ツボというのは、体の各部の反射鏡のことです。
人間には、体の表面、あらゆるところにツボがあり、
体の不調とともに、その内臓の負担が
かかっているツボの箇所が
硬くなっていたり、こっていたり、
痛くなっていたりします。
人間の体を開いて、
内臓をほぐしたり揉んだりするわけにはいかないので、
そのツボを揉んだりして刺激します。
不思議なことに、その反射鏡であるツボは
各内臓と密接に関連していて、
そのツボがほぐれてくると、
その通じている内臓も改善していく、
ということです。
西洋医学には全くない、考え方ですね。
っていうか、お偉い先生方は、
こういうものを見下している、というか、
全く効果がないように考えているような気がします。
まあ、どうでもいいですが。
いつも思うのですが、
西洋医学と東洋医学との両方の良いところを
取り入れた“総合医学
(造語。そんなものがあるのかどうかは知らない)”
のようなものが、もっと広まって
発展していったらいいのになあ、と思います。
さて、そんなことより。
手軽にできる、痛風改善のツボ。
誰にでもカンタンに、いつでもドコでもできる、
痛風のツボとは、どこなのでしょうか?
これは有名な方法なので、
知っておられる方もいると思いますが、
[爪(つめ)を揉む]という手法です。
この『爪もみ』というのは、爪そのものを揉むのではなく、
手や足の5本の指、それぞれの爪の付け根、生え際の辺りを
揉むのです。
爪の付け根には、神経が密集しています。
ここを揉んでやるとことで、血行がよくなり、
自律神経に伝達され、低体温が改善されていきます。
5本の指、全てを10秒~20秒くらい、揉みます。
手も足も揉めば良いのですが、
私は足は揉んでいません。
足も揉めば良いとは思うのですが、
手の方は、いつでもドコでも手軽にできるので。
ちなみに、特に痛風のツボは「小指」です。
小指の爪の付け根、生え際の辺りを揉んでみてください。
かなり、痛いのではないでしょうか?
他の指の付け根、生え際の辺りも揉んでみてください。
それほど痛くないのではないでしょうか?
つまり、その痛いところが、
自分の弱点なのです。
ただ、小指が痛風に関連があるといって、
小指の爪の付け根ばかりを揉むのではなく、
5本の指すべてを揉むのが望ましいです。
これは血液中の白血球の量を増やし、
体の免疫そのものを向上させる効果が見込めます。
はじめのうちは、
『爪もみ』は痛いと感じるかもしれませんが、
継続して毎日続けているうちに、
良い効果が出てくると思います。
私も最近、はじめたところなのですが、
自分の免疫力を高めるためにも、痛風改善のためにも
続けていこうと考えています。