2026年4月1日水曜日

痛風と寿命「痛風は短命」というのは 間違い

 初夏から真夏にかけては、1年のうちで

一番、痛風発作の多発する季節です。

 

毎年のように、夏になると

痛風発作で苦しんでいる人もいるかもしれませんね。

 

じゃあ、なんで夏に痛風発作が多いの?

 

夏になると、とにかく暑いのです。

あまりの暑さに汗ばかりかいてしまい、

体内が水分不足。

 

で、必然的に、体内の血液中の尿酸濃度があがってしまい、

いわゆる尿酸値が上がる、と。

 

それが夏場に痛風発作が多い原因の定説です。

だから、水を飲みなさいよ、となるのですが。

 

ですが、これらは

西洋医学の考え方(病院とか、多くの痛風の本とか)です。

 

これらが間違っている、とかじゃなくて、

東洋医学の考え方は少し、違います。

 

じゃあ、どう違うの?

 

東洋医学

(日本では「漢方医学」と呼ばれています)の考え方は、

次のような感じです。


夏場になると暑いので、全身の血管が緩んで、

副交感神経優位になります。

 

すると、血流が良くなって、

白血球も増えて、

体の大掃除(この場合は、尿酸結晶)が始まるのです。

白血球は、体の大掃除を担当しますから。

 

で、痛風発作が起こりやすくなる。

 

白血球が増えたら、痛風発作が起こりやすくなるんじゃなくて、

尿酸値が高い状態が長期に渡って続いていたら、

体内の関節とかに、たくさんの尿酸が結晶化して

沈着しているのですよ。

溜まりきれなくなるくらいね。

 

で・・大掃除を始めます。

白血球が。

すると、痛風発作が起こってしまいます。

 

結果、

七転八倒の苦しみを味わうハメに。

 

でもね。

 実は、悪いことばかりじゃないのです。


痛風発作のときに、大量に増えた白血球は、

痛風発作の大掃除(尿酸結晶のこと)だけじゃなく、

ついでに

『内臓の大掃除も始める』のです。

 

痛風の人が、本当は「長寿」というのは、

こういうところにも理由があります。

 

風邪で熱が出たら、みんな、薬を飲んで

熱をさまそうとするけど、

本当はね。

体は、発熱によって、体の中にある良くないものを

一緒に外へ出そうとしているのです。

 

ところが、なんでもかんでも

薬で抑え込んでしまうので、

いつまでたっても、体内の良くないものを

外へ出せない。

 

風邪をひいてしまったら、

熱が出てしまって、しんどくなっても、

栄養を充分に摂って、休養(睡眠)をたっぷり取る、

・・というのが一番なのに、

誰もが、風邪薬ばかり飲みます。

 

「熱が出る」というのは、とても良くない症状と

思われていますが、実は

悪いことばかりでもないのです。

 

しんどいし、ダルいし、ゴホゴホと咳が出たり

喉が痛くなったり、風邪を引くとロクなことがありませんが、

これらも「休めよ」という体のサインかもしれません。

 

少々、風邪が流行っていても、ウィルスが体内に入ってきても、

体力があれば、跳ね返せます。

 

風邪を引いてしまうのは、疲れているときとか、

寝不足のときとか、心配事があるときとか、

抵抗力、免疫力が落ちているときです。

 

鼻水が出たりするのも、体内の過剰な水分を

排出するため、という場合もありますし、

鼻水と一緒に体内のバイキンを体外へ出したりして、

ひとつひとつに意味があるのです。

 

痛風発作が出ると、誰もが 薬ばかり飲むので、

本当は長寿の体質なのに、

世間では「短命」と思われています。

特に、保険会社とか にはね。


本当は、それは違うのです。

 

だから、ホントは、

痛風発作が起こっても

「薬は飲まない方が良い」のです。

痛風発作は、ある意味、体の大掃除だから。

 

でも、どうしても痛いときは

痛み止めの薬でも飲まなきゃ、眠れないですしね。

 

薬は本当に必要だと思った時だけ、

最小限にするのが良いと思います。

 

そんな言い方をしたら

痛風発作は体のためになる、すばらしいもののように

聞こえるけど、痛風発作があまり多いと

関節が破壊される人もいたりしますから。

痛風発作なんか、ない方がいいに決まっています。

 

痛風の人は、人生、苦しみが多いです。

 

他の人間と、同じ人生なのに、人よりも

何倍も苦しさが多いと思ってしまうときもありますし。

 

尿酸は血管の若さを保つ、ありがたい抗酸化物質ですが、

血液中に過剰になると(尿酸値 7.0mg/dl以上)、結晶化して

長年のうちに ジワリジワリと関節などに沈着して、

痛風発作の要因になってしまいます。

 

なるべく尿酸をためないように、

結晶化した尿酸がたまらないようにするべきで。

 

で・・尿酸値が上がり過ぎないようにするのが

いいのですが、こればっかりは

体質とかもあるので、簡単には いかないです。

 

これは漢方医学(日本における東洋医学)の考えなので、

病院にいって(西洋医学なので)

こんな内容の話を聞くことは「絶対に」ないです。

 

痛風の治療とは「薬を飲むこと」だとしか、

言われたことないですし。

 

どちらが正しいのか、 とか じゃなくて、

どちらが自分に有益なのかとかは、

当人が自分で決めれば良いだけのこと。

 

こういう考え方も世の中にはある、という話です。