2021年12月31日金曜日

痛風 アルコール

痛風患者はアルコール飲料を飲むのは、

やめましょう。

ビール、お酒などのことです。


ですが「はい、わかりました」

と言って止めるような人は、

「本当の酒飲み」ではないです。


「本当の酒飲み」は、他人が何と言おうが、

飲み続けます。

わが道を行く、という感じ。


今の時代は少し違うのかもしれませんが、

昔、昭和の時代には

「酒を飲めるようになって一人前」

という風潮がありました。

「酒も飲めないような男」は一人前でない、という

(たぶん、間違った)雰囲気があったものです。

体質的に飲めない人もいるのにね。


私の知っている人に、食事もほとんど摂らず、

毎日浴びるようにビールを飲み続けていて

栄養失調になった人がいました。

(私のことじゃないですよ? 笑)


医者にそのことを宣告されて、

唖然としたその人は、

「毎日、こんなにたくさん栄養(ビールのことらしい)を

摂っているじゃないですか!?」

と毒づいたそうです。

ビールは栄養満点の飲料だと思っているようですね。

たしかにカロリーはありますが。


痛風患者が

アルコール飲料を控えた方がいい理由としては、

肝臓の負担もありますが、

アルコール飲料が尿酸の排泄を阻害し、さらに

尿酸そのものを生成するからなのです。


アルコール飲料を飲めば飲むほど、

尿酸値がガンガン上がっていきます。


ですが「本当の酒飲み」から

アルコール飲料を取り上げてしまうと、

水揚げされた魚ようになってしまいます。

死んだりはしませんが、がっくりして

覇気がなくなります。

人生の楽しみの一つを

取り上げられたような気になります。


ですので「痛風だから禁酒しましょう」

と言われても、実行は難しいでしょう。


本当は、可能ならば禁酒が望ましいのですが、

困難ならば、せめて「休肝日」を

自分で決めることを お勧めします。



2021年12月30日木曜日

痛風 痛み止め

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[  痛風 ロキソニン   ]

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痛みの構造について書こうと思います。

痛風の場合は「痛み止め」は

「ロキソニン」という薬を処方されると思います。

これが有名です。


「痛み止め」を服用すると、

なぜ痛みが緩和されるのかというと、

薬によって血管を収縮させ、血流を悪くさせるのです。

あまり患部に血が行きにくいようにするのですね。

そして、体を冷やすのです。

よって、痛みがマシになります。


ですが、薬が効果が切れると、また痛くなってきます。


痛風発作で患部が腫れあがると、

湿布や氷水で冷やすのも同様の考え方です。

冷やすと血流を悪くなるのです。


逆に、痛風発作時に風呂に入って、

ゆっくり湯船につかって温まったりすると、

血流が良くなり、腫れや痛みがヒドくなります。


痛風発作時に、腫れあがって

痛い方の足 (足とは限りませんが) の下に、

座布団を数枚敷いて、心臓の位置より高くして寝ると

痛みがマシ・・・という理由も、

心臓より高くして寝ると、(わずかですが) 

血が通いにくいからです。


年をとると、だんだん体温が若い時に比べて、

下がってきます。

手足が冷えたりね (私も冬は冷たいです (涙))。


体温が下がると、血中の尿酸が結晶として

関節などに溜まりやすくなります。

逆に若くて体温が高いと、

尿酸を溶かしやすくなります。


人間の体の中には、常に血が巡っていて、

代謝を繰り返しています。

ですので、血流が良い、ということは本来、

大変望ましいことなのです。


ですが、痛風発作の時に限って言えば、

血流が良い、ということは

「痛みも増す」ことになります。


ですから、「痛み止め」の「ロキソニン」にしろ、

湿布薬にも使われている、消炎鎮痛剤にしろ、

考え方として、血流を悪くして

体を冷やすことが目的です。


人間が健康であるためには

「血流が良い」ほうが良いに決まっています。

ですので、「ロキソニン」などの「痛み止め」は、

長期に常用することはあまり好ましくないのです。


ほら、医師も痛みが引いてきたら、

「痛み止め」の量を減らすとか、やめるとか

いうような指導をするでしょう?


私も痛風発作で

どうしようもないキョーレツな激痛のときは

「ロキソニン」も飲みますが、ピークが過ぎると、

多少まだ痛くても、この薬を飲むのは止めます。


医師は多いめに処方してくれますけどね。

私は、全部飲んだりはしません。



2021年12月29日水曜日

痛風 女性

女性は、痛風には なりません。

99パーセント以上の痛風患者は、男性です。


コレは、もう、昔の話らしいですね。

ビックリです。


ここ十数年で大きく世の中が変わったから、

だそうです。

男女平等って、関係ないですよね??


従来の女性の痛風についての考えは、

以下のようなものでした。

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女性の尿酸値は、平均的に

男性の三分の二程度しかありません。

低いのですね、男性より かなり。

これは女性ホルモンの代謝が関係しているそうです。


ですが、尿酸値が低めである女性でも、

中高年になって閉経を迎えると

少し事情が変わってきます。


エストロゲンとかいう、

ドリンク剤の商品名に抜擢されそうな名前の

女性ホルモンの分泌が減少するからです。


この女性ホルモンが

尿酸の発生を抑えていたのですね。

結果として、尿酸の量が増えてしまいます。


それでも、元々の尿酸値が女性は全般に低いため、

少々、尿酸の量が増えても

痛風になる心配なんてなかったのです。

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コレが、女性の痛風に対する定説でした。


定説が定説じゃなくなってきた理由は、

食生活の欧米化でしょう。

動物性脂肪の多い食品、まあ、肉ですね。

それから、ファーストフード。

インスタント食品。


それから、不規則な食生活。

そして、ストレス。

ストレスに男も女も関係ないですからね。


これらが体内の尿酸の生産量を

増加させているらしいです。


まあ、それでも。

昔に比べて増えてきている・・・

というだけで、

圧倒的に男性患者が多いことに

変わりはないと思います。



2021年12月28日火曜日

フェブタズ なんで、輸入代行業者から購入するのか?

痛風の話とあまり関係ないように思うかもしれませんが、

私の知り合いに「荒物」関係の問屋を

している人がいるのです。


「あらもの」というのは、鍋とか釜とか、ばかりじゃなくて、

食器洗いとか、細かいものもあるのですが、近年は国産では

値段が合わないので、某国の工場で作らせた商品を仕入れる、

購入する、というのが一般的な商売のやり方です。

とにかく、原価が安いですからね。


ところがね。

出来上がってきた商品を見ると、品質が低い。

出来栄えが良くない。

不良品が多い。


検品しているのか、する気がないのか?

とにかく日本製品の品質、メイドインジャパンには、

とても及ばない。


じゃあ・・なんで、そんな国で作らせるのか?

技術力があって仕事で丁寧な、国産の工場で商品を作れば

いいんじゃないのか?


それがね。

年々、外国側の工賃が上がっているといっても、

まだまだ日本の工賃とは天と地の差があって、

為替の変動などを差し引いても、やっぱり

海外で作らないと “合わない” (利益が出ない) そうです。


ところが。

10本の製造ラインがあったら、

出来上がってきた商品の品質にはバラつきがあって、

いい商品もあるんだけど、不良品が多いラインもあるわけで。

つまり、結局、いい工員がいないってことかもね。

みんないい加減な人ばかり (お国柄?) とか。


でも、たまにね。

きちんと仕事をしてくれる人もいる。


たとえば・・5番の製造ラインから上がってきた商品は、

大きなカートン (段ボール、大箱のこと) に5番と

シールが貼られているのですが、

5番のラインには良い工員さんが多くいるらしく、

きっちり仕事をしてくれている。

出来栄えの良い製品が納入されている。


他のラインで出来上がった商品は

不良品とか粗悪品だらけ。

だから、コッチは

「5番ラインの商品だけ」をくれ、と

相手の国の工場に言うわけです。


やっぱり商売ですからね。

良い商品じゃないと、いくら工賃が安くても、

不良品だらけでは 雑損ばかりで利益が出ません。


するとね。

次回、海外から出荷されて・・港についた荷物を見たら、

全部の荷物に「5番」のシールが貼られているのです。


これ、どういうことか、わかります?


つまり、こっちは良い商品だけを欲しいので、

比較的優良な工員さんがいるらしい

「5番」ラインの商品だけを欲しい、といったら、

相手の国の工場の (偉い) 人は、


「日本のアイツ (売り先) は、

5番ラインの商品を欲しがっている。

商品に5番とシールを貼れば、ヤツラ、

全部、買いやがるぞ?」


・・・と考えるわけです。


つまり、出荷した商品は

「1番ライン」の商品も「7番ライン」の商品も

全部「5番」のシールを貼りつけて送ってくるわけです。


中身は、もちろん、粗悪品、不良品の山。

・・・・相手は、そんな国なんですよ。


油断ならないというか、舐めてるのか、というか・・・

まあ、なんなんでしょ。


日本人が相手の国の人間を

「いい加減で適当で信用ならない」と思っているとしたら、

相手の国の人間は

「日本人は糞真面目でバカ正直で、あいつらバカじゃないの?」

・・と思っているのかもしれません。


文化の違いというか、考え方が根本的に違うというか、

水と油なのです。


まあ、それくらいね。

違う国の、違う言葉の、

違う文化の人と「商取引をする」ということは、

難しいわけですよ。

お互い、誤解の連続ですからね。


フェブタズやボルタレンなどの、

痛風・尿酸値の医薬品を海外から、直接、

個人輸入する人もいるかもしれませんが、

それって、税関の手続きが面倒なだけではなく、

文化や言葉や思考や習慣の違う相手と、やり取り、

商取引をする、ということなんです。


やっかいですし、面倒、トラブルに巻き込まれることなんか、

日常茶飯事でしょう。


そこでね。

個人輸入代行業者に一枚、噛んでもらうわけで。


たしかに、

フェブタズ(Febutaz)を個人輸入代行業者から購入すると、

間に入った、個人輸入代行業者の取り分があるわけですから、

ダイレクトに海外メーカーから買うよりは割高かもしれません。


でも、トラブルにならないよう、面倒なとこは

いっさい、個人輸入代行業者がやってくれるので。

もちろん、税関の手続きとかもね。


世の中、グローバルな時代なので、本気で やろうと思えば、

フェブタズ(Febutaz)などの痛風の薬の

個人輸入もできるのかもしれませんが、

猥雑な手続きのことを考えると、

個人輸入代行業者から医薬品などを

購入するほうが賢明かもしれませんね。


って、いろいろ面倒くさいので、

やっぱり、国内の病院で処方してもらうのが

一番いいかな?




痛風はタバコは駄目ですか

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痛風 タバコ

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痛風なら、タバコを吸っちゃダメなのか?


タバコを吸うと痛風発作が起こりやすくなったりとか、

たばこを吸うと尿酸値が上がったりするのか?


・・・といえば、そんなことはありません。

全く関係ないです。


じゃあ、どんどんタバコは吸ってもいいのね?

・・・というと、できれば、吸わないほうがいいです。

まあ、なかなか、禁煙ってのは難しいですけどね。


で、たばこによって、

痛風発作が発症しやすくなるわけでもなく、

尿酸値がタバコによってあがるわけでもないのに、

なんで煙草を吸わないほうがいいのか?


直接、たばこが原因で尿酸値が上がるとか下がるとか、

そういうのはないですが、尿酸値というものは、

強いストレスを受けたときに上昇しやすいのです。


尿酸値、といえば、プリン体の多い食事の摂りすぎ、

ばかりが言われいる傾向がありますが、

それは要因の一つであり、

それだけが痛風の原因じゃありません。


大事な出張の当日の朝に痛風発作が出たりするのは、

ストレスが原因と考えられます。


今、出ちゃ困る・・・というときに限って、

痛風発作が出てしまうのは

ストレスが原因で尿酸値を上げて、

痛風発作を誘発する、という性質に起因します。


ところがね。

人間の体はうまくできていて、

腎臓の上に「副腎」という臓器があり、

そこから「副腎皮質ホルモン」という

大切なホルモンを分泌するのです。


これは、何?


「副腎皮質ホルモン」は

ストレスホルモンとも言われていて、

ストレスを受けて、

内蔵がダメージを受けてしまわないよう、

体をストレスから守られるよう、

ストレスを受けると副腎から分泌されるのです。


人間の体ってのは、うまく出来ていますね。


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痛風 ビタミンC

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ところがね。

副腎は、その「副腎皮質ホルモン」を分泌するのに、

体内のビタミンCを消費するのですよ。


つまり・・寒いから、焚き火をしようと思っても、

くべる薪がないと、火がちっとも大きくならない

(っていうか、消えていく) のと同じように、

いくら、体をストレスから守るために

「副腎皮質ホルモン」を分泌しようと思っても、

原材料 (?) であるビタミンCが不足していると、

「副腎皮質ホルモン」を出しようがない、わけです。


この、重要なビタミンCを破壊するわけですよ、

タバコが。


だから、タバコで尿酸値が上がったり、

直接、痛風発作を誘発したりすることはないですが、

間接的に、ストレスに弱い体になりやすい

(ビタミンC不足による) ということ。


強いストレスを受けると、

ストレスを跳ね返す力が弱っていたら、

回りまわって、尿酸値が上がりやすい、

痛風発作を起こしやすい、

ということになってしまうのです。


でも、まあ・・

煙草を吸う人が禁煙するのは至難の業ですから、

(禁煙外来に通院する、という方法もありますが)

手っ取り早いのは、サプリでも何でもいいから、

ビタミンCを充分に摂取することですね。



痛風 靴

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痛風に靴は関係あるのか?

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痛風だからといって、自分が履いている靴によって、

尿酸値があがったり、

血液中の尿酸が増えたり・・なんてことは

ありませんが、でも、きついサイズの靴を履いているとね。

締めつけ感がありますから・・

あまり良くないかもしれませんよ。


つまり、

靴が尿酸を作るのを促進するわけじゃないですが、

きつい靴を履いていると、足をしめつけるので、

それが刺激になって痛風発作を誘発することもある、

ということです。


あと、靴というより、長距離のマラソンを走るとか、

登山で普段以上の距離を歩くとか (特に傾斜のきつい山道)。


そういう足への負担がかかるとき、

それがキッカケとなって、

痛風発作が発症することは (たまにですが) あります。


でも、これは。

きつい靴を履いてる人が、

みんな痛風リスクが高くなるわけじゃなくて、

もともと、尿酸値の高い人 (高尿酸血症)、

長年、尿酸値が高い状態が続いている人が、

強い足の刺激があったとき・・・

という話であって、尿酸値の低い人にとっては、

まるで関係のない話です。


尿酸値の低い人は、いくらキツイ靴を履いていても、

いくら長時間歩いたり走ったりしても、

痛風発作が出たりすることは

ないですからね。


じゃあ・・ぶかぶかの靴を履いて歩く、

もしくは走るのが良いか、

といえば、自分の足に合っていないサイズの靴では

歩きにくかったり、ぷかぷかして脱げそうだったり、

あまり いい感じはしません。


せいぜい、やや大きめのサイズの靴、たとえば・・

普段、26.5センチの靴を履いている人でしたら、

27.0センチの靴に変えてみる、とかすると、

かなり足の負担というか、楽 (ラク) に感じますよ。


で・・痛風発作が出てしまうとね。

痛風発作は 足に出るとは限りませんが、一番、

多発する箇所は 足なので。

そうなると・・もう、靴、履けませんからね。


痛い足は腫れあがったりして、

無理に靴を履こうとしても

靴そのものの中に足が入らない 

(無理に入れると激痛が!) ので、

ここは (たとえば 左足が痛いなら) 左足だけ、

サンダルを履くとか、

現実に対処していくしか、ないです。


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痛風には、あゆみシューズ?

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痛風発作が発症しようが、

仕事で靴を履かないわけにはいかない人のために、

片足だけでも購入できる、

介護用シューズの「あゆみシューズ」

のようなものもありますが、足の甲の部分が広かったり、

マジックテープになっていたり

機能性が高くて足がラクだというだけで、

「あゆみシューズ」を履いたからといって、

痛風の足の痛みそのものが緩和されるわけではないので、

そのあたりをわかっておく必要があります。


それに「あゆみシューズ」は、近所の靴屋では

売っていないと思うので、

ネット・通販で購入することになると

思いますが、即納できるとは限りませんので、

早急に必要な場合は、

事前に注文・購入しておくことしかありません。


って、でも、足が痛くもない時期には、

こういう商品を買う気には、あまり

ならないですけどね・・



痛風 ハーブ

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痛風 キャッツクロー

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痛風に良いハーブ・・といえば、

キャッツクローが有名です。


キャッツクロー?


痛風といえば、プリン体に多い食品の摂りすぎ・・

などが有名ですが、

実は 強いストレスでも尿酸値は上がりますし、

痛風発作を誘発することもあるのです。


で、ハーブといえば、匂いで落ち着いた気分になったり、

リラックスしたりしますので、それで

痛風に良いってこと?


それもあるかもしれませんが、そうじゃなくて、

キャッツクローというハーブの一種を

お茶として飲んだり、あるいは

「キャッツクローのサプリメント」を飲んだりするのです。


この、キャッツクローを飲めば、

尿酸値が下がる・・というより、

強い抗炎症作用がある、ということなので、

どっちかというと、痛風発作の激烈な痛みを緩和する・・

そういう感じでしょうか。


キャッツクロー自体が、アンセリンや田七人参のように

有名なサプリではないので、

知らない人も多いかもしれませんね。


猫の爪に「葉の形」が似ているから、という理由で

キャッツクロー(猫の爪)と呼ばれている・・なんて、

なんか、本当に効果があるのか、という気になりますが・・


でもね。

日本で知られていなくても世界的には、

キャッツクローは有名で、WHO(世界保健機関)でも

効果のあるハーブだと認めているのです。

知らないのは、日本人だけなのかも?


痛風発作の激痛のときに、キャッツクローを飲めば、

嘘のように痛みが治まるのかどうかはわかりませんが、

痛風発作はあまりにも強烈な痛みで、

神にもすがる・・じゃないですが、

少しでもいいから、なんとか楽になってほしい、

痛みが治まって欲しい、と

神頼みの気持ちになるくらいなので。


そんなとき、免疫力を高めたり、

炎症を抑える効果があるという、

キャッツクローを試してみるのも

悪くないかもしれません。



痛風 ヨーグルト

 痛風発作の元凶となる尿酸は、体外に

うまく排せつできているうちは いいのですが、

高尿酸血症(尿酸値 7.0mg/dl以上)になると、

血液中に溶けきれなくなってくるのです。


それには、まず、尿酸値を下げましょう・・

となるのですが、

尿酸値に関しては、病院に行けば、通常、即、

尿酸値を下げる薬を飲むことを勧められます。


尿酸降下薬 (フェブリク、ザイロリックなど) 

の尿酸値を下げる効果は絶大ですが、

薬剤には副作用がつきものですし、

これらの痛風の薬は、痛風を治療する薬ではなく、

飲んでいる間だけ、尿酸値を下げる薬なのです。


逆に言えば、飲み続けている限りは、

ずっと尿酸値が低いままで

いられるのですが・・普通、

一生飲み続ける場合が多いようです。


年齢的に若い方や、

それほど尿酸値が高くない人にとっては、

尿酸値を下げる薬を飲むことを

躊躇する人もいるかもしれませんね。


さて、薬を飲むにしろ、飲まないにしろ、

とにかく、できるだけのことは

すべきだと思います。


で、具体的に何をすれば?


手っ取り早いのは、

世間で「尿酸値が下がる」と考えられている

ヨーグルトを食べる (飲む) のも一つの手です。


有名なのは、

「明治プロビオヨーグルトPA-3」や

「明治プロビオヨーグルトPA-3ドリンクタイプ」。


「プリン体と戦う乳酸菌」ってヤツですね。

よくCMで宣伝されていました。


「明治プロビオヨーグルトPA-3」ってのは、

食べるヨーグルト。

「明治プロビオヨーグルトPA-3ドリンクタイプ」ってのは、

飲むヨーグルト。


スーパーなどのヨーグルト売り場に並んでいます。

黄色い目立つパッケージなので、すぐわかります。


さて、pa3ヨーグルト 効果ですが・・・

どうなんでしょうね?

明治ヨーグルトpa-3 効能っていうか。


どこかの偉い大学教授が、

このpa-3乳酸菌を痛風対策として推奨していましたが、

実際、ヨーグルト pa-3 尿酸値 どれくらい下がる?


現実に、PA-3ヨーグルト 効果っていうか、pa-3乳酸菌で

尿酸値が下がった人って、いるの?


pa-3ヨーグルトで尿酸値が下がった、という人を

あまり身近では聞いたことがないのですが、とにかく、

爆発的に売れているようですよ、プロビオヨーグルト。


痛風の薬 (尿酸値を下げる薬) というのは、

一度飲み始めると、一生飲み続けなきゃならない、

というのが心理的な負担になりがちですが、

この、明治プロビオヨーグルトなら、

嫌になったら、いつでも止められますから。


って、止める前に、pa-3効果を

飲んで食べて、自分でも 確かめてみないとね!



通風 かかと

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かかとの痛風ってある?

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痛風のことを「通風」と書く人もいますが、

正しくは 痛風です。

風通し は関係ないです。


痛風といえば、痛風発作ですが、

痛風発作といえば、

左足の親指の付け根の関節・・が 有名です。


この「左足の親指の付け根の関節」こそが、まさに

痛風発作の好発部位なんです。

一番、体重のかかる場所でもありますしね。


さて、それに比べて、

あまり聞き慣れないのが「かかと」。


かかとの痛み 痛風」って、あるの?


痛風は体内の尿酸が過剰になり過ぎて、

血液中に飽和状態、つまり溶けにくくなってしまい、

増えすぎた尿酸が結晶化して尿酸結晶ってなって、

関節などに沈着して、痛風発作の原因となるのです。


血液は全身を巡るわけですから、尿酸も同様に

全身を巡るわけです。


ってことは?

ドコに尿酸結晶が溜まっても不思議じゃない。

すなわち、痛風の症状が 

かかとに出てもおかしくない、

ということです。


どこに溜まっても不思議じゃない、といっても、

尿酸は体温が高いと(37度以上)

血液中に溶けやすいという性質があるので。


逆に体温の比較的、冷たい部分には溶けにくくて、

結晶化しやすいという性質があります。


体の末端、つまり、手足に痛風発作が多いのは、

心臓から遠い位置にあって、冷えやすい部分だから。


そして、それは関節だけじゃなく、

腱 (けん) や筋 (すじ) などにも溜まります。


「かかと」のすぐ上は、アキレス腱であり、

このアキレス腱とかかとはつながっていて、

アキレス腱にも、よく尿酸結晶が溜まるのです。


この、アキレス腱に痛風発作が出てしまうと、

全く歩けなくなるので、大変困ってしまいます。


この、かかととアキレス腱は境界があいまいで、

かかとが痛いのか、アキレス腱が痛いのか、

よくわからないときもありますが、どっちにしろ、

ここは弱点中の弱点であり、

ここに激痛が出てしまうと、

もう歩くことに関しては、お手上げです。


痛みがある程度引くまでは、松葉杖です。

(家の中では、這い這い)


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かかと痛 痛風

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歩くことに関していえば、

この「かかと」やアキレス腱の炎症は

非常につらい思いをしなければなりません。


でもね。

この「かかと」や「アキレス腱」は比較的、

早く痛風発作が治まるのですよ。


腱にしろ、筋(すじ)にしろ、

足の甲とか、くるぶしとか、親指の付け根の関節とかに

比べると、面積が狭いのです。


この面積が狭いというのは、尿酸が結晶化して

へばりついて溜まっていく面積が狭い、という意味で、

ということは、すなわち、沈着する尿酸結晶の量も

少ないということです。


蓄積する尿酸結晶の量が少ないならば、

仮に痛風発作が出ても、それほど

長びくことは少ないです。


でも、痛いことには変わりないですけどね。

なにせ、体重がマトモに

かかってくる箇所ですから。



痛風 バイク

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◆ 痛風の人はバイクに乗ってはダメなの?

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痛風だからといって、バイクの乗っては駄目なんてことはなく、

またバイクに乗るから痛風になるとか、痛風発作が発症する、

なんてことはありません。


ただ・・

問題は、痛風発作で足が痛いとき、どうするか・・ですね。


痛風発作は、たいてい左足が多発する箇所なのです。

(痛風歴の長い人は右足に出たりもしますが)


これが車なら、自動車なら

オートマの場合ですけど、右足さえ (痛みがなく)

動かすことができれば、何も問題はありません。

右足さえ動けば、アクセル・ブレーキの切り替えなど、

苦もなく動かせますからね。


これが左足が痛かったら、そうはいきません。

踏み込むたびに激痛で悲鳴を上げますから。


それに、四輪の場合、

運転者の周囲が枠で覆われているので、

バイク走行のように風を受けて走るわけではありません。

座ったままでも運転できるので、ある意味、とても

楽です、車は。


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痛風発作のときは、バイクは無理?

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痛風発作でよく起こる箇所は、

左足の親指の付け根の関節ですから、

左足が痛いと、シフトチェンジが困難なので、

かなりツライです。


かといって、毎日の通勤・通学に

バイクを使っている人ならば、

生活における足、というか

交通手段として欠かせない存在でしょう。


足の痛いのは、運転技術でカバーする、とか言っても、

いやあ・・命がかかっていますらね。


走行中、前方に神経が行くはずが、ついつい、

自分の痛い足に意識がいってしまって、そのために

不慮のできごとがないとも言えません。


痛風で足は痛いは、

痛風のせいで事故は起こすは、では、

もう、洒落にもなりません。

泣くに泣けません。

ここは、無理をしない方が無難かも。


痛風発作の痛みは激烈なので、

バイクの運転中に、とっさに激痛が走って、

そのせいで運転を誤る・・なんて可能性も

ゼロとは言い切れないので、

やはり痛風発作の痛みがある程度、治まるまでは

やめておいたほうが良いと思います。



まあ、自信があるなら、それでもいいですが・・



痛風発作 季節

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痛風発作が起こる季節は、いつ?

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痛風発作には、季節的要因というものがあって、

気候に左右される部分が大きいです。


一番多い季節が夏。

6~9月くらい。


これが痛風発作が一年で一番多発する季節です。


なんで?

もちろん、暑いからです。


あまりに暑くて、毎日、汗をたくさんかくので、

体内がどうして水分不足になってしまい、

血液中の尿酸濃度が高くなってしまい、尿酸値が

上がってしまうのです。

まあ、夏は痛風の人にとっては鬼門ですね。


次の多い季節は、12月、そして1月。

つまり、年末年始ですね。


これらの季節は、寒くて汗をかかないかわりに、

忘年会・新年会、おせち料理など、

飲み会の機会が多かったり、暴飲暴食をしてしまったり、

そういう時期なので。


どうしてもね。

痛風発作を起こしてしまう人が多いみたいですよ。


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体の変調を起こしやすいのは、季節の変わり目。

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じゃあ、夏以外は大丈夫なの?

年末年始は暴飲暴食に気をつけていれば大丈夫なの?


痛風に限らず、ホントは体が不調になりやすいのは

季節の変わり目なんです。

ほら、風邪も季節の変わり目は

よく引きやすいでしょう?


痛風の場合、夏にたくさん水を飲んでいたり、

胃腸が弱っていたりするのが、夏から秋になりかけとき、

気候柄、涼しくなってきたかなあ・・というようなときに、

がくん、と調子を崩しやすいです。


痛風の人は、1日2リットルの水を飲みましょう、なんて

いいますが、秋になっても2リットルも飲んでいたら、

腎臓に負担がかかって疲弊してしまいます。


腎臓が疲れてしまったら、ろ過を担当する臓器ですから、

尿酸の排泄もうまくいかなくなります。

腎臓と肝臓は関連性がありますから、

腎臓が不調になると肝臓にも影響が出てきたりします。


暴飲暴食といえば、ビールの飲みすぎとか、

御馳走の食べ過ぎ、というイメージもありますが、

飲みたくもない「水2リットルを1日に飲む」

というのも、ある意味、暴飲暴食かもしれませんよ?