2025年12月4日木曜日

痛風対策 冬

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● 痛風の人が冬に気をつけることは?

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冬は寒いですが、体調はどうですか。

調子、崩してないですか?

 

いっけん、元気そうに見えても、手足は どうですか?

温かいですか?

手や足が氷のように冷たい人は いませんか?

 

まあ、冬ですから、夏に比べたら、手足は冷たいでしょうが、

それでも他の人の手を触ったり、握手したりしたら、

「つっ・・冷たいッ!」

と驚かれたりとか、しませんか?

 

他の人より、遥かに

自分の手の方が冷たかったりしませんか。

 

痛風発作というのものは、血液中に過剰になった尿酸が

溶けなくなってきて(尿酸値 7.0mg/dl以上)、関節などに

結晶化した尿酸が蓄積してくることが原因。

 

で、その尿酸結晶が溜まりやすい箇所というのは、

体内の、比較的冷たい部分なのです。

 

よく溜まるのが、足先の関節ですね。

足の親指の付け根の関節とか、足の甲とか、

くるぶし、足首、アキレス腱、足の裏、かかと・・など。

 

つまり、体の末端。

体の血流が悪いと、

手足が冷えて尿酸結晶が溜まりやすくなります。

 

体温37度以上になると、

血液中の尿酸は よく溶ける、といいますが、

風邪でもなけりゃ、なかなか、37度が平熱、

という人は少ないと思います。

 

それでもね。

体温は、低いより高いほうがいいのです。

痛風にとっても、

免疫(病気への抵抗力)にとってもね。

 

ところがねえ・・

若い人は、そうでもなくても、中高年になってくると、

体温が低下気味で、手足も冷たくなりやすいのですよ。

特に痛風の人は、そうかも。

 

原因は、いろいろありますが・・

 

●運動不足。

●筋肉量が少ない。

●食べすぎ。

 

この、運動不足と筋肉量が少ないってのは、

少し連動しているようですが・・。

 

筋肉の中にはね。

無数の毛細血管が張り巡らされているのです。

たくさん血液が通っています。

 

筋肉が落ちてしまうとね。

その筋肉中の毛細血管、これを巡る血液の量も

低下してしまうのです。

いわゆる、血流が悪くなるってこと。

 

何もしないと(運動などのこと)、人間の体は

年々、数パーセントずつ、加齢によって筋肉量が減っていく、

といいますので、

もっと自然の摂理に抵抗しなきゃならないのかも。

(つまり、運動するってこと。筋肉を増やすってこと)

 

 

痛風といえば、激しい運動はするな、無酸素運動はするな、

ゆったりとした楽な、有酸素運動をしましょう、

って言われていますが、

そんなことばかり言ってるから、どんどん運動量が減って、

筋肉が年々、減っていくような気がします。

 

痛風なら筋トレするな、とか、昔から言われていますが、

筋肉がないと、人間、駄目なんですよ。

 

 

体内に酸素が取り込まれないと(息を止めた、無酸素運動)、

新陳代謝で壊れる細胞が、壊れることが促進されてしまい、

細胞が壊れたときに核を吐き出し、その核がプリン体になって、

ひいては尿酸が増えて、尿酸値が上がる・・ということなのです。

 

運動でも、あまり激しいものは

(痛風には)良くないのかもしれませんが、

特に下肢(ふくらはぎ、太腿など)は

全身の筋肉の7割近くを占めるので、

しっかり歩いたり(あるいは走ったり)して、

下半身の筋肉は強化したほうがいいです。

 

下半身の筋肉量を確保することで、

全身の筋肉量の総量を増やす、

みたいな感じで。

 

あと、「食べすぎ」と手足が冷えることは、

まったく関係ないように思えますが、

食べ過ぎると、消化吸収のために

血液が胃に集中するのですよ。

 

食べれば食べるほど、食べる量が多いほど、

集まる血液量も多いのです。

 

血液が内臓に集まるのはいいですが、

全身の血液量というのは、

無限にあるわけじゃありませんので、

内蔵に集中するということは

手足などの末端が手薄になってしまうのですよ。

本来、手足に回っている血液までも かりだされて、

胃腸に呼び寄せられる、わけで。

 

つまり、手足の血流が悪くなって、

手足が冷たくなるってこと。

 

 

で、対策。

 

○お腹を冷やさない。

○運動する(筋肉を増やす)。

○温かいものを飲む(食べる)。

○食べ過ぎない。


よく「冷えは 怖い」というのは、

手足などの末端が冷えるということは、

血流が悪くなっている、ということ。

(血流が良ければ、手足はポカポカなのですが)

 

「冷え」があると、

痛風と大きな関連のある、

腎臓への血液の巡りも悪くなってしまい、

尿酸を排泄する力も低下してしまいます。

 

尿酸の排泄量が減ると、血中の尿酸濃度が高くなるので、

尿酸値も上がってしまいます。

 

まわり回って・・という感じでは ありますが、

「手足の冷え」は痛風に関係なくもない、のです。

 

ついでにいうと「冷え」によって

腎機能が低下すると、水分の排出が減って

体内の水分が増えてしまい、過剰な水分が、

さらに「冷え」を促進してしまいます。

悪循環ってヤツですね。

 

で・・

お腹を冷やさないようにしましょう、

温かいものを飲んで食べましょう、

食べ過ぎないようにしましょう、

運動しましょう・・・と、なるわけです。