2023年11月1日水曜日

冬場の下半身の冷えに気をつける

冬が近づいてきています。

水道の水がだんだん冷たくなってきました。

こうなってくると、

もう水の温度は元に戻りませんよね。

暑かった夏が懐かしいです。

夏は冬になればいいと思っていたのに、

勝手なもので。


さて、冬になると、

特に「体が冷える」季節でもあります。


「すべての体の不調は、体の冷えからくる」

という人もいるくらい、

「体の冷え」というものは怖いです。

体というのは、温めなきゃならんのです。

冷えると健康上、望ましくないのです。

特に、痛風体質の人は、

体温をあげて腎機能を高めていきたいです。


具体的にどうするのか?


お風呂にゆっくり入る。

足首を冷やさない。

温かいものを飲む(食べる)。

よく眠る。

体を動かす。

・・など。


で、なんで腎臓なのか?

気になるのは、痛風なのに、どうして腎臓?


「体の冷え」、特に

「下半身の冷え」は内臓にも影響を与えます。

つまり、臓器の血流も低下させてしまうのです。


内臓にはバンバンと新しい血液が送られて、

活発に活動して欲しいですよね。

ところが、「冷え」によるれ血流低下で血行が悪くなると、

内臓の機能までも低下してしまいます。


特に腎臓の血行が悪くなってしまうと、

水分代謝機能も低下してしまいます。

と、いうことは

尿酸が尿と一緒に排泄されるチカラも落ちてしまう、と。


昔から言うでしょう?

「お腹を冷やさないように」って。

子供の頃、よく腹巻をしませんでしたか?

私の場合、大人になったら腹巻は止めてしまいましたが、

お腹を冷やさない、ということは大切なんです。


腹巻がコロコロして好きじゃない人は、

1枚多いめにセーターとかを着るとかして、

お腹を冷やさないように気をつけたらよいと思います。


ちょっと傍目には、太って見えるからもしれませんが、

見かけを気にするより、

名より実を取るべきのような気がします。


冬場は、汗をかく機会も少ないので、

尿酸値も夏場ほどは上昇しにくく、よって

痛風発作もあまり出ない季節です。

が、油断しているとヒドイ目に遭うのは、

いつもの通り。

苦しむのは自分ですので、

年末年始の暴飲暴食に気をつけるとともに、

体の「冷え」にも気をつけるのが良いと思います。


あと、歩くなどの運動で、下半身の筋肉を増加させると

血流もよくなって、体温を上げる効果が見込まれます。

寒い時期は、あまり動きたくないですけどね。

でも、動くと体が温まるので、

天然の暖房みたいなものですから、

しっかり運動するのが望ましいです。


私も例年、手足などの末端が冷えてしまうのですが、

今年こそは・・と考えています。

いろいろと対策を講じているので、今年は

温かい手足になるぞ、と。


さあ、うまくいくでしょうかね?


痛風の人は、リュウマチにならない?

痛風とリュウマチは全然違う病気です。

似ているのは、どちらも関節が痛い、

ということだけ。


リュウマチというのは、そもそも

東洋医学(漢方)では、小腸系の病気なのです。

つまり、小腸が弱い人がなるんです。


手の小指の付け根から、

2~3センチくらい下に下がった箇所、

少し窪んでいる場所があるのですが、

そこは小腸のツボなんです。

リュウマチの人がソコを押さえると、

かなり痛いハズです。


胃腸の弱い人がリュウマチになります。

たぶん、生まれつきなのでしょう。


逆に痛風体質の人は、そういう病気にはなりません。

生まれつき、胃腸が丈夫な「高吸収体質」ですから。

リュウマチの体質の人とは、相反する体質なのです。


そのまた逆に、リュウマチの人は痛風になりませんからね。

絶対ならないかどうかはわかりませんが、

私の知る限りでは、そんな人は聞いたことがないです。

知らないだけかもしれませんが。


そう考えると、持って生まれた体質、遺伝というのは

大きな要因です。


昔、知り合いの薬局の経営者に

『人間、生まれたときから、将来、どんな病気になるか、

もう決まっている』

・・・と言われたことがあります。


なんてこと言うの。

当時、私はその意見に全く賛成できず、

反発したのを覚えています。


・・が。

あれから、数十年。

現実の私自身は、父親の罹病(りびょう)した

同じ道筋を辿っていますからね。

血は争えない、ということでしょうか。


あとは、自分が生活習慣に気をつけて改善して、

決められた(?)ルートに精一杯、逆らってやります。


ええ、そうですとも。


痛風改善のツボ

ツボというのは、体の各部の反射鏡のことです。


人間には、体の表面、あらゆるところにツボがあり、

体の不調とともに、その内臓の負担が

かかっているツボの箇所が

硬くなっていたり、こっていたり、

痛くなっていたりします。


人間の体を開いて、

内臓をほぐしたり揉んだりするわけにはいかないので、

そのツボを揉んだりして刺激します。

不思議なことに、その反射鏡であるツボは

各内臓と密接に関連していて、

そのツボがほぐれてくると、

その通じている内臓も改善していく、

ということです。


西洋医学には全くない、考え方ですね。

っていうか、お偉い先生方は、

こういうものを見下している、というか、

全く効果がないように考えているような気がします。

まあ、どうでもいいですが。


いつも思うのですが、

西洋医学と東洋医学との両方の良いところを

取り入れた“総合医学

(造語。そんなものがあるのかどうかは知らない)”

のようなものが、もっと広まって

発展していったらいいのになあ、と思います。


さて、そんなことより。

手軽にできる、痛風改善のツボ。

誰にでもカンタンに、いつでもドコでもできる、

痛風のツボとは、どこなのでしょうか?


これは有名な方法なので、

知っておられる方もいると思いますが、

[爪(つめ)を揉む]という手法です。


この『爪もみ』というのは、爪そのものを揉むのではなく、

手や足の5本の指、それぞれの爪の付け根、生え際の辺りを

揉むのです。


爪の付け根には、神経が密集しています。

ここを揉んでやるとことで、血行がよくなり、

自律神経に伝達され、低体温が改善されていきます。


5本の指、全てを10秒~20秒くらい、揉みます。


手も足も揉めば良いのですが、

私は足は揉んでいません。

足も揉めば良いとは思うのですが、

手の方は、いつでもドコでも手軽にできるので。


ちなみに、特に痛風のツボは「小指」です。


小指の爪の付け根、生え際の辺りを揉んでみてください。

かなり、痛いのではないでしょうか?


他の指の付け根、生え際の辺りも揉んでみてください。

それほど痛くないのではないでしょうか?


つまり、その痛いところが、

自分の弱点なのです。


ただ、小指が痛風に関連があるといって、

小指の爪の付け根ばかりを揉むのではなく、

5本の指すべてを揉むのが望ましいです。


これは血液中の白血球の量を増やし、

体の免疫そのものを向上させる効果が見込めます。


はじめのうちは、

『爪もみ』は痛いと感じるかもしれませんが、

継続して毎日続けているうちに、

良い効果が出てくると思います。

私も最近、はじめたところなのですが、

自分の免疫力を高めるためにも、痛風改善のためにも

続けていこうと考えています。


痛風 運動は必要です

運動というものは、どうしても必要になってきます。

あ・・痛風の話ですけどね。


痛風の改善法、痛風対策といえば、

プリン体摂取制限が有名ですが、

運動療法、というものも、やはり欠かせません。


そもそも、痛風といえば、足が痛くなければそれで良い、

みたいなイメージがありますが、そうじゃないですよね。


とにかく、何のために、

こんなやりたくもないことをやるのか。

食事制限とか、飲酒制限とか、運動しろ、とか。

あ。

運動は好きな人もいるので、そうとは限りませんが。


つまり、みんな、究極のところ、

長生きするためだと思うのです。

痛風発作を発症させないことは、もちろん大切ですけど、

痛風による合併症などをなるべく起こさないようにして、

少しでも一日でも長生きしたいから、と思うのです。


まあ、人それぞれですけど、私の場合は、そう考えています。


そういうふうに考えていくと、尿酸値を下げるのは

もちろん最重要項目かもしれませんが、

血管がダメにならない、とか、

脳梗塞にならないように、とか、

糖尿病にならないように、とか。

どれも順位をつけられないくらい、

大事なことだという気がするのです。


そのための第一歩として、やはり運動です。

運動療法といえば、なんか堅苦しいですが、

日常に運動を取り入れるだけです。


仕事が物凄く忙しい人も多いでしょうし、

運動そのものが嫌いな人もいるでしょう。

運動する時間なんて、

まったく取れない人もいるかもしれません。


ですが、ほんのちょっと気をつけるだけで・・

たとえば、エレベーターやエスカレーターをやめて、

階段を上るとか。

電車の中では、座らずに立つようにする、とか。

ささやかなことでもいいんです。

それも、運動といえば、運動です。


小さなことの積み重ねですが、

10年後には大きな差となってくるように

思うのです。


特に太腿の筋肉は、人間の体の部位の中では、

最大級の筋肉量を誇りますから、

これを維持するだけで、一日の代謝も違ってきますので、

ひいては肥満防止に役立ってくれます。


痛風、といえば「食事」という感じではありますが、

運動すれば、お腹が減りますし、

食事で摂取するカロリーを消費しますし、

「食事」と「運動」は密接につながっています。


逆に、運動ナシで、運動を一切しないで

痛風を改善させるのは、困難です。


「食事」と「運動」の両方を同時に留意することで、

少しずつ痛風を改善していけるのではないか、

と思っています。



痛風 ストレスが原因で こんなことに!?

痛風の原因といえば、

まず、まっさきに「遺伝・体質」。


それから、食生活の乱れ。

たとえば、肉を食べ過ぎて野菜が少ない、とか。


さらに運動不足。

それに伴う、肥満。

そして、内臓脂肪の増加。

結果として、尿酸値の上昇。


上記の三項目のうちでも、特に「食生活」。

中でも“プリン体”を多く含む食品の取り過ぎ・・・

が、痛風に原因として有名なところです。


ですが、それ以外に、痛風に

大きな影響を及ぼす要因があるのです。


それが「ストレス」。


ストレスは痛風の・・というより、

もはや、万病の原因といっても過言ではありません。


なんで、ストレスが痛風と関係あるのか?

っていうか、ストレスが、どう痛風に影響するのか?


「ストレス」というものは、自律神経に影響を与えて、

自律神経の乱れに繋がります。


自律神経というのは、脳が意識しないでも、

勝手に肉体を司る神経のこと。

たとえば、心臓とかは、起きていても寝ていても

勝手に動くでしょう?

止まってしまったら困りますしね。

食事を食べたら、胃から消化液が出るのは、

当人が、脳が、指令を出しているわけではありません。

勝手に出る・・というのは、

自律神経の支配下にあるわけです。


で、強いストレスを受けると、

この自律神経の乱れが起ります。


具体的には、どういうことが起るのか?


精神的な、極度の緊張によって、

イライラ・不眠・食欲不振・肩こりなど。


これらが起るというのは、体の内部・内面では

どうなっているのでしょうか。


強いストレスを受けて、自律神経が乱れると、

体内の血管が収縮します。

また、これにより、血流が良くなくなり、

血のめぐりが悪くなります。


血流が悪くなると、新陳代謝も低下したり、

ロクなことがありません。

手足も冷えて、低体温になっていきます。

こうなると、免疫も低下してきて、

風邪などの病気にもなりやすくなります。

ああ、なにひとつ、いいことはありません。


体の内部には、発生する「活性酸素」というものを

消す働きがあります。

活性酸素というのは、酸化することによって

組織を破壊する、やっかいなモノです。


従来なら、体内には、

この活性酸素をうち消すチカラがあるのですが、

免疫が低下していると、

この打ち消すチカラも弱まります。


すると、活性酸素が活発化して、

打ち消すチカラよりも強くなり、

組織破壊が進むのです。

最悪、癌の元凶になったりする場合もあります。


ストレスを起因とする、これらの要因により、

痛風や糖尿病、甲状腺異常、胃潰瘍、白内障などが

発症するそうです。


う~ん・・たかが、ストレスと侮れませんね。


ストレスをあまり軽く見ない方がいいかもしれません。

体調がどんどん悪くなってしまわないうちに、

本気でストレス対策を考えた方が良いかもしれませんね。


私も、ストレスを強く受けやすいタイプなので、

もう少し真剣に対策を考えてみます。


痛風発作の体へのダメージ

 痛風発作というのは、アレルギーの一種でもあるんです。


え?

そんな話、聞いたことない?

でも、本当なのですよ。


アレルギーといっても、

アトピーのようなものとは少し違っていて、

急性関節炎は、狭義の意味ではアレルギー反応といえます。

で、一度、痛風発作が発症すると、クセになりやすく、

また再発しやすくなります。


かといって、痛風発作の原因は、

やはり尿酸が体内の関節などに沈着して

(つまり尿酸値が高い)、

たまり過ぎた尿酸結晶が剥がれおちたとき、

白血球がそれを異物と認識して攻撃する、そのときに

激痛の元になる物質が生じる・・

ということには、変わりはないのですけどね。


で。

実はいったん、痛風発作を起こしてしまうと、

毎回毎回、内臓に対するダメージがあります。

それは個人差があるのでしょうけど、

内臓自体が悪くなってしまうような致命的なものではなく、

内臓に負担がかかってしまうことによる、ダメージです。

少し体調が悪くなる程度です。

本人が気がつかないくらいです。


このダメージは比較的、すぐに回復しますが、

痛風発作が体(内臓)に与える影響は

少なからずある、のです。

わずかとはいえ、確実に体調・体力は落ちます。


あと、私の場合、

痛風発作の激痛が起ると、

消炎鎮痛剤(いわゆる、痛み止め)を服用するので、

余計、内臓にダメージがあるのかもしれません。


消炎鎮痛剤の使用限度は

「3日間が限界」といわれています。


これは、痛み止めという薬の性質が、

血管を収縮させて(細くして)、

血流を悪くさせる作用があるからなのです。


血流が悪くなると、いうことは患部にも

血液が流れにくくなり、

剥がれた尿酸結晶を攻撃する白血球も中々、

行きとどかなくなるので、

痛みも軽くなる、という理屈なのです。


ところが、血液には栄養分を乗せて運ぶ、

という大切な働きがあり、

血管が狭くなり、血流が悪くなる、ということが

健康にとって、体にとって、内臓にとって、

良いワケはありません。


この「3日間が限界」という考え方は、

東洋医学のものです。

西洋医学では、

そんなことは言いません、聞いたことがありません。


ですが、西洋医学では、患者の苦痛を軽減することを

最大限に尊重するので、間違っているとも言えません。

むしろ、大多数の人々はこれが正しいと思うでしょうね。


私自身は、どうなのかというと、

痛み止めは、たいてい、3日間以上飲みます。

痛風発作が極度のときは、

たった3日でピークが治まることは稀だからです。


ですので、知識として

「消炎鎮痛剤の使用は3日が限界説」を知っていても、

そのとおり、あまり守っていません。

なんといっても、痛風発作は痛いですから。

ハンパじゃなく、痛いですから。


でも、なるべくなら、飲みたくない、最小限にしたい、

とは思っています。