痛風の話とあまり関係ないように思うかもしれませんが、
私の知り合いに「荒物」関係の問屋を
している人がいるのです。
「あらもの」というのは、鍋とか釜とか、ばかりじゃなくて、
食器洗いとか、細かいものもあるのですが、近年は国産では
値段が合わないので、某国の工場で作らせた商品を仕入れる、
購入する、というのが一般的な商売のやり方です。
とにかく、原価が安いですからね。
ところがね。
出来上がってきた商品を見ると、品質が低い。
出来栄えが良くない。
不良品が多い。
検品しているのか、する気がないのか?
とにかく日本製品の品質、メイドインジャパンには、
とても及ばない。
じゃあ・・なんで、そんな国で作らせるのか?
技術力があって仕事で丁寧な、国産の工場で商品を作れば
いいんじゃないのか?
それがね。
年々、外国側の工賃が上がっているといっても、
まだまだ日本の工賃とは天と地の差があって、
為替の変動などを差し引いても、やっぱり
海外で作らないと “合わない” (利益が出ない) そうです。
ところが。
10本の製造ラインがあったら、
出来上がってきた商品の品質にはバラつきがあって、
いい商品もあるんだけど、不良品が多いラインもあるわけで。
つまり、結局、いい工員がいないってことかもね。
みんないい加減な人ばかり (お国柄?) とか。
でも、たまにね。
きちんと仕事をしてくれる人もいる。
たとえば・・5番の製造ラインから上がってきた商品は、
大きなカートン (段ボール、大箱のこと) に5番と
シールが貼られているのですが、
5番のラインには良い工員さんが多くいるらしく、
きっちり仕事をしてくれている。
出来栄えの良い製品が納入されている。
他のラインで出来上がった商品は
不良品とか粗悪品だらけ。
だから、コッチは
「5番ラインの商品だけ」をくれ、と
相手の国の工場に言うわけです。
やっぱり商売ですからね。
良い商品じゃないと、いくら工賃が安くても、
不良品だらけでは 雑損ばかりで利益が出ません。
するとね。
次回、海外から出荷されて・・港についた荷物を見たら、
全部の荷物に「5番」のシールが貼られているのです。
これ、どういうことか、わかります?
つまり、こっちは良い商品だけを欲しいので、
比較的優良な工員さんがいるらしい
「5番」ラインの商品だけを欲しい、といったら、
相手の国の工場の (偉い) 人は、
「日本のアイツ (売り先) は、
5番ラインの商品を欲しがっている。
商品に5番とシールを貼れば、ヤツラ、
全部、買いやがるぞ?」
・・・と考えるわけです。
つまり、出荷した商品は
「1番ライン」の商品も「7番ライン」の商品も
全部「5番」のシールを貼りつけて送ってくるわけです。
中身は、もちろん、粗悪品、不良品の山。
・・・・相手は、そんな国なんですよ。
油断ならないというか、舐めてるのか、というか・・・
まあ、なんなんでしょ。
日本人が相手の国の人間を
「いい加減で適当で信用ならない」と思っているとしたら、
相手の国の人間は
「日本人は糞真面目でバカ正直で、あいつらバカじゃないの?」
・・と思っているのかもしれません。
文化の違いというか、考え方が根本的に違うというか、
水と油なのです。
まあ、それくらいね。
違う国の、違う言葉の、
違う文化の人と「商取引をする」ということは、
難しいわけですよ。
お互い、誤解の連続ですからね。
フェブタズやボルタレンなどの、
痛風・尿酸値の医薬品を海外から、直接、
個人輸入する人もいるかもしれませんが、
それって、税関の手続きが面倒なだけではなく、
文化や言葉や思考や習慣の違う相手と、やり取り、
商取引をする、ということなんです。
やっかいですし、面倒、トラブルに巻き込まれることなんか、
日常茶飯事でしょう。
そこでね。
個人輸入代行業者に一枚、噛んでもらうわけで。
たしかに、
フェブタズ(Febutaz)を個人輸入代行業者から購入すると、
間に入った、個人輸入代行業者の取り分があるわけですから、
ダイレクトに海外メーカーから買うよりは割高かもしれません。
でも、トラブルにならないよう、面倒なとこは
いっさい、個人輸入代行業者がやってくれるので。
もちろん、税関の手続きとかもね。
世の中、グローバルな時代なので、本気で やろうと思えば、
フェブタズ(Febutaz)などの痛風の薬の
個人輸入もできるのかもしれませんが、
猥雑な手続きのことを考えると、
個人輸入代行業者から医薬品などを
購入するほうが賢明かもしれませんね。
って、いろいろ面倒くさいので、
やっぱり、国内の病院で処方してもらうのが
一番いいかな?