痛風とリュウマチは全然違う病気です。
似ているのは、どちらも関節が痛い、
ということだけ。
リュウマチというのは、そもそも
東洋医学(漢方)では、小腸系の病気なのです。
つまり、小腸が弱い人がなるんです。
手の小指の付け根から、
2~3センチくらい下に下がった箇所、
少し窪んでいる場所があるのですが、
そこは小腸のツボなんです。
リュウマチの人がソコを押さえると、
かなり痛いハズです。
胃腸の弱い人がリュウマチになります。
たぶん、生まれつきなのでしょう。
逆に痛風体質の人は、そういう病気にはなりません。
生まれつき、胃腸が丈夫な「高吸収体質」ですから。
リュウマチの体質の人とは、相反する体質なのです。
そのまた逆に、リュウマチの人は痛風になりませんからね。
絶対ならないかどうかはわかりませんが、
私の知る限りでは、そんな人は聞いたことがないです。
知らないだけかもしれませんが。
そう考えると、持って生まれた体質、遺伝というのは
大きな要因です。
昔、知り合いの薬局の経営者に
『人間、生まれたときから、将来、どんな病気になるか、
もう決まっている』
・・・と言われたことがあります。
なんてこと言うの。
当時、私はその意見に全く賛成できず、
反発したのを覚えています。
・・が。
あれから、数十年。
現実の私自身は、父親の罹病(りびょう)した
同じ道筋を辿っていますからね。
血は争えない、ということでしょうか。
あとは、自分が生活習慣に気をつけて改善して、
決められた(?)ルートに精一杯、逆らってやります。
ええ、そうですとも。