2022年11月22日火曜日

痛風 サラダをお腹一杯食べるのはよくない?

サラダは、おいしくタップリ野菜を食べられる

健康食でもあります。


で、このヘルシーなサラダですが、

サラダを、お腹一杯食べるのは良くないの?


痛風で尿酸値が上がるとか、下がるとか

気にしている人にとっては、

「サラダを、お腹一杯食べるのは“良くない”」のです。


えっ・・!?

サラダが良くないの!?


ですが、

「肉を、お腹一杯食べるのは、もっと良くない」のです。


ええと、優先順位を“おみくじ”ふうに書き表してみます。


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大凶:「肉を、お腹一杯食べる」

 凶:「サラダを、お腹一杯食べる」

 吉:「肉を、腹八分目に食べる」

大吉:「サラダを、腹八分目に食べる」

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要するに、肉やサラダに関わらず、

「お腹一杯食べる」ということが良くないだけなのです。


肉に含まれるタンパク質も、

野菜に含まれるビタミン・ミネラルも

いずれも体にとって必要なものですが、

だからといって、お腹いっぱい食べるということは、

痛風にとってはあまり望ましくありません。

(たんぱく質は、動物性タンパク質よりも

植物性タンパク質の方が望ましいとも言われています)


食事は、体内に入ると肝臓で分解されますが、

そのときに尿酸が作られます。

食べれば食べるほど、尿酸は多く作られますので、

満腹まで、苦しい、もう食べられないよ~、というまで

食べるよりは、もうちょっと食べられるんだけどな、

もう少し食べたいんだけどなあ、というくらいで

やめておいたほうが、あまり尿酸値を上げずにすみます。


それに、肉・魚などは、尿を少し酸性に傾けますし、

野菜は尿をアルカリ性に傾けます。


この、

尿のアルカリ、酸性というのは何かというと、

尿酸は酸性尿には溶けにくく、アルカリ性には

溶けやすいことから、尿はアルカリ性に傾けるほうが

望ましい、と考えられています。


尿にたくさん溶けたほうが、尿酸も(同時に)たくさん

体外に排泄できますからね。


それには、ライオンのように肉ばかり食べていてはダメだ、

ということです。

(ライオンは肉だけ食べていても痛風にはなりませんが)


だからといって、肉や魚を全く食べないのが

すばらしい痛風改善法ではありません。


野菜だけ食べていても、栄養バランスが偏りすぎて、

他の病気になってしまうかも?


肉も魚も少しなら食べたら良いと思いますし、

野菜が体に良いからといって、野菜だけ食べているのが

良いはずはありません。


バランス良く、いろいろな食品を食べる。

でも、食べ過ぎに要注意!


腹八分目に気をつけるなら、プリン体を多く含む食品とか

そんなに神経質にならなくても大丈夫ですよ。


要は、痛風に苦しんでいるのなら、

満腹まで食べちゃダメ、という話なのです。