痛風患者はアルコール飲料を飲むのは、
やめましょう。
ビール、お酒などのことです。
ですが「はい、わかりました」
と言って止めるような人は、
「本当の酒飲み」ではないです。
「本当の酒飲み」は、他人が何と言おうが、
飲み続けます。
わが道を行く、という感じ。
今の時代は少し違うのかもしれませんが、
昔、昭和の時代には
「酒を飲めるようになって一人前」
という風潮がありました。
「酒も飲めないような男」は一人前でない、という
(たぶん、間違った)雰囲気があったものです。
体質的に飲めない人もいるのにね。
私の知っている人に、食事もほとんど摂らず、
毎日浴びるようにビールを飲み続けていて
栄養失調になった人がいました。
(私のことじゃないですよ? 笑)
医者にそのことを宣告されて、
唖然としたその人は、
「毎日、こんなにたくさん栄養(ビールのことらしい)を
摂っているじゃないですか!?」
と毒づいたそうです。
ビールは栄養満点の飲料だと思っているようですね。
たしかにカロリーはありますが。
痛風患者が
アルコール飲料を控えた方がいい理由としては、
肝臓の負担もありますが、
アルコール飲料が尿酸の排泄を阻害し、さらに
尿酸そのものを生成するからなのです。
アルコール飲料を飲めば飲むほど、
尿酸値がガンガン上がっていきます。
ですが「本当の酒飲み」から
アルコール飲料を取り上げてしまうと、
水揚げされた魚ようになってしまいます。
死んだりはしませんが、がっくりして
覇気がなくなります。
人生の楽しみの一つを
取り上げられたような気になります。
ですので「痛風だから禁酒しましょう」
と言われても、実行は難しいでしょう。
本当は、可能ならば禁酒が望ましいのですが、
困難ならば、せめて「休肝日」を
自分で決めることを お勧めします。