2023年11月1日水曜日

痛風 運動は必要です

運動というものは、どうしても必要になってきます。

あ・・痛風の話ですけどね。


痛風の改善法、痛風対策といえば、

プリン体摂取制限が有名ですが、

運動療法、というものも、やはり欠かせません。


そもそも、痛風といえば、足が痛くなければそれで良い、

みたいなイメージがありますが、そうじゃないですよね。


とにかく、何のために、

こんなやりたくもないことをやるのか。

食事制限とか、飲酒制限とか、運動しろ、とか。

あ。

運動は好きな人もいるので、そうとは限りませんが。


つまり、みんな、究極のところ、

長生きするためだと思うのです。

痛風発作を発症させないことは、もちろん大切ですけど、

痛風による合併症などをなるべく起こさないようにして、

少しでも一日でも長生きしたいから、と思うのです。


まあ、人それぞれですけど、私の場合は、そう考えています。


そういうふうに考えていくと、尿酸値を下げるのは

もちろん最重要項目かもしれませんが、

血管がダメにならない、とか、

脳梗塞にならないように、とか、

糖尿病にならないように、とか。

どれも順位をつけられないくらい、

大事なことだという気がするのです。


そのための第一歩として、やはり運動です。

運動療法といえば、なんか堅苦しいですが、

日常に運動を取り入れるだけです。


仕事が物凄く忙しい人も多いでしょうし、

運動そのものが嫌いな人もいるでしょう。

運動する時間なんて、

まったく取れない人もいるかもしれません。


ですが、ほんのちょっと気をつけるだけで・・

たとえば、エレベーターやエスカレーターをやめて、

階段を上るとか。

電車の中では、座らずに立つようにする、とか。

ささやかなことでもいいんです。

それも、運動といえば、運動です。


小さなことの積み重ねですが、

10年後には大きな差となってくるように

思うのです。


特に太腿の筋肉は、人間の体の部位の中では、

最大級の筋肉量を誇りますから、

これを維持するだけで、一日の代謝も違ってきますので、

ひいては肥満防止に役立ってくれます。


痛風、といえば「食事」という感じではありますが、

運動すれば、お腹が減りますし、

食事で摂取するカロリーを消費しますし、

「食事」と「運動」は密接につながっています。


逆に、運動ナシで、運動を一切しないで

痛風を改善させるのは、困難です。


「食事」と「運動」の両方を同時に留意することで、

少しずつ痛風を改善していけるのではないか、

と思っています。