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● 痛風 好発部位
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痛風発作が一番よく起こる箇所、といえば、
「左足の親指の付け根の関節」が定番です。
ここは体重のかかる場所であり、
(歩くたびに)よく使う関節であり、
さらに体の末端で血流が悪くなりやすい、つまり
冷えやすい箇所なので、
結晶化した尿酸が溜まりやすい場所なのです。
(尿酸は、体内の冷たい場所に結晶化して
沈着しやすい性質があります)
でね。
つらく苦しい痛風発作が終わりました、と。
ああ、やれやれ、と。
やっと痛風、終わったよ、と。
足の腫れも痛みも、ようやく引いたよ、治まったよ、と。
ところが・・
個人差があるので、必ず・・というわけじゃありませんが、
痛風発作が終わって直後、しばらくの間、
胃腸の調子が悪くなることがあるのです。
弱っている、というか。
なんとなく、胃腸の調子が良くない、とか。
ん----?
なんなの、これ。
これはね。
痛風発作が残したダメージなんです。
「左足の親指の付け根の関節」に
炎症が起こっていたわけでしょう?
今は、腫れも痛みも治まっていても、そこの箇所が
腫れ上がっていたわけでしょう?
「左足の親指の付け根の関節」の辺りにはね。
『胃腸関係のツボが集まっている』のですよ。
だから、痛風発作が治まっても、
胃腸の調子を落としたりして
多少なりとも、ダメージが残るのです。
人間の体の表面には、無数のツボ(経穴)があって、
内臓の反射鏡と言われています。
つまり、体の内臓の・・どこかが悪いと、
その弱った内臓に対応している、
体の表面のツボ(経穴)が硬くなっていたり、押すと痛かったり、
なんらかの反応が起こるのです。
逆に、そのツボをほぐしてやることによって、
弱っていた内臓が調子を取り戻りたり。
「内臓 → ツボ」は一方通行ではなく、
「内臓 ←→ ツボ」の相互通行なのです。
ですから・・
痛風発作で「左足の親指の付け根の関節」に
炎症が起こるのは、蓄積し過ぎた尿酸結晶が原因で、
胃腸とは直接は関係ないはずなのですが、
「親指の付け根の関節」の辺りには
胃腸のツボが集まっているので、
そこが炎症を起こすことによって、知らないうちに
「胃腸にも影響を及ぼしてしまう」わけで。
胃腸に影響、とか言っても、
たいしたことはなくて、何週間かして、
胃腸の調子が戻って来ると、
顔色が良くなってきたりしてね。
体の表面に、なんらかの(良い)変化があらわれます。
(自覚症状を含めて、ほとんど気が付かない場合が多いです)
痛風発作は足が痛いのが治まれば、それでオシマイ、と
思われていたりしますが、体の表面に起こる現象は
すべて内臓と関わっている、ということです。