2022年5月1日日曜日

アンセリンの過剰摂取

マグロやカツオは、長距離を

高速で泳げる能力を持っています。

疲れ知らずで泳ぎ続けるのはなぜか、

研究を行ったところ、

筋肉中に含まれるアンセリンが

関係していることがわかりました。


アンセリンは

さまざまな健康・美容効果があるのではないか

ということで、研究が行われています。

魚からアンセリンを抽出して行った研究結果によると、

抗疲労作用のあることがわかっています。

このため、マグロやカツオな長時間連続して泳いでも

疲れが残りにくいわけです。


その他、近年になって注目されている能力に、

尿酸値を降下させる作用があります。


アンセリンには、HPRTという再利用酵素の量を

増やす効果があります。

プリン体が体内で産生すると分解され、

その副産物として尿酸が産まれます。

尿酸が過剰に体内に溜まると、

痛風という足の関節をはじめとして

起きる激痛の原因となります。


HPRTには、プリン体を再合成する作用があるので

尿酸の産生量を減少させます。

その他にも、LDHという乳酸の代謝を

促す酵素の量も増やします。

乳酸が体内から除去されると、

尿酸の排泄機能が向上します。

尿酸を生み出しにくくし、排出を促すことで

尿酸値を低下させ、痛風発作のリスクを低減できます。


最近ではアンセリンの配合されているサプリメントも

販売されていて、痛風対策をする人たちの間で

注目されています。


このアンセリンは、スポーツ用サプリメントや

健康食品として販売されています。

ただし特定保健用食品としての許可例はありません。

このため、どの程度の摂取をすればいいのか

に関する明確な基準は設けられていません。


しかしアンセリンは、マグロやカツオ、

渡り鳥の骨格筋の中に多く含まれている成分です。

私たち人間の骨格筋の中に、

マグロやカツオほどではないものの、

含まれている成分でもあります。


自分たちの体内に含まれ、

マグロやカツオのような食事で

普通に出される食料から抽出される成分なので、

摂取しても基本的に問題ないと考えられています。


ただし、特に過剰摂取をすると

何らかの健康被害が起きる可能性も否定はできません。

アンセリンに関して、まだ研究途上の段階なので

詳しい情報がはっきりとしていないからです。


特にサプリメントのような、

成分を凝縮しているようなものの場合、

ちょっと多めに摂取をしただけで

過剰摂取につながる恐れもあります。


そこで各メーカーで1日の目安摂取量を

それぞれ規定しているはずです。

この目安摂取量を超えない範囲で、

毎日摂取するように心がけるべきです。

よく多めに摂取すれば、その分

大きな効果が期待できるのではないか

と思う人もいますが、それは大きな誤解です。


市販されている成分の中には

過剰摂取するとかえって健康を害する成分も

あることを理解してください。

ただしあくまでも過剰摂取した場合のリスクなので、

守られた摂取量の範囲内で摂取すれば、

問題の起きる可能性は限りなく

ゼロに近いと思ってください。


ただ、妊娠中や授乳中の女性の場合、

胎児への影響ということも念頭に入れる必要があります。

まだ十分な科学的なデータがないという指摘する声もあって、

100%絶対に安全という保証はありません。

妊娠中や授乳中の女性がアンセリン配合のサプリメント

を摂取する場合には、念のため主治医に相談をすべきです。


摂取しても問題ないか、もし摂取しても問題ない

といわれたのであれば、用法に関して

注意すべきことはないか、アドバイスを受けましょう。

その他にもどの商品を購入するかも、

慎重に比較すべきです。

不純物が混ざっていないかどうか、

どのような製造過程で作られたサプリなのかを

注視してください。

安全性が十分確保されている商品と

思われるものを購入して、

安心して摂取できるように心がけるべきです。

田七人参&高麗人参

健康に効果の期待できるサプリメントは、

ドラッグストアや通販サイトで販売されています。

いろいろな成分が配合されていますが、

その中でも田七人参と呼ばれる成分の

配合されているサプリメントをしばしば見かけます。

しかし一般的には田七人参がどのような成分なのか、

あまり知られていないようです。


田七人参は、高麗人参の親戚に相当する植物です。

高麗人参というと、日本でも古くから

健康食品として食されてきました。

縁戚関係にあるということで、

田七人参にも高い薬効があります。


田七人参と高麗人参に共通しているのは、

サポニンと呼ばれる成分が含有されている所です。

サポニンは人参やゴボウのような

根菜系の野菜に多く含まれている成分で、

私たちにいろいろな健康効果をもたらしてくれます。


血液の浄化、免疫力を高める、疲労回復効果、

強壮効果など幅広い効能が期待されています。

高麗人参にも田七人参にもサポニンは

含まれているのですが、含有量が違います。

田七人参の方が圧倒的にサポニンの含有量は多いのです。

高麗人参の3~7倍のサポニンが含有しているといいます。


このため、高麗人参よりも田七人参の方が

効率的にサポニンを摂取できるわけです。

薬効を持つ人参の中では、王様的な存在が

田七人参と思ってください。


田七人参と高麗人参を比較するときに、

効能の違いに関しても注目をすべきです。

田七人参と高麗人参とでは、

真逆の効能を持っている所があります。


それは田七人参の場合、血管を拡張して

血圧を下げる効果がある反面、

高麗人参は血圧を上げてしまう作用があります。


このため、高血圧症の人が高麗人参を摂取してしまうと、

高血圧の症状が悪化する可能性があります。


高血圧症と診断されている人、高血圧にかかる

リスクが高いといわれる肥満体型の人は、

高麗人参の摂取には慎重であるべきです。

定期的に医者の診察を受けている人は、

高麗人参を摂取してもいいのか

主治医に一度相談した方がいいです。

田七人参の場合、血圧を下げる効果がありますので

高血圧症の人でも安心して摂取できます。

ただし低血圧症の人が日常的に摂取すると、

必要以上に血圧を下げてしまう可能性があるので

注意しないといけません。


高麗人参と比較すると、田七人参の方が

より広範囲にわたって効果が期待できるところも

魅力的です。

田七人参には、血糖値を低下させる働きがある

といわれています。


このため、日本人でもり患する人の増えている

糖尿病に対しても、一定の効果が期待できます。

糖尿病にかかると食事療法をしないといけないとか、

合併症の危険性が増すなどのデメリットが生じるので、

生活習慣が乱れ気味の人は早めに対処すべきです。


その他にも、肝機能を向上する働きがあります。

お酒を飲む機会が多い、お酒が好きという人も

田七人参は手放せないサプリメントになるはずです。


そして田七人参は、がんの予防や抑制にも

一定の効果が期待できるのではないかとして、

注目を集めています。

田七人参には、有機ゲルマニウムという成分が

配合されています。

この有機ゲルマニウムには、インターフェロンを

誘発する効果があるとみられています。

インターフェロンには抗がん作用があり、実際に

医療の世界でも治療の一環として使われています。


このように田七人参には、幅広い効能が

期待できるわけです。

田七人参の配合されているサプリメントは、

いろいろなメーカーから販売されています。

通販サイトで取り扱っていますので、気になる人は

インターネットで情報収集してみるのは

いかがですか?

どのような成分が含まれているのか、

製法はどうか、期待できる効果は何か、

商品によって微妙に異なります。

そこでしっかりと個々の商品の特徴を見極めて、

自分にはどれが合っているのかを検討してください。


2022年4月30日土曜日

アンセリン&安全性

ドラッグストアや通販サイトなどを見てみると、

いろいろなサプリメントが販売されています。

その中でも注目を集めつつある成分の中の一つに、

アンセリンがあります。


アンセリンは、特に2つの面で高い効果が期待できる

といわれています。


一つ目は、抗疲労効果です。

疲労感を抑制して、日々をエネルギッシュに

過ごしやすくなります。

臨床実験なども実施されていて、

アンセリンを服用した人は

疲労感が軽減されたという実証もなされています。


そしてもう一つの効果として、

尿酸値を下げる作用が注目されています。

すでに何度か実験が行われていて、

アンセリンを摂取して

2週間後には尿酸値の低下が確認されています。


尿酸値が7.0㎎/dl以上になると

高尿酸血症と診断され、激痛を伴うことで有名な

痛風発作の起きる可能性が高まります。

アンセリンを摂取する前は、高尿酸血症に達していた人も、

正常値まで下がったというデータもあるのです。


このアンセリンは、

マグロやカツオなどの筋肉に

多く含まれていることがわかっています。

マグロやカツオは、刺身など私たちも

食事でたびたび食べている食材です。

その中に含まれている成分ですから、

安全性という所では問題はありません。


しかしマグロやカツオだけを

疲労しにくい体にするためとか、

尿酸値を低下させるために

ずっと食べ続けるのは問題です。

アンセリンは摂取できても、

ほかの栄養分が摂取できず、

偏った栄養バランスになってしまいます。


そうすると、今度は他の病気に

罹患するリスクが高くなります。

さらに痛風の関係でいうと、

プリン体も気にする必要があります。

プリン体が体内に入ると分解され、その中で

尿酸が産みだされるからです。

マグロやカツオには

プリン体が多く含まれているので、

マグロやカツオを食べても

痛風予防という所では一長一短があるわけです。


そこでアンセリンを摂取したいのであれば、

サプリメントによる摂取が最もおすすめです。

サプリであれば、毎日摂取することも

さほど苦痛ではありません。


しかも1日数粒摂取するだけでも、

1日に必要なアンセリンの摂取量を

確保できるはずです。

サプリメントを摂取するときには、

メーカーがどのような製造方法で

販売しているかを確認することです。

アンセリン自体は危険性の高い成分でないことは、

上で紹介した通りです。


しかしサプリを製造する中で、

体に有害なものが混ざる可能性はあります。

たとえば、不純物を製造するときに混ぜていれば、

安全性に劣る商品である恐れが高まります。

そこで高濃度のサプリメントであるかどうかを

確認すべきです。


また、アンセリンサプリを

販売しているメーカーの中には、

安全性試験を行っている所もあります。

単回経口投与毒性試験や急性毒性試験、

復帰突然変異試験、

90日間反復投与毒性実験など短期的から

中長期的な摂取までもモニタリングして、

健康被害をもたらしていないかの

テストを行っています。


このような安全性の試験を数多く行っている

サプリであれば、安心して摂取できるはずです。

サプリメントは健康食品の一種なので、

即効性はありません。


このため、継続して摂取して徐々に

効果の出てくるものが多いです。

一定期間口の中に入れるものですから、

安全性の確保されている商品を選ぶように

心がけることが大事です。

メーカーのホームページなどで、

安全性試験の結果などを公表している所も

ありますので、購入する前に確認しておくべきです。


そして安全性の確認されているサプリメントでも、

過剰に摂取するのは避けた方がいいです。

たいていのサプリメントには、

1日の目安摂取量が何粒と

書かれていると思います。

この目安摂取量を大きく超えないように

飲む習慣をつけることも、

安全にアンセリンを体内に入れるために

大切なことです。

田七人参と肝臓

いろいろと健康食品やサプリメントが

販売されていますが、

その中の一つに田七人参があります。

少し聞きなれない名前と感じる人も

いるかもしれませんが、

中国雲南省原産の食物です。


中国では、昔から健康にいいものとして

食されてきました。

ウコギ科という種類に属する植物で、

朝鮮人参などと一緒の種類の食物になります。


なぜ田七人参が健康食品やサプリメントに

配合されるかというと、サポニンを

豊富に含んでいるからです。

田七人参の根には、3~8%程度の

サポニンが配合されています。

このサポニンの含有量は朝鮮人参の7倍、

薬用ニンジンの10倍以上の含有量に相当します。


サポニンには、体力増強の効果が期待されています。

心筋の酸素代謝を改善する効果の他には、

肝機能補強作用があります。


田七人参には、抗炎症や高校参加、

肝細胞保護作用、障害幹細胞再生促進作用がある

というデータも出ているほどです。

肝臓がウイルスなどに感染してしまうと、

肝炎を引き起こします。


田七人参にはこのウイルスに対する免疫力を高め、

血液を正常な状態に戻す力があります。

肝臓は血液を原料力としているので、

血液が改善すれば

肝臓の機能を改善できるわけです。


炎症をできるだけ広げないようにすることが、

肝炎治療の基本といいます。

もともと肝臓にはウイルスなどによって

破壊された細胞の再生力に優れた臓器といわれています。

炎症の拡大を抑えることができれば、

肝機能をより早く回復できる可能性が高いわけです。

田七人参のサポニンにはウイルスを破壊する力に

それほど優れているわけではありません。

しかし肝臓を正常な状態にいち早く戻し、

低下した肝機能を回復するためには

重要な役割を果たしていると考えられます。


中国には肝臓病の治療薬として、

片仔廣という医薬品があります。

中国だけでなく、世界中の医療の世界で

広く知られている医薬品ですが、

この85%を占める主成分が田七人参です。

これだけ見ても、いかに田七人参が

肝臓の修復に重要な役割を果たしているかが

推測できるのではありませんか?


田七人参の中にはほかにも、

有機ゲルマニウムという成分が含まれています。

この有機ゲルマニウムも、肝臓に対して

一定の効果が期待できるのではないかと、

注目を集めています。


肝臓病の治療の一環として、

インターフェロンという

治療アプローチがあるのをご存知でしょうか?


インターフェロンは、体内に感染している

ウイルスやがん細胞を排除する働きがあります。

有機ゲルマニウムには、このインターフェロンを

誘発する効果があるのではないか

と指摘されています。


実際、近年の研究によって田七人参には、

発がん予防作用や抗がん活性効果が

報告されています。

今後の医療界でも、より広い事例で

用いられる可能性の高い

有効成分になる可能性も秘めています。


また、田七人参にはフラボノイド化合物が

含まれています。

フラボノイド化合物には、

冠状動脈を拡張して心筋への血液の供給や

血管の弾力性を高めるという効果があります。

田七人参と縁戚関係にある朝鮮人参は健康食品として、

日本でも広く知られています。


しかし高麗人参の場合、高血圧症の人は

症状を悪化させる危険性があるので、

服用を控えるべきといわれています。


一方、田七人参は先ほど紹介した

フラボノイド化合物の力で、

血管を拡張し弾力を高める効果があります。

このため、高血圧症の人でも安心して

服用できると注目されているわけです。


通販サイトなどで田七人参の配合されている

サプリメントが、

いくつかのメーカーから販売されています。

お酒を飲む機会が多く、肝臓に

負担をかけているという自覚のある人、

肝炎が気になるという人は

田七人参のサプリメントを購入して、

摂取してみるのはいかがですか?


肝臓は沈黙の臓器といわれていて、

なかなか自覚症状が出ません。

ですから早めの対策が必要です。


2022年4月29日金曜日

アンセリンとプリン体

痛風は風にあたっても痛いと書くように、

発作が起きるととんでもない痛みを感じます。

親指の付け根をはじめとして

関節に起きる症状なのですが、あまりの痛みに

ほかのことが何もできなくなる人も多いです。


痛風の発作がなぜ起きるかというと、

尿酸が関係しています。

通常、尿酸は、血液の中に溶けているのですが、

何かの原因で尿酸の濃度が高まることがあります。


そうすると血液の中に十分

溶けきらなくなってしまって、尿酸が結晶化します。

結晶化した尿酸は関節に付着して、これを

異物と誤認した白血球が攻撃を仕掛け、

炎症を起こします。

その結果、痛風特有の激痛が走るわけです。


では尿酸が血液の中で

異常に高まる要因として何があるでしょうか?


その中で大きく関係しているのが、プリン体です。

プリン体が体内にあると、分解されます。

この分解の過程の中で副産物として出てくるのが、

尿酸です。

本来、尿酸は尿として排泄されるので、

一定量の産生であれば、

体内で過剰に増えることはありません。


しかし、もしプリン体が体内に多くあると、

その分、尿酸も多く産生してしまいます。

そうすると尿による排泄が追い付いていかなくなって、

尿酸値が高くなり痛風発作が起こりやすくなります。


プリン体が多く含まれる食材はいくつかあります。

動物のレバーや魚卵、魚の干物、ビールなどが

代表的です。


そこで昔から痛風対策として、

食事療法がおこなわれました。

プリン体の多く含まれている食べ物の摂取を

制限して、尿酸値を低くしようというものです。


しかし最近の研究結果で、

プリン体を多く含む食品の摂取を制限しても、

尿酸値低下の効果は限定的であることがわかりました。

というのも食物から摂取されるプリン体よりも、

体内の生命活動によって生成されるプリン体の方が

はるかに多いからです。


プリン体を多く含む食料品を食べないようにするのも、

一定の尿酸値低下の効果はあります。

しかし最近の結果では、プリン体を食べ物による制限をしても

尿酸値は1.0㎎/dl程度の低下にとどまることがわかっています。


そこで痛風対策をするためには、いかにして

プリン体を尿酸に変えないようにするかが

重要になってきています。

そのような新しい痛風治療や対策の

アプローチが注目されるようになって、

その有効性の期待されている成分にアンセリンがあります。


アンセリンを体内に入れると、

HPRTという物質の量を増やす働きのあることが

わかっています。

HPRTとは酵素の一種で、再利用酵素とも言われています。

先ほども紹介したようにプリン体が体内にあると分解され、

その過程の中で尿酸が産みだされます。


ところがプリン体が分解され尿酸になる前に、

もう一度プリン体に戻す働きがHPRTにはあります。

プリン体に戻すので、

尿酸が産みだされなくなるというわけです。


もう一つアンセリンには、

LDHと呼ばれる酵素の量を増やす役割もあります。

LDHとは尿酸脱水素酵素のことで、乳酸の代謝を高めます。

先ほど見たように、尿酸は尿として排泄されます。

ところが、肉体疲労や過度に飲酒をすることによって

乳酸が体内に多くあると、

この尿酸の排泄を抑制してしまうのです。


そこでアンセリンを摂取してLDHの量を増やせれば、

乳酸の代謝がどんどん進み、尿酸の排泄を

スムーズにできるわけです。


このようにアンセリンを摂取する習慣があれば、

尿酸が作られにくくかつ排泄されやすくなるので

尿酸値を低下しやすくなります。

アンセリンを摂取して、かつ

プリン体を多く含む食品の摂取を制限できれば、

尿酸値をより低下しやすくなります。

痛風はいったん発症すると、

完治が難しい病気といわれています。

食生活が乱れ気味の人は、

アンセリンのサプリを摂取するなどして

早めの痛風対策を心がけるのが良いと思います。


田七人参の飲み方

田七人参は医薬品ではなく、サプリメントです。

このため、飲んで

すぐに効果が現れるケースは少ないです。

長期の服用を念頭に入れて飲むことです。

田七人参の飲み方には、

医薬品のように特別なルールはありません。

毎日摂取できれば、食前でも食後でも構いません。


たとえば、仕事の合間の

ちょっとした時間を使って摂取してもいいです。

サプリメントタイプであれば、

水と一緒にどこでも摂取できます。

通常は、水と一緒に飲む方法が理想的です。

しかし田七人参のサプリメントの中には、

少し苦みのある商品もあるかもしれません。

その場合には、田七人参の飲み方にも

少し工夫をした方がいいです。


水と一緒に飲むときには、

はちみつを加えてみるといいでしょう。

そうすれば蜂蜜のまろやかな甘みが

田七人参を包み込むような感じになって、

スムーズに飲めるはずです。


また、夏場は冷やして飲んで、

冬場は温かいお湯で飲むことで飲みやすくなります。

その他には、牛乳と一緒に飲むという方法もあります。

牛乳が田七人参を

包み込んでくれるような感じになります。

苦みが苦手な人でも、飲みやすくなるはずです。

朝忙しくて朝食を抜きにしてしまう人はいませんか?

そのような人には、お勧めの飲み方です。

牛乳は腹持ちもいいので、午前中

空腹感にさいなまれることなく仕事に集中できます。


この田七人参は

錠剤やカプセルとして販売されているほかにも、

粉末状で販売されているケースもあります。

粉末状の田七人参飲み方には、さらに

いろいろなバリエーションが出てきます。


たとえば コーヒーや紅茶の中に、

田七人参の粉末を小さじで

1~2杯程度入れて混ぜて飲む方法も

インターネットなどで紹介されています。

特に、コーヒーと田七人参の相性は

いいといわれています。

砂糖やミルクを入れない

ブラックコーヒーの好きな人は、

田七人参のほろ苦い味わいと

マッチしておいしく飲めるといいます。

その他には、プレーンヨーグルトと

一緒にして食べる方法もあります。

ヨーグルトの中に田七人参を適量入れて

よくかき混ぜて食べてみてください。

さっぱりとしていて、

おいしく食べられるといいます。


そして田七人参を摂取するときには、

ある程度の期間をかけることを

忘れないでください。

どのくらいの期間で効果が出るかについては、

人によってかなり違いがあります。

早い人だと、飲み始めてから1~2週間で

効果が実感できたという人もいます。


しかし、これくらいの短期間で

効果を実感できる人は、まれだと思ってください。

一つの目安になるのは、3か月です。

3か月で、それぞれの抱える

いろいろな症状が改善された

という口コミが目立つからです。


なぜ3か月が目安になるかというと、

血液の入れ替えが関係しています。

血中の尿酸やコレステロール、中性脂肪を減少させ、

血液の浄化作用があるといわれています。

ちなみに私たちの血液の中でも、

赤血球は新しいものに生まれ変わる

サイクルを繰り返しています。

この赤血球が新しいものに生まれ変わるまでに、

120日前後必要といわれています。

このため、3~4か月くらい効果を実感するまでに

時間がかかるというわけです。

ですから、これから田七人参を購入して

健康対策をする場合には、

3か月は少なくとも

摂取するという気持ちで購入してください。


田七人参は天然由来の植物を原料にしています。

服用し続けたとしても医薬品のような

副作用の現れる可能性は限りなく低いです。

ですから長期摂取しても、健康被害などの

リスクを考える必要はありません。

ただし商品選びをする時には、

品質や製法をホームページなどで

チェックすることです。

安全に配慮して作られているかどうかを確認して、

安心して摂取できる商品を見つけてください。


2022年4月28日木曜日

痛風発作と夜間 

痛風発作は夜間に起きる事も多くあります。

特に夜中から明け方に発作が起きる事は

よくあるケースです。

周りの方も寝静まっており

病院も閉まっている時間帯のため、

痛風の痛みが発症してしまうと

しばらくの時間は自分で対処する必要が出てきます。


症状が発生する前には初期症状が見られる事が多いです。

足の指などにしびれを感じる事があり、

これが痛風発作が本格的に始まる前兆となっています。

ただし、単なるちょっとしたしびれではないか

と安易に考えてしまう方も多く、

そのまま放っておいて痛みが発症してしまう

という場合が多いです。

そのためこの事は頭に入れておき、

痛風の再発の可能性がある方は

対応できるようにしておく事をお勧めします。


夜間に痛風の症状が始まった時に取るべき対処としては

まずは薬があればそれを飲むという事です。

医師から処方された薬があるのであれば

それを飲むと良いですし、

市販の薬でロキソニンという痛み止めの薬が

販売されているので、まずはそれを飲む事で

痛みを一旦抑えるというのも有効です。

薬を常備しておらず、痛風が発症する可能性がある

という方は準備しておく事をお勧めします。


また、何度か痛風を経験し、

前兆の段階で気付けるという方なら

コルヒチンという薬を知っている方も多いと思います。

コルヒチンは症状が本格的に始まってからは

効果は薄いですが、

前兆段階で飲むととても効果的な薬です。

本格的な症状の痛みを抑える事ができますし

発症を止める事も場合によってはできます。

これを準備しておくのも有効です。


また、それ以外にできる事としては

患部を冷やす事が挙げられます。

関節部分に腫れや赤みが生じるため、

その患部を冷やしていきましょう。

氷や水を入れたビニール袋を当てて冷やすのも良いですし、

タオルを濡らしてそれを当てる事で冷やすのも有効です。

症状が起きた時は安静にする事をお勧めします。

あまり動き回ってしまうと更に痛みは

大きくなりやすくなります。

横になってじっとして、痛みが引くのを待つのが賢明です。

夜間に症状が起きると焦ってしまい

うろうろしてしまう方もいますが、

起きている方は少ないので

そのまま横になっていましょう。


また、横になる際には症状が発生している患部を

心臓よりも高くして横になると

痛みが和らぎやすくなります。

例えば足に痛みを感じるようなら座布団などを

敷く事で高くする事ができます。

これで静脈がうっ血する事を防げて、

痛みを軽減しやすくなります。

以上のような対処を行えば

夜間に痛風発作が起きても

冷静に対処していく事ができます。


また、朝になって必要があれば

なるべく早く病院に行くようにしましょう。

適切なアドバイスを医師にして貰えば

痛みを感じる時間も短くて済みます。

痛風発作の痛みは普通の方には

激痛とも言えるほどの痛みなので、

今から知識を付けておき

予防や対策を行っておきましょう。


痛風発作の軽減 

痛風での発作を軽減するには、まずは

とにかく病院に行くという事です。

痛風の発作はとても症状が強く、痛風発作という

特有の名称が付くほどの痛みを伴う症状です。


痛風の原因となる尿酸は、

人の体の関節部分にある軟骨に

ダメージを与えて症状を発生させますが、

症状が一旦回復した後もそのダメージは

残ったままになっています。

そのため人によっては年に数回

痛風の症状が再発するという方もおり、

そうした時に備えて痛み止めの薬を

持っておくという方は多いです。


また、痛みを軽減する上でのポイントは、薬を

医師に指示された飲み方や量を守るという事です。

痛風の痛みの大きさからつい沢山

薬を飲み過ぎてしまうという方もいるようですが、

これは副作用などを引き起こす原因にもなってしまいます。

そのため自分の判断で勝手に飲み方を変える事はせず、

きちんと医師の指示を守るようにすると良いでしょう。

どうしても痛みがまだ耐えられないという場合には

再度、医師に相談して

改めて指示を仰ぐようにする事をお勧めします。

痛風発作は症状も大きいので、その対処も

厳重に行う必要があります。

素人判断よりも専門家に従った方が確実です。


もう一つ痛みを軽減するのに役立ったのが

水を飲むという事です。

水は体内に存在している尿酸を

排出しやすくしてくれる効果があります。

尿酸は尿に含まれた形で排出されますが、

水分補給をしっかり行って尿を出やすくする事で

尿酸を体外に排出しやすくなります。

痛風は体内の尿酸の量で痛みも変化が出てくるため、

薬を飲む合間に飲んでいくと良いでしょう。


痛風の症状が本格的になった際には

1日に1リットルから2リットルの水を飲むのが良い、

とも言われていますが、かなり多い量にも思えます。

ですが朝昼晩と分けて飲むようにしていけば

なんとか飲める量です。

痛風発作は夏場の発症が多いですからね。

夏なら、なんとか飲めます。

一度に飲もうとすると大変なので、

分けて飲む事をお勧めします。

痛風の症状が現在出ている方も

これから予防していこうと考えている方も

参考にしてみてください。


痛風発作とプレドニン 

本格的な痛風発作が発症すると、

激痛とも呼べるような痛みを伴いますが、

その痛みを和らげるための薬があります。

痛風で発生する炎症や

発作を抑える効果がありますが、

痛み止めの薬は大きく分けて

ステロイド系と非ステロイド系に区別されます。


ステロイドというのは

ホルモンの一種で腎臓の上端にある

副腎という部位から作られます。

ステロイド系の痛み止めの薬の方が

効果が高いと言われていますが、

その人の症状によって

どちらが使用されるかは決められます。


ステロイド系の薬として

痛風によく使われる薬に、

プレドニンという薬があります。

特に炎症を抑えるのに効果があり、

つらい痛みを抑えるのに役立ちます。

痛みが激しい時に使われるプレドニンは

相当な痛みにまで対応できると考えられます。


効果が高いプレドニンをいつも使えば良いのでは

と思う方もいるかもしれませんが、

プレドニンにもデメリットがあります。

それは副作用です。

薬は体にとっては異物でもあり、

あまり多く服用しすぎると

体に負担がかかってしまいます。


特に効果の強い薬ほどその影響は大きく、

副作用で生じる症状も

重いものになりやすくなります。

そのため、非ステロイド系の薬で試してみて、

それで痛みが耐えられなければ

ステロイド系の薬を使うという医師もいます。

プレドニンの副作用としては

発熱やのどの痛み、うつ、吐き気などがあります。

人によってはこうした症状が大きく出る方もいるため、

服用方法には気を付けましょう。


また、もう一つ

プレドニンが使われるケースがあります。

それは腎機能障害や胃潰瘍などを

患っているという場合です。

この場合は非ステロイド系の薬が使えないため、

代わりにステロイド系の薬を使う

という場合もあります。


この辺りはあまり専門的な知識のない方は

医師に相談してその指示を聞くのが確実と言えます。

概要の知識だけをまずは

把握しておくと良いでしょう。

また、医師から指示される服用方法は

必ず守る事をお勧めします。

痛風の痛みは激しいため、薬を

つい多く飲んでしまうという事がありますが、

決まった服用方法を守らないと

副作用のリスクが高まる事もあります。

沢山飲めば良いという訳でもないので

注意しましょう。


また、薬の服用を止める際も

急に止めると反発により症状が出る可能性があります。

痛風の痛みがようやく引いてきて、

もう大丈夫だろうと薬を止めてしまうと、

人によってはプレドニンの作用による症状が起こります。

この点についても

医師からアドバイスが貰える事が多いです。

痛風は非常に重い病気のため、

使用する薬も用法には気を付ける必要のある物が多いです。

十分に注意しながら使用していきましょう。


2022年4月27日水曜日

痛風の初期症状と女性の尿酸値 

痛風は中高年の男性に多い病気とされています。

痛風の原因となる物質は尿酸という物質で、

これが体内の関節部分の軟骨に損傷を与える事で

症状が引き起こされます。

この尿酸の物質を作る元になっているのが

食べ物に含まれるプリン体と呼ばれる物質です。

体内でエネルギーの元になる物質ですが、

エネルギーになる際に副産物として尿酸を生じるのです。

プリン体は身の回りにある様々な食べ物に

含まれていますが、

多く含まれている物とそうでない物があります。

多く含まれている食べ物の代表例が

ビールとお酒のおつまみです。


ビールは男性の方は飲む機会が多いという方も多く、

またそれに合わせておつまみを食べる事も多くあります。

おつまみは特に肝類に多くプリン体が含まれており、

あんこうの肝や白子などが代表例です。

お酒のつまみとして好きな方も多いですが、

多く摂りすぎてしまうとプリン体が

過剰になってしまいます。

若い方でもビールやおつまみは食べますが、

中高年の方は摂る量が変わらないのに対して

体の代謝機能は衰え始めます。

体内の尿酸も排出されにくくなり、

尿酸値が高まってしまうのです。


このような仕組みで起こる痛風ですが、

女性の方にも

最近は見られるようになってきています。

痛風の初期症状として

関節にしびれや炎症を感じる事が多くありますが、

こうした症状が出るという女性の方は増えています。

以前は中高年の男性の病気と言われた痛風が

なぜ女性にも起こるようになってきたかと言うと、

生活習慣の変化が大きな原因として挙げられています。

尿酸は体内で作られる量も問題ですが、

上手く体外に排出されるという面も大切になります。

生活習慣の変化により、この機能が低下する事が

多くの女性にも見られるようになってきています。


女性は男性よりもビールを飲むという方は少なく、

プリン体を摂る量も少ないので

痛風のリスクは低いとされてきていました。

しかし女性も最近は仕事などで

食事や睡眠が不規則になったり、

ストレスを大きく感じるという方も増えてきています。

食事はビールは飲まないものの肉類が多くなったり、

糖分が多い物もプリン体を多く含んでいる物があります。

間食などで多く摂っている女性の方も多いため、

初期症状や痛風の本格的な症状の発生を助長しています。

睡眠も不規則になると体が十分に休まらず、

代謝機能などが低下しやすくなり

尿酸の排出が上手く行かなくなってしまいます。


また、ストレスを感じる方も増えています。

ストレスは体に大きな負担をかけますが、

エネルギーを多く消費します。

プリン体もエネルギーに変えられますが、

尿酸が多く生じるという事になります。

ストレスは血管も細くなり尿酸の排出が

上手くいかなくなるため、

痛風になりやすくなるのです。

このように、痛風は男性だけでなく

女性の問題にもなっているのです。

痛風のリスクは心配ですので、

健康に気を使った生活習慣に改善していきましょう。


痛風発作とボルタレン 

ボルタレンは痛風発作の発作や炎症で生じる痛みを

緩和させるために用いる薬です。

同様の効果を持つ薬にロキソニンという薬もあり、

この二つは性質も似ており一緒に

名前が出てくる事も多くなっています。


ロキソニンとボルタレンではボルタレンの方が

より痛み止めの効果が高い事が多いです。

薬の効き目には個人差があるため、時には

ロキソニンの方が良いという方もいますが、

一般的にはボルタレンの方が効果が高い事が多いです。


ではボルタレンの方が効果が高いので

良い薬なのかというと、

一概にそうとは言い切れない面もあります。

それは副作用です。


ロキソニンよりもボルタレンの方が

副作用が生じる可能性が高い事が知られています。

服用方法や服用する量をきちんと守れば、

高い可能性で起きるものではありませんが、

薬は基本的には体に負担になるものなので、

強い刺激のあるものは極力控えた方が

体には良いと言えます。

そうした観点から見ると

ボルタレンよりもロキソニンの方

が安全に服用できる薬と言えます。


そのため、使い方としては

ロキソニンをまずは服用して、

それでも痛みが耐えきれなければ

ボルタレンに切り替えるという方法もあります。


ボルタレンで起きる副作用としては

吐き気や嘔吐、腹痛など

一般的によく見られる症状ではありますが、

この程度が問題です。

ボルタレンで引き起こされるこれらの症状の程度は

比較的強めに生じる事が多く、

強い腹痛や吐き気などを引き起こす可能性があります。

そのため、飲んだ方の多くに起こるものではない

と分かっていても、

できれば避けておいたほうがいいかもしれません。


ただし、症状にはもちろん個人差があり、医師は

様々な選択肢の中から

症状に合わせた薬を処方してくれます。

もしボルタレンを処方された際には

服用方法や量をよく確認して、

それに従って飲むようにしましょう。

また、それでも心配が残るようなら医師に

「少しインターネットで調べてみたのですけど」

と切り出して相談するのも良いでしょう。

気になる事は解決しておいた方が

安心してボルタレンも服用する事ができます。

ボルタレンもロキソニンも

痛風のつらい痛みを抑えてくれるのに効果的で

痛風に悩まされている方には無くてはならない薬です。

きちんと活用して症状の改善や本格的な症状の防止に

役立てていきましょう。