2022年8月1日月曜日

ノンアルコールビールは尿酸値を上げない?

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◆ 痛風 ノンアルコールビールを飲む

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近所のスーパーに行ったら、レジ前の一番いい位置

 (販売の観点から) に「ノンアルコールビール」の

コーナーが設けられていました。


よく見たら、ノンアルコールビールだけじゃなくて、

ノンアルコール焼酎とか、ノンアルコール梅酒とか、

いわゆる、ノンアルコール飲料が雛壇のように

所狭しと陳列されています。

いつの間にか、市民権を得ていたのですね、

ノンアルコールビールって。


ノンアルコールビールって、ビールの味、

風味に似させていますが、アルコール成分が入っておらず、

清涼飲料とか、炭酸飲料などとラベルに明記されています。


ビールテイスト飲料ってことで、

ビールのような味ではあるけど、

アルコールが入っていないので、車の運転もできますよ、

ということらしい。


でもね。

それって・・・アルコールが入っていないってことは、

酔わないってことでしょ?

酔わなくて、何が酒なの、何がビールなの??


ところが、レジの前で、順番待ちで並んでいる間に、

中高年の男性が、スッと「ノンアルコールビールのコーナー」へ

おもむろに近づいたかと思うと、とある銘柄の

ノンアルコールビールを1本掴んで、さっさと

レジの方へと歩き去っていきました。


迷わず選んだ・・ってことは、いつも

買っているんでしょうねえ?

もう、買う銘柄は決まってるってことですから。


個人的な意見ですが、ハッキリ言って、

ノンアルコールビールは、お味の面では、

本物のビールに劣ります。

とても、味覚・風味では、かなわないでしょう。

若い人なんかは、ノンアルコールビールになんか、

手を出さないのでは?


話の種に、一度くらいは飲んでみても、

1回飲んで、「ふ~ん・・こんなもんか」ということで、

次からは手を伸ばさないような気がします。

むしろ、ノンアルコールビールを買ってまで飲もう、

というような人は、健康に留意している中高年層なのでは?


さて、痛風の人は、尿酸値を気にしている人が多いので、

尿酸値を上げないためには、禁酒した方が良い、と

言われています。


ところが、仕事帰りの飲酒は何にも代えがたい・・

という人も多いでしょうし、そう簡単に

「はい、そうですか、じゃあ、ビールやめます」

というわけにイカンでしょう。


そこで、代替品として、

本物のアルコール飲料であるビールはやめて、

ノンアルコール飲料に切り替えましょう、

などと言われるのですが、

「あんなもの、ビールじゃない」

「変な味付けしている」

「偽物は、所詮、にせもの」

・・・と本格的なビール好きの人は、

ノンアルコールビールに対して、随分、手厳しいです。


ノンアルコールビールは、

アルコール飲料ではないので、尿酸値を上げません

ただし、プリン体ゼロのもの、ならば。


じゃあ、プリン体がゼロならば、

本物のビールでも尿酸値を上げないとかというと、

体内でアルコール分解のときに尿酸が生成されたり、

乳酸が作られて腎臓からの尿酸排泄の力が低下したりして、

やっぱり、尿酸値はあがってしまいます。


だから、多少、風味は本物よりも落ちても、

痛風ならば、ノンアルコールビールに切り替える、

というのも悪くないです。


しかし、時代の流れなのか、ノンアルコールビールに限らず

ニセモノ(?)が増えてきていますね。


カニかまぼこは、昔から、本物そっくりのニセモノがあるし、

漁獲量が減少しているウナギは、ナマズで本物そっくりの味が

出せるらしいですし。

そのうち、痛風で食べてはいけない食品も、

すべてニセモノになるかもね。


味は、そっくりで、おいしいんだけど、

プリン体ゼロの肉、とか。

プリン体ゼロの (ニセモノの) レバーとか、

プリン体のない魚卵とか。


プリン体の多い食事一覧表とかを見比べながら、

食事に神経を使った時代もあったなあ・・・

なんて時代になってくるかも。

それは、それで「いい時代」かもね。


しかし、どんなに時代は変わっても、

ニセモノは「本物には、かなわない」です。


そういえば、痛風にも「偽痛風」ってヤツも

ありますからね。


あれも、偽物といえば、ニセモノ??


2022年7月31日日曜日

痛風 ガイドライン

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◆ 痛風 ガイドラインとは

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「痛風 ガイドライン」って、

あまり聞き慣れない言葉ですが、

これは、いったい・・何?


「痛風 ガイドライン」というのは、

病院の医師が患者に対して痛風

(あるいは、高尿酸血症)の

治療を行うときに、指針となる文献のことです。

それが「痛風 ガイドライン」。

つまり、医師の痛風治療用の教科書、

みたいなものです。


で、医師は、この「痛風 ガイドライン」の通りに治療する、

ということらしいですが、実際の病院の現場では、

必ずしも、この「痛風 ガイドライン」の通りに治療している、

とは限らないようです。

要するに「痛風 ガイドライン」というのは、

あくまで基本方針なわけで。


実際の主治医は、

患者の病状、体質、体力、年齢、患者の話など

そういう情報を総合的に判断するわけであって、

かならずしも教科書通りの治療をするとは限らない、

という感じです。

ですので、主治医の診断を信用しましょう・・・

ということになるのですが、まあ、どうなんでしょうね。


たとえば・・・

患者の尿酸値による、痛風治療の基準、というのが

痛風ガイドラインにはあるわけですが、

その治療方針の基準は、だいたい以下のようになっています。


「尿酸値 7.0~8.0mg/dl以上」→生活習慣の改善

「尿酸値 8.0~9.0mg/dl以上」→生活習慣の改善&薬物治療

「尿酸値 9.0mg/dl以上」→即、薬物治療


そして、上記の場合でも、痛風発作が(1度でも)

出ている場合と、1度も出ていない場合は、また

微妙に治療法が違うのです。


しかしながら。

現実に病院へ行くと、尿酸値 7.0mg/dl程度でも

尿酸値を下げる薬を処方されてしまうケースが

多いように思います。


尿酸値 7.0mg/dlなら、生活習慣の改善のハズでしょ!?

・・・・と。


病院は薬を出さなきゃ商売にならないから、なんて

言う人もいますが、主治医には考えがあるのでしょう。


「生活習慣の改善」なんて、簡単に言ってくれますが、

実際に実行してみると、厳しい食事制限を含めて、

生活習慣の改善というのは、非常に困難なものです。


そりゃあ、半年くらいは誰でも出来ても、

何十年も継続できるかというと・・・なかなかね。

ビールは痛風に良くないから、やめなさい。

はい、わかりました、明日から禁酒します。

って、そんな簡単に実行できる人が、いったい

どれくらい、いるのか。


むしろ、今は昔と違って

尿酸値を下げる薬にも新薬 (フェブリク錠)

がありますし、尿酸降下薬を推奨するのが、

今の時代の痛風治療の流れかな、

という気もします。


生活習慣の改善ってのは、今も昔も

痛風改善の一番の基本ですが、なかなか、ねえ。

難しいんですよ、実行するのは。


また、さらに、痛風新薬 (フェブリク錠) を飲んでいれば

それが万全かというと、それがね。

飲んだら飲んだで、油断する人が多いのですよ。


つまり、薬 (尿酸値を下げる薬) を飲んでいるから大丈夫。

何食べても、何飲んでも大丈夫。

ビール飲んでも、焼肉を満腹食べても魚卵食べてもOK。

運動しなくても大丈夫、だって薬飲んでいるから。

・・・・って感じになってしまうケースが続出。


本当は、尿酸値を下げる薬を飲んでいても、

同時に生活習慣の改善もし続ける、というのが理想ですが、

なかなか、できないんですよ。

まあ、それが普通の人間なんでしょ。


「痛風 ガイドライン」ってのは、

あくまで、医師が痛風治療の指針となる教科書的な存在なので、

実際の患者の苦しみとか 気持ちとかには 言及していないです。

(当たり前ですが)


現場の病院の先生が、患者の気持ちや苦痛がわかるか、

というと、それも、まあ、アレなんですけど、

やっぱり、文献に過ぎない

「痛風 ガイドライン」を信用するより、

実際に体を診てもらった主治医の先生の言うことを

信用するほうがベターかな、とも思います。

2022年7月30日土曜日

痛風腎

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◆ 痛風と腎臓

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痛風腎 (つうふうじん) とは何か。


痛風で一番怖いのは、

痛風発作で足が痛くなることではなくて、

長年、痛風を罹患することによって

「腎臓が悪くなる」ことです。


痛風 (あるいは痛風発作が出ない高尿酸血症でも)で

腎機能がだんだん低下すること、あるいは

痛風が原因の腎不全になってしまうことを「痛風腎」、

もしくはその悪くなった腎臓そのものを

「痛風腎」といいます。


人間の内臓は、どれも大切ですが、

特に大切なこと、重要なことを

「肝心」と言いますからね。


今は「肝心」と書きますが、

旧字体では「肝腎」だったのです。

それくらい、肝臓と腎臓は

人間の体の要だったわけで。


まあ、そんなことを言い始めると、心臓や脳が

もっと大事だったりするのですが。


腎臓が怖いのは、いったん、悪くなってしまうと、

もう二度と元に戻らないこと、です。

つまり・・

治療といっても、現状維持が最重要項目、という感じ。


それに、腎臓も (肝臓もそうですが)

「沈黙の臓器」と呼ばれていて、悪くなってきても

あまり自覚症状がない。


胃のように、食べ過ぎたら、お腹が痛い・・とか

そういうのがあれば、当人も気がつくのですが、

腎臓って痛くなったりしませんから。


ところが、痛風の人の場合、

尿酸値が高い (尿酸値 7.0mg/dl以上) と

血液中に、もう尿酸は溶けなくなってしまい、

血液と共に全身を巡って、体のいたるところに

結晶化して沈着してしまうのです。


腎臓は、体内の中の、

濾過するフィルターのような役割を

するので、そのフィルター (糸球体) に尿酸結晶が

溜まりやすいのです。


ちょうどね。

キッチンの換気扇のカバーが、はじめは

真っ白なのに、長年使い続けているうちに

だんだん黒っぽくなってきて、なんとなく、

風通しが悪くなってくる・・みたいな感じ。

それと同じようなことが腎臓でも起こるのです。


腎臓の濾過機能が、だんだん、わずかな わずかな

尿酸結晶によって、少しずつ

「目詰まり」してくるのです。


腎臓が本当に悪くなってしまうと、

最終的には透析になってしまうので。


昔は、腎臓が悪くなってしまうと、

尿毒症になってしまい、

もう死ぬしかありませんでした。


今は医学の進歩のおかげで、透析技術がありますので、

腎臓が悪くても、昔のように簡単に死んだりしませんし、

寿命も延びています。


ですが、

透析をしておられる方の話を聞くと、

本当に大変です。

当人が一番大変なのでしょうけど、家族も大変です。

長い間には

生活の質が落ちてしまう可能性もあるので、

やはり、できれば透析のお世話にならずにいたいものです。


じゃあ、具体的に、

痛風の人が、将来、痛風腎にならないようにするには、

どうすればいいのか。

今、何をすればいいのか。


・・・といえば、やはり、尿酸値を下げることでしょう。


痛風治療といえば、生活習慣の改善が王道ですが、

厳しい食事制限を含めて、なかなか実行できないんですよ。

痛風との闘い (?) は何年、何十年にも渡る

長丁場ですからね。


で。

基本は、食事や運動、肥満解消などの

生活習慣の改善であることには

変わりは無いのですが、現在の痛風治療の主流は、

「尿酸値を下げる薬を飲むこと」です。


具体的にいうと、

フェブリクやザイロリックを飲むことです。


フェブリク錠は、40年ぶりに発売された痛風新薬なので、

尿酸値を下げる効果が大きく、それでいて副作用は少なめ、

と言われています。


国内では、フェブリクのジェネリックは

まだありませんが、海外製造の医薬品では、

もうすでに、フェブタズ(Febutaz)という

フェブリクのジェネリックがあります。


外国語や税関など、自分で個人輸入するのは大変ですが、

個人輸入代行業者からフェブタズ

(フェブリクのジェネリック)を

格安で購入する、という方法もあるので、

興味がある人は、検討してみるのもいいかもしれません。


2022年7月29日金曜日

痛風の人が知らない 3つのストレス対策

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◆ 痛風 ストレス

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「痛風発作の原因」といえば、

プリン体の多い食品の摂りすぎ、というのが有名です。


でも、ホントはプリン体ばかりが原因じゃないですよ。


生まれつきの体質

(尿酸を作り過ぎる体質、尿酸の排泄が弱い体質)

の影響は大きいですし、それから、

ストレスも大いに影響アリ、なんです。


ストレスは尿酸値を上げる、のですよ。


ストレスが?

尿酸値を?


人間の体は、1日のうちでも

交感神経優位の時期と副交感神経優位の時期が

交互に繰り返しています。


交感神経優位というのは、いわば、緊張。

副交感神経優位というのは、いわば、リラックス。

通常、昼間は交感神経優位(緊張)となって、

夜には副交感神経優位(緩和)という繰り返しとなっています。


それで、うまくいってる。


ところが、強いストレスを受けると、

そのストレスに対して体が身が身構えるため、

交感神経優位となって体が緊張状態になってしまいます。


体が緊張したら、なんで駄目なの?


いえ、駄目というわけではないのですが・・

体が緊張するということは、体の内部も緊張するので、

体内の血管まで収縮してしまうのです。


すると、血液の通り道が狭くなるので、

血流が悪くなって、

内臓への血液供給も減ります。


腎臓も内臓のうちですから、

腎臓への血液供給も減少。


尿は、腎臓で血液から作られるので、

その腎臓へと送られる血液が減ると、

作られる尿量も減る、と。


尿酸は、大半が尿に溶けて

尿と一緒に体外に排泄されるので、

尿量が減ると、排出される尿酸の量も

減ってしまいます。


排泄される尿酸が減る?


つまり、血中尿酸濃度が高くなってしまう、

ということです。

出て行く尿酸が減ったので、

血液中に尿酸が増える、というわけで。


すなわち、尿酸値が上がる、ということ。

ストレスが遠因で尿酸値が上がってしまう、

ということです。


たかがストレスですが、バカにはできないですね。


さて、人生はストレスの連続です。

生きている以上、防ぎようがない

尿酸値を下げる薬はあっても、

ストレスを下げる薬なんか、ないです。


でもね。

本当は、人生にストレスは必要なのですよ。

ある程度は、ね。

人間は緊張と緩和の繰り返しなので、

緊張が全くなくなって緩和ばかりになると、

腑抜けになるかも??


定年になったとたん、年のわりに

若々しかったように見えた人が

急に年をとった・・・とか、聞いたことがありませんか。


日常が「緊張」(仕事)と「緩和」(家庭)の繰り返しだとしたら、

仕事をやめることで「緩和」ばっかりになってしまった、と。


まあ、緩和ばっかりになってもいいから、

早く、仕事を辞めたい気もしますけどね。

こればっかりは個人差があるので。

もしかしたら、仕事が大好きな人もいるかもしれませんしね。


さて、ストレスは嫌なものですが、それでは・・

嫌なことがあれば逃げればいいか?


でも、ストレスから逃げた・・ということで

クヨクヨしてしまい、

「ストレスから逃げたことがストレスに」

なってしまうかもね。


ところで、痛風の人は

腎臓を悪くしやすい傾向があるのですよ。


腎臓が弱ってくると、ね。

「ネガティブなことばかり言うようになる傾向」

があるのです。

腎臓が弱ってくると、

後ろ向きの考えになりがちの人が多いようです。


つまり、前はそんなことなかったのに、

最近・・・どうも、マイナス思考になっているなあ、

悲観的なことばかり言うようになったなあ。

そんな人は、要注意です。

もしかしたら、腎機能が低下してきているのかも。


で、そんなことより、ストレス対策。


ストレスを受けると、副腎という臓器から

抗ストレスホルモンある、

副腎皮質ホルモンを分泌します。


これによって、ストレスを受けても

内臓がダメージを受けないように抵抗するわけです。


ステロイドって聞いたことありますか?


ステロイドとは、ステロイドホルモンのことで、

副腎皮質ホルモンのことです。


これは、昔から夢の薬と言われていて、

炎症を抑えたりする抜群の効果がある薬剤です。


ところが、本来、副腎から分泌されるはずのステロイドを

外用薬として乱用していると・・・

副腎から「副腎皮質ホルモンが分泌されなくなる」のですよ。


つまり、副腎が「楽(らく)を覚える」わけです。


ああ、がんばって副腎皮質ホルモンを分泌しなくても、

外から入ってくるから、いいや。

昼寝していようっと。


で、副腎の機能は衰えて、免疫力が落ちて

抵抗力もなくなってきて、すぐ病気になったり、

病気や怪我がいつまでも治らなかったり、します。


ストレス対策とは、ちょっと違うようですが、

ステロイドは使用しないほうが、副腎のためには良いです。


ステロイドは安全です、という人もいますが、

実際に、ステロイドを使用したがために、

何年も後遺症に苦しんでいる人も現実にいるのです。


ステロイドの副作用が苦しいので、ストロイドの使用を

やめたいのだけど、やめてしまうと、

もっと強い副作用が来るので、

しかたなく、ストロイドをまた使う。

いつまでも、ステロイドがやめられない。


これの、どこが・・夢の薬なんだ、と思いますけど。


薬の副作用には個人差があるので、

ステロイドを使用した人、全てが副作用でつらい思いをするとは

限らないかもしれませんが、安易に手を出すべきじゃないです。


話が変な方向へ行ってしまいましたが、

副腎が、その「副腎皮質ホルモン」を分泌するために

ビタミンCを消費するのですよ。


だから、ストレス対策にはビタミンCが必須です。


たばこを吸う人は、たばこが

ストレス解消だと思っているかもしれませんが、

実は、たばこがビタミンCを破壊するので、

副腎皮質ホルモンの分泌が低下してしまいます。


タバコを吸う人は、積極的にビタミンCを摂取したほうが

いいと思いますよ。


あと・・

ストレスを受けると、「歩く」といいです。

別に「歩く」じゃなくても、運動、軽い運動ですね。


歩くと、ストレスを受けてできた

嫌な(?)物質が筋肉中に移動するのです。

そして、歩くことによって発散。

だから、運動後は、なんとなく、気分がすっきりします。


特にね。

痛風になる人は、性格というか性質に特徴があるらしく、

「真面目で責任感が強く、粘り強く積極的である」

らしいのですよ。


ホントですかね??


でも、もし、そうなら・・

それって、すごく

ストレスを受けやすい性格だと思うのです。

いい加減でチャランポランな人は、

ストレスが少ないかもしれませんね。


痛風発作が出るかな、出たらいやだな、出たらどうしよう・・

なんてのもストレスになりますし。

心配事も不安も、みんなストレス。


あまり気にしない、深く考えないのが

いいのかもしれませんね。

でも、性分とかは、なかなか変えられませんし。

ストレス対策がバッチリだったら、

痛風発作が出るのも減るかな??


というわけで、まとめ。


ストレス対策は、

●ビタミンCを摂る

●歩く(運動する)

●深く考えない


・・・ってことで。


2022年7月28日木曜日

ロキソニン常用していると

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◆ ロキソニン 常用

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ロキソニンは、痛み止めの薬

(非ステロイド抗炎症薬)として、

ひろく使用されている消炎鎮痛薬です。


効果の効き目が出てくるのが早く、

市販もされていて (ロキソニンS)

お手軽に入手できるせいか、

ロキソニン (ロキソニン錠60mg)を

常用している人も おられます。


それほど、症状が痛くなくても飲んだりしてね。

予防的な意味で・・とか言って。


それ、やめたほうがいいです。

ロキソニンは本当に痛いときだけ、

短期決戦で使うべき鎮痛薬です。


そもそも、ロキソニンは急性の炎症には

効果がありますが、慢性の炎症には、

ほとんど効果がありません。


それに、だんだん効かなくなってきますよ。

毎日、飲み続けていると。


それから副作用も心配になってきます。

何度も言いますが、ロキソニンは「本当に痛いときだけ」

集中的に、短期間で使用すべきです。

長期に使用していると「胃腸障害」などの副作用も

心配になってきますしね。


それから、ロキソニンに限らずですが、

消炎鎮痛薬というものは、

血管を収縮させて血流を悪くさせる作用があるのです。


だから、常用する、長期使用する、ということは、

常に「血管が収縮していて、いつも血流が悪い」

ということに。


血液というものは、酸素と栄養分を乗せて、

全身の細胞に渡すために巡り、

そして老廃物を受け取って戻ってくるのです。

血流が良くないというのは、

酸素や栄養分の受け渡しが遅れて、

老廃物の処理が滞るということです。


目立った自覚症状は ないかもしれませんが、

体にとって、健康にとって、決して良くは ありません。

ロキソニンの長期常用は、

検討し直したほうが良いと思います。


ただ、そうはいっても、

本当に痛いとき、痛くてどうにもならないとき、

ロキソニンがあれば、強烈な痛みでも、

かなり緩和してくれます。

用法を誤らなければ、ロキソニンは

本当にありがたい痛み止めの薬です。


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●どんなに痛くても、ロキソニンは1回1錠。

●朝昼夕、毎食後1回1錠、1日の合計は3錠まで。

●空腹時は飲まない。

どうしても痛いときは、牛乳やヨーグルトなど、

たんぱく質のものをお腹に入れてから飲む。

(タンパク質が胃に膜を張ってくれる。守ってくれる)

●必ず、水と一緒に飲む。

(錠剤だけで飲むと食道の粘膜を傷つける可能性アリ)

●痛みが治まってきたら、なるべく使用をやめる。

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本当に痛いときには、ロキソニンの入手が間に合わない場合も

あると思うので、自宅にロキソニンのストックがあると

いざ、という場合、安心です。


今は痛くなくても、万が一の場合、

ロキソニンがある、と思うこと自体が安心に繋がりますしね。


2022年7月27日水曜日

尿酸値 青汁

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◆ 野菜ジュース 痛風

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一昔前まで「青汁」といえば、

「マズくて健康に良い飲み物」というイメージでしたが、

最近の青汁は、味覚的に改良されているものが

増えてきました。


おいしいですよ。

悪くない味です。


ところが、不味くないのは、ありがたいですが、

こんなにおいしいと、配合させている成分に

砂糖や果糖などカロリーの高い、甘みの成分が

たくさん入っているんじゃないか、

と、そっちの方が気になったりしてね。


飲む人は、毎日飲むと思うので、

糖分の摂り過ぎで、今度は

糖尿病とかの心配しなきゃならないかも。


さて、そんなことより、

「青汁を飲めば尿酸値が下がるのか」


結論→

尿酸値を下げる薬のように、

大幅に尿酸値が下がることはありません。


まあ、医薬品と比べること自体が

間違っている気もしますが・・


基本的にね。

痛風になるような人は、

生まれつきの体質の要因が大きいのですが、

それ以外に酸性体質になりがちな人が多いようです。

肉ばかり食べて、野菜は大嫌い、とかね。


この酸性体質ってのは、体が酸性になるんじゃなくて、

排泄される尿が酸性尿になるという意味に近いです。


で。

尿酸値を下げるには・・どうすればいいのか。


●体内で、尿酸を作り過ぎないようにする

●尿酸の排せつをしっかり行う


とか言ってみても、尿酸を作り過ぎないってのは、

体内で新陳代謝とか、栄養分を人間が活動するための

エネルギーに変換されるときにできる

プリン体が原因なわけですから、

作り過ぎないように、とか言ってみても、

生きている以上、体内でプリン体は作られてしまうのです。


それが体質によって、多い人と少なめの人がいるって話。


もちろん、体内で作られるプリン体

(その、最終老廃物が尿酸) が

少ない人は痛風になんか、ならないわけで。


で、上記の体内で作られるプリン体が8割程度。

残りの2割は何か・・というと、食事ね。


よく言うでしょ?

痛風なら、

プリン体の多い食品に気をつけましょうって。


めいっぱい、食生活に気をつけても、実は、

そのパーセンテージは2割だった、

という衝撃の (?) 真実。


アホらしくて、食事療法なんか止めます、

という人がいても不思議じゃないデータですね。


あと、尿酸の排せつをしっかり行う・・っていうのは、

痛風の人は、尿酸を体外に排泄するチカラが弱い人が

多いようです。

これは、もう・・体質なんですけどね。


生まれつきの体質は、どうしようもありませんが、

尿酸の排泄量を増やす方法は、なくもないです。


というのも、尿酸は尿に溶けて、尿と一緒に体外に

排泄されるのが大半なんです。


だから、しっかり水を飲めば、トイレの回数も増える。

トイレの回数が増えれば、排泄される尿量が増える。

排泄される尿量が増えるならば、溶けている尿酸の

体外への排出量も増えるだろう、と。

そういう発想なんです。


ところが!


実は、その尿酸は

「水に溶けにくい」という致命的な性質があって。


水に溶けにくいってことは・・

当然、尿にも溶けにくいってこと。


困ったなあ。

尿と一緒にたくさん排泄しようとしているのに。


その「水に溶けにくい性質」がある尿酸ですが、

それ以外にも性質があって、

「酸性の水には溶けにくく」

「アルカリ性の水には溶けやすい」

のです。


これって、そのまま、

「酸性尿には溶けにくく」

「アルカリ尿には溶けやすい」

と、当てはめることができます。



だから、尿は酸性に傾くより、アルカリ性に傾いたほうが

望ましいわけです。

特に痛風の人は。

尿酸をできるだけ排泄したいですからね。


尿酸の排泄量を増えせば尿酸値も下がるでしょう、と。


じゃあ、どうやれば。

どうすれば、尿が酸性じゃなくて、アルカリ性に傾くの?


これは食生活に関連があります。


つまり、

肉や魚ばかり食べている

→尿は酸性に傾きがち

野菜や海藻ばかり食べている

→尿はアルカリ性性に傾きがち


ところが、肉はおいしいけど、野菜は嫌いな人が多いのです。


本当は、肉にはタンパク質など、

野菜には少ない栄養素もたくさんあるので、

いっさい肉を食べない、野菜ばかり・・という食生活が

必ずしも良いとは限らないのですけどね。


なんでも食べないと。

バランス良く食べましょう、とか言うでしょ。


そこで「青汁」というわけです。


野菜は嫌い。

とても食べられない。


でも、そんな人でも「青汁」なら飲めるのでは?

最近の「青汁」はおいしくしてありますからね。


「青汁」を飲んでいるから、といって

尿酸値が即、下がる・・というような

即効性はないとは思いますが、野菜が食べられない人は、

青汁や野菜ジュースを飲んででも

尿をアルカリ性に傾けるのも一つの方法だと思います。


痛風対策ってのは、他にもいろいろありますが、

できることを少しずつ実行していくしか ないですからね。


2022年7月26日火曜日

フォルスコリン 痛風

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◆ フォルスコリンって何?

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「フォルスコリン」というのは、

ダイエットサプリメントとして有名ですが、

脂肪減少効果と筋肉増強効果が期待できる、

と考えられています。


フォルスコリンに含まれている

「アデニル酸シクラーゼ」という酵素には

脂肪を分解しやすくする効果があるので、肥満予防のため・・

などと言われていますが、現在、痩せている人は

フォルスコリンを飲んだりしないと思うので、

太っていることを気にしている人が肥満解消のために

飲むサプリ、という感じです。


さて、フォルスコリンは、

「コレウス・フォルスコリ」という

聞いたことのない名前の植物の“根”に含まれる成分。


だいたい、昔から、薬草とか

人体に効果があるとされているものは、

植物の「根」なんですよね。

高麗人参とか田七人参とかも、根ですし。


ところで、世の中、飽食の時代になったせいか、

男女問わず、痩せたい人で溢れていて、

容姿が美しくなりたいために痩せたい人もいれば、

健康のために痩せたい人もいて、ダイエット方法や

ダイエットサプリもたくさんあるのです。


ところが、この「フォルスコリン」ってのは、

他のサプリメントとは少し違うのです。


何が違うの?


「フォルスコリン」はエネルギー代謝に作用するため、

脂肪減少を促進するだけでなく、

筋肉増強ホルモンが上昇するのですよ。


この、意味、

ピンと来ますか?


つまり・・

脂肪が減少するなら、体重は減るでしょう。

それはそれで、嬉しいですが、あくまで脂肪が減っただけ。

ですが、脂肪が減って筋肉が増える・・となると、

数ヵ月後には、体の“質”がまるで違ってくる、ということ。


体重が減るのは、ありがたいですが、

体力まで落ちてしまっては意味がないってこと。

減量するのはいいですが、

健康を損ねても意味がないってこと。


●体重が減る→脂肪も、筋肉も落ちる

●体重が減る→脂肪は減るが、筋肉が増える


上記は表面上は、同じ「体重が減る」ですが、

実は、全然違うのですよ。


「フォルスコリン」ってのは、

脂肪が落ちて筋肉が増える効果を期待できるのです。

それが根強い人気の秘密なのかも。


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◇ フォルスコリンで痛風は改善するの?

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さて、フォルスコリンが痛風に効果があるか、

ですが、直接的には効果はありません。

痛風サプリなんかじゃないですからね。

フォルスコリンを飲んだからといって、

尿酸値が下がったりしません。


たしかに、ダイレクトに

尿酸値が下がったりはしませんが・・・


尿酸値が高くて痛風になって、病院へ行くと・・・

薬 (尿酸値を下げる薬) を処方されると同時に、

生活習慣改善の指導を受ける場合が多いです。

生活習慣改善ってのは、つまり、

食事に気をつけて、運動して、肥満を解消しましょう、

ってヤツです。


要するに、痩せなさい、ってことね。


肥満ってのは、体重が多いことが肥満じゃないのです。

脂肪が多くて筋肉が少ないのが、芳しくなくて。

特に痛風の場合は、内臓脂肪が多いと、

内臓脂肪が尿酸値をあげる要因となる

ホルモンのような物質を分泌するのですよ。

これが、じわりじわりと尿酸値を上げてしまう。


さらに、体の構造というか、体内の筋肉量が少ないと、

これもまた、あまり望ましくないのです。

筋肉の中には、無数の毛細血管が張り巡らされていて、

ちゃんと血液が流れているので。

筋肉は運動すると、筋肉が発熱して、

その筋肉中の血管の血液も温められるのです。

そして、温められた血液は全身を巡るわけで。


ですが、筋肉量が全体的に少ないと、

温められる血液の量も少なくて、全身を巡る血液も滞りがち。

これが、いわゆる、血流が悪い、というやつで。


ほら、痛風の人は、

手足などの末端が冷たい人が多いと言うでしょう?


血液中の尿酸値は体内の、比較的

冷たい部分で結晶化しやすいのです。

だから、特に足先に尿酸結晶が蓄積しやすい。

ってことは、足に痛風発作が出やすい、ということ。


また、尿酸というのは、体温が高いと溶けやすい、

体温が低いと溶けにくい、という性質があるので。

低体温の人は、尿酸結晶が体内の関節・腱などに

沈着しやすいので、できるだけ、

体温は高めのほうが好ましいわけで。


それに体温が高いと免疫力も高まるので、

癌などにもなりにくい、と言われていますしね。

癌みたいにヘビーな病気でなくても、

風邪とか引きにくくなるとか、免疫の力は大きいですよ。


体に筋肉量が少ないと、筋肉の発熱も少ないので、

からだが低体温になりやすいです。

そして、内臓脂肪が多いと、尿酸値があがりやすいです。


そういう意味では、

筋肉量を増やして脂肪を減少させる効果が期待できる

「フォルスコリン」は、

痛風対策の一助になるかもしれませんね。


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◇ フォルスコリンの副作用はないの?

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フォルスコリンの効能のようなものは、

よくわかりましたが、いざ飲んでみるとなると、

副作用とか大丈夫なの?


フォルスコリンにはね。

降圧作用もある、と考えられています。

つまり、血圧が下がるわけですね。

高血圧の人には、嬉しいかも。


でも、それがどうして、副作用なの?


いえ、高血圧気味の人はいいですが、

血圧の低い人がフォルスコリンを飲んだとき、

どうなるか・・なんです。


要するに、もともと、血圧が低い人が

フォルスコリンを飲むと、

さらに血圧が下がってしまう可能性があるのです。

吐き気とか、眩暈(めまい)とか、気分が悪くなる、とか。

そういう症状が起こらないとも限りません。

副作用には個人差があるので、一概には言えませんが、

飲んでみて、自分に合わないと思ったら、

いったん中止するのが無難かもしれません。


それから、ときどき、話に聞く副作用としては、

下痢ですね。

お腹の調子が悪い、というやつ。

これは全然平気という人もいるので、

う~ん・・体質によるのでしょうか。


フォルスコリンに限らず、サプリメントには

自分の体質に合う合わないがあるので、はじめは

少量でスタートして、効果を実感できるか、

量を増やしても大丈夫か、試してみるのがベターかも。


太っている人にとっては、肥満とオサラバできて、

さらに脂肪が減るだけじゃなくて

筋肉も増えることが期待できる夢のような(?)

サプリメントですが、体質に合う合わないとかも

あるので、はじめは、おっかなびっくり(?)

飲み始めるのがいいかな、と思います。


2022年7月25日月曜日

痛風で お金をもらう!

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◆ 痛風で休職に追い込まれる!?

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「痛風でお金をもらう」といっても、


「痛風で足が痛いよ~

おかあちゃん、かわいそうだと思うでしょ?

だったら、お小遣い、ちょうだい!」


と、お小遣いをおねだりする・・

という意味じゃありません。


痛風発作というのが、他の病気と違うところは、

足などに炎症を起こして、

激烈な痛みを味あわさせられること。


「普段の節制の結果がこうなったのだ、思い知ったか!?」


・・・とばかりに強烈な激痛に見舞われますが、

痛風になるのは、食生活だけじゃなくて、

生まれつきの体質による遺伝要素が大きいので、

必ずしも 節制とか贅沢とか、当てはまりません。


で・・

足の炎症で歩けなくなる、ということは、

仕事にも行けない、ということ。

在宅ワークの人はいいですが、会社勤めの人なら、

休むことを余儀なくされて、最悪、

休職に追い込まれるかもしれません。


痛風で休職・・だなんて、

痛風初期症状の人には信じられないかもしれませんが、

長年、痛風を患っていると、

何ヶ月も痛風発作が治まらない、痛風の腫れが引かない、

痛風の痛みが長びく・・なんてことが あるのですよ。


何ヶ月も、ですか!?

歩けないんだから、しょうがない。


痛み止めの薬を飲んで、這うように

会社へ出かけたとしても、松葉杖をつきながら出社しても、

こんな状態ですから、仕事の面でも、

いつものパフォーマンスをあげられないかもしれない。


動こうとするたびに、ずきん!

・・と激痛が走りますからね。


一人だけが職場で苦しげな様子でいたら、

上司や管理職 (あるいは経営者) から、

休職を勧められるかもしれません。

休職なら、まだいいですが、最悪、

退職を勧告されたりね。


今回、そういう状況下での話なんですよ。


たとえば、失業したら、失業保険をもらえる、

申請できる、ということくらい、誰でも知っています。


でも、痛風で休職を余儀なくされてしまったら、

「傷病手当金」をもらえる

ということを知っていますか?


傷病手当金?

なに、それ。


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◇ 痛風で傷病手当金を申請できる!

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「傷病手当金」ってのは、

病気やケガなどで、就業できない状態のときに、

お金をもらえる制度です。

お金をもらう・・といえば、あれですけど、

休業中の生活を保障してもらえる制度って感じ。


たっぷり貯金のある人はいいですけど、

扶養家族がたくさんいるとか、家のローンの支払いが

毎月、待ったなしでやってくる、とか・・

みんないろいろ事情があるでしょう。


お金に困っている人ばかりじゃないでしょうけど、

痛風でも休業補償が支給されることを知っていたら

いつか、役に立つときがくるかもしれません。


本来、もらえたはずの給料の3分の2しか、

支給されませんが、それでも

当座の暮らしには助かりますし、やっぱり、

もらえないよりは、もらえるほうがいいですからね。


本当は、痛風で「傷病手当金」をもらうよりも、

痛風発作なんか出なくて、

元気に仕事できるほうがいいのですが。


2022年7月24日日曜日

ボルタレン座薬 痛風

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◆ 痛風 ボルタレンサポ

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「ボルタレンサポ」というのは、座薬です。

痛み止めの薬です。


座薬というのは、お尻の穴から入れる薬剤。

昔、はじめて処方されたとき、知らなくて、

もう少しで口から飲んでしまうところでした。


どうも・・形が妙なので、これは

たぶん・・・違うぞ、と。

おそらく・・これは・・飲むのではないぞ、と。


あぶない。

危ない。

知らないということは、恐ろしいことです。


内服薬と、どう違うのか・・というと、

お尻から入れるだけに直腸へ直接吸収されるので、

効き目が早いってこと。

普通の鎮痛消炎剤よりも、早く効果が現れる、

ということです。


ただでさえ、ボルタレンはロキソニンより効果の強い

消炎鎮痛剤ですからね。


でも、本来、ボルタレンという痛み止めの薬は、

鎮痛効果が高いせいか、病院の処方箋無しでは

入手できません。

一般の薬局では市販されていない薬なんです。


では、忙しくて病院に通う時間もない人には

入手絶望か、というと、そうでもないのです。

国内では購入できなくても、海外製造の薬なら

個人輸入代行業者から購入できますから。

(ただし、転売や譲渡は駄目)


で・・・

このボルタレンサポ(座薬)には、3種類あるのです。


3種類?


「ボルタレンサポ(座薬) 25mg」

「ボルタレンサポ(座薬) 50mg」

「ボルタレンサポ(座薬)100mg」の3つ。


どう違うの?

どれがいいの?


この「25mg」「50mg」「100mg」の違いですが、

単純に多いほうが効果的、と考えられます。

最強なのは「ボルタレンサポ 100mg」でしょう。


ですが、一般的に、

ボルタレンの1日の許容限度量は、100mgが限界、

とも言われているので、1日1回使用しただけで、

「ボルタレンサポ 100mg」は、

もう限度量に到達してしまいます。

つまり、翌日まで、もう使用できないってこと。


その点、「ボルタレンサポ 50mg」なら半分ですし、

「ボルタレンサポ 25mg」ですと、

4分の1に過ぎません。


本来は処方薬なので、

病院で医師の指導の下に使用するものなのですが。

自分で使う場合、やっぱり、最初は

「ボルタレンサポ 25mg」かな、とも思います。

様子見、というか。

「ボルタレンサポ 100mg」は

強力すぎる鎮痛剤ですからね。


痛風の場合、強いストレスでも尿酸値が上がりますし、

また、心配や不安が尿酸値に悪影響を及ぼすことも

あるようです。


長年、尿酸値が高いことによって、少しずつ

腎臓に尿酸結晶が溜まってきたりして、

腎機能が低下する場合もあります。


東洋医学では、腎臓の機能が低下してくると

「不安・恐れ」を感じるようになったり、

悲観的なことばかり考えたり、言うことが

ネガティブなことばかり言うそうです。


まあ、そうじゃなくても、いつ発症するか、

わからないのが痛風発作ですからね。

腎機能低下とかじゃなくても、痛風発作は心配ですよ!


そこで、「ボルタレンサポ 100mg」を買い置きしておく、

というのも一つの手です。

冷蔵庫に保存する、とかね。


いざというときの保険のようなものです。

痛風発作が出なきゃ、使うことはないでしょうし、

もし、痛風が出なくても、いざとなったら、

冷蔵庫にボルタレンサポがあるぞ、と思うだけでも

心強いですからね。

2022年7月23日土曜日

痛風 ボルタレンより強力な薬

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◆ 痛風 ボルタレンより強力な痛み止めの薬は、ないの?

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痛風発作の鎮痛消炎剤といえば、ロキソニンが一般的です。


ところが、痛風発作は強烈すぎる痛みなので、

痛風発作のピーク時(発症後4~6日目くらい)は

実感として、あまり効きません。

ちょっと緩和したかな、という程度。


痛いよう!

もっと強力な痛み止めの薬は、ないの!?


そこで登場するのがボルタレン。

ロキソニンは、一般の薬局でも市販されているのに対して、

ボルタレンは処方薬です。

つまり、病院で医師の処方箋がなければ入手できない

薬のこと。

このことからでも、ロキソニンよりもボルタレンの方が

強力な消炎鎮痛剤だと、わかります。


ですが!

このボルタレンですら、あまり効かない!

と思うくらい激烈な痛みのときがあるんです。

痛風発作は毎回 同じ程度の痛みではなく、

比較的マシなときと、強烈な・・あまりにも

強烈な痛みのときがあるのです。

歩けないどころか、じっとしていても痛い。

痛くて痛くて、とても眠れない!


もっと強力な痛み止めの薬は、ないの!?


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◇ 痛風 プレドニゾロン

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「プレドニゾロン」ってのは、

最強クラスの鎮痛消炎剤です。


どんな激烈な痛風発作の痛みも、

たちまち抑え込んでしまうでしょう、

といっても過言でないくらい強力な痛み止めの薬。


でもね。

甘い話には裏がある、じゃないですが、

この「プレドニゾロン」の使用は

要注意すべきかもしれません。


つまりね。

この「プレドニゾロン」という薬は、

副腎皮質ホルモン剤なんですよ・・・・・


本来、病院で処方してもらって、医師の指導どおりに

服用すべき薬です。

痛風がいくら痛いからといって、勝手に飲むような種類の

薬ではないのかもしれません。


どうしても飲むなら、決して長期使用はしないこと。

痛みが緩和したら、もう使用はやめて、

ロキソニンやボルタレンに切り替えること。

絶対に痛みが緩和してからも、

ずっと使い過ぎないように!


なんで?


そんなに効果がある薬なら、ずっと飲んでいたら、

痛みともオサラバなんでしょ?


確かに効果は高いでしょう。

でも、副作用も心配、という話なんです。


そもそも、副腎皮質ホルモン剤とは何か。


人間の内臓で、腎臓の上に

「副腎」という小さな臓器があります。

腎に“副”がついているので、サブ的なものだろう、

と誰もが、その存在を軽くみますが、

どうしてどうして。


非常に重要な臓器なんです。

また、痛風にも大いに関係がある臓器でもあります。


人間の内臓はストレスに弱く、

(強いストレスを受けると尿酸値も上がります)

内臓がダメージを受けてしまうのです。


ですが、内臓がダメージを受けないように、

副腎から「抗ストレスホルモン」を分泌します。


その「抗ストレスホルモン」のおかげで、

複雑な人間社会でストレスを受けても、内蔵は

ダメージを受けずに守られるのです。


その、副腎から出される「抗ストレスホルモン」が

すなわち、「副腎皮質ホルモン」。


また、副腎は免疫に関係していて、

体内の病気を治したり、そういう方面にも

効果を発揮します。


ところが!


外部から、治療薬として

「副腎皮質ホルモン剤」を投与すると、

どうなるのか。


副腎がね。

ラクを覚えてしまうのですよ。


つまり、自分があくせく働かなくても、

外部から「副腎皮質ホルモン剤」が入ってきたら、

ああ、大丈夫。

あいつらが、代わりに活躍してくれるから、と。


というわけで、副腎が重要な機能である、

「副腎皮質ホルモン」を分泌しなくなるのです。


その結果、どうなるの?


つまり、病気に「自分で」立ち向かう力が

なくなってしまうわけです。

だって、「副腎皮質ホルモン」を

分泌しなくなるんですから。


ということは?


「副腎皮質ホルモン剤」無しでは、

やっていけなくなる、

というわけで。


怖いでしょ?


だから、「副腎皮質ホルモン剤」は、

病院で医師の指導の元に服用する薬だ、ってのは、

そういうことなんです。


入手するだけなら、

個人輸入代行業者から

「プレドニゾロン」を通販で購入できますが、

もし、使うなら、くれぐれも要注意です。


つまり、長期使用はしないこと。

絶対にしないこと。


絶対の絶対にしないこと。


激烈だった痛風発作の痛みが、ある程度、

痛くなくなったら、

もう「プレドニゾロン」の使用はやめて、

ロキソニンやボルタレンに切り替えること、です。


2022年7月22日金曜日

鰻 プリン体

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◆ うなぎ プリン体

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痛風の人が気になるプリン体ですが、

ウナギのプリン体の含有量は、どうなのか。

多いのか、少ないのか。


鰻のプリン体含量は、

100g中に、およそ90mg程度です。


そんなこと言われても、多いのか少ないのか、

ピンと きませんね。

これは、魚としては、

ウナギのプリン体は少ないほうでしょう。

カツオやマグロが、

100g中に、およそ150~200mg程度ですから。

かつお節なんて、

100g中に、およそ500mgもありますしね!


ただ、これね。

数字のマジックというか、単に比較してみて、

プリン体が多いとか少ないとか

比べてしまいがちですけど、

たとえば、さっきの話のカツオ節。


100g中に500mg、とか言いますけど、

かつお節を100グラムも食べますか?


カツオ(タタキとか)を100g食べることはあっても、

かつお節を100gも食べる人は、あまり

いないでしょう。

どっちかというと、

かつお節は、冷やっことか、たこ焼きとかに

振り掛ける、サブ的なポジションですからね。


・・・って、かつお節の話なんか、どうでもいいや。

鰻の話の続き。


でね。

うなぎを100g以上食べるってことは、

普通にあるでしょう。

いえ、うな重、鰻丼とかならば、

もっとパクパク食べることも あるかもね。


でもね。

土用の丑の日とかは、鰻をおいしくいただていても、

そう、日常、ウナギばかり食べないでしょう。


普段、カツオやマグロやイワシやサンマを

しょっちゅう食べる人はいても、ウナギを毎日

食べる人は少ないのでは?


近年では、養殖もの、とか。

外国(中国?)からの輸入物のウナギとかも

スーパーとか店頭に陳列されているので、

食卓に並ぶことも増えてきたかもしれませんが、

それでもね。

たいていの人は、たまにウナギの蒲焼を食べる、あるいは

年に何度か、鰻重、うな丼を食べる・・・くらいなのでは?


痛風の人は、ついつい、尿酸値が気になるせいか、

プリン体の含有量とかに

ナーバスになってしまいがちですが、

鰻を頻繁に食べる機会がないなら、そんなに

心配することもないと思います。


痛風が出たら、どうしよう、とか。

尿酸値が、また上がるんじゃないか、とか。


つまりね。

たまに食べる鰻丼、鰻重

(あるいは、ウナギの蒲焼)のときくらい、

いくら痛風だからって、プリン体とか

そんなに気にせずに、おいしく食べましょうよ、

という話。


痛風に人なら、プリン体なんか気にしない・・よりも、

多少は注意したほうが良いとは思いますが、

あまり気にしすぎると、もう食べ物の種類が

なくなってしまいます。


ウナギのプリン体は、そんなに少なくはないですが、

かといって、プリン体が多い、というほどのレベルでも

ありませんしね。


鰻丼は、おいしいぞ!