
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「痛風でも休めないからロキソニン2つ飲んだ」→
これ、ものすごく気持ちは わかりますが、
私なら、一度にロキソニンを2錠飲まずに
「1錠だけ飲んで、2時間あけてから、もう1錠飲む」
ようにしますね。
もちろん、こんな飲み方、推奨じゃありません。
飲みすぎですよ。
でも、仕方がない。
歩けないんですから。
痛いのですから。
「痛風でも休めない」というのは、
ビジネス戦士のつらいところで、
いくらに痛みに耐えて出社しようとしても、
痛風発作の場合、ホントに歩けないわけですから、
どうしようもありません。
で・・
痛み止めの薬を、と。
手元にボルタレン
(処方薬。医師の処方箋が必要。ロキソニンより強力)
がある人はいいですが、歩けないので病院に行けないし、
何より、これから出社しなきゃならない。
病院へ行ってる暇はない。
こんなときね。
ロキソニンの場合、病院で処方もしてもらえますが、
数年前から市販薬になったので
(昔は、ロキソニンは市販されていなかったのです)
「ロキソニンS」などを自室にストックしておくと、
いざというときに安心です。
で、ロキソニンを飲む。
痛いので、とりあえず、飲む。
ロキソニンの良いところは、効き目が早く現れるところ。
最短、飲んでから、15分くらいで、
なんとなく、鎮痛効果が自覚できます。
効果継続時間は、10時間~14時間くらい。
飲んでから、10時間くらい経過すると、
なんとなく、効き目が薄れてきたなあ、というのが
自分でもわかりますが、個人差があるようで、
8時間くらいで、もう効かない、という人もいるようです。
で。
悪いところは、やっぱり、副作用。
っていうか、自分で気をつけて飲むと、
いろいろとリスクは減らせます。
まず、「水無しで飲まない」。
必ず、水と一緒に飲んでください。
ビールと一緒にロキソニンを飲む!
・・・なんてツワモノがいるらしいですけど、
駄目ですよ!
錠剤が酸化するらしいので、お茶とか
と一緒に飲むよりも やっぱり、水で。
水なしで嚥下すると、
食道の粘膜を傷つけるリスクがあるので。
それから、空腹時には飲まない。
病院でロキソニンやボルタレンを処方してもらうと、
「毎食後1回1錠」というような用法に
なっていると思います。
つまり「食後」なんですね。
“すきっ腹”で飲むと良くないのですよ。
ロキソニンやボルタレンの副作用も最も顕著なものは、
胃腸障害なんです。
胃の不快感、ムカムカ感、嘔吐、下痢・・など。
いくら、痛風で足が痛いから、といってもね。
空腹時に、一度に5錠も6錠も飲んだりすると、
下血(血便)したりね、怖いのですよ。
最悪、胃に穴が開いたり(胃潰瘍)するケースも
あるようなので、どんなに足が痛くても、
やっぱり、1回1錠で。
それから、食後の件ですが、
痛風の痛みは待ってくれません。
つまり、うまく食後のタイミングで
足が痛くなればいいですが、
ある日、あるとき、突然、発症するのが痛風発作。
次の食後まで痛み止めの薬を飲むのを待っていよう・・・
なんて、悠長なことをいっていると、
どんどん痛みが強くなってしまいます。
そういうときは、
「牛乳を飲む」「ヨーグルトを飲む」
「チーズを食べる」など、
何か簡単に食べられる(飲める)ものを胃の中に入れて、
できればタンパク質系のものが
「胃に膜を張ってくれる」ので
胃を守ってくれるので、お勧め。
で・・・
ロキソニンを飲みました。
15分、経過しました。
少しは、痛みが和らいできました。
でも、歩けません!
これから、会社なんですけど!?
どうする!?
ここで、誰もが考えることが、
ロキソニンよりも、もっと強い痛み止めは、ないのか・・
ということ。
ロキソニン以上に強力な鎮痛効果がある痛み止め、
といえば、ボルタレンが有名ですが、
ロキソニンと違って、これは市販されていません。
足が痛くなってからでは、病院へ行けませんので、
足が痛くない普段のうちからね。
万が一のときのために、事前に病院へいって、
ボルタレンを処方してもらう必要があります。
でも、足が痛くないのに、病院へ行くのも、ねえ。
っていうか、仕事が忙しくて、
病院へ行く暇なんか、ないし。
仕事が終わって帰ってきたら、
もう病院は閉まっている時間だし。
仕事が忙しいとか、病院が遠いとか、
誰しも、色々事情があるでしょうが、
通販でボルタレンを購入する、
という手もあります。
海外の消炎鎮痛剤ですが、
個人輸入代行業者から購入することは可能です。
ボルタレンもジェネリックがありますしね。
ただし、個人輸入の医薬品は、
自分用に使うことしか認められなくて、
転売や譲渡は厳禁です。