2025年11月5日水曜日

痛風発作は、なぜ何年も起こらないの?

 秋が過ぎて冬になってくると、またアレが流行ってきます。

 

そうです。

「風邪」です。

 

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● 痛風 風邪

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風邪をひくと、熱が出たりするので、

多くの人が風邪薬を飲みます。

その方が早く治る、熱も引く、とかね。

 

ところが、東洋医学では、風邪をひいたら薬を飲め、とか

そういうことは全く推奨していなくて、

人間の体に起こることには

「全て理由がある」なんて言われてしまいます。

 

風邪をひくと、熱が出てオデコが熱くなったりしますが、

この「熱が出る」のには理由があって、

発熱して体温を上げることによって、

体の免疫(めんえき)を高めるのだそうです。

 

具体的にいうと、体内の白血球が体温が上がることによって

活発化します。

白血球というのは、体内のバイ菌をやっつけたりする、

体の中の掃除係ですからね。

つまり、風邪の菌をやっつけようと臨戦態勢に入るわけです。

 

ついでにいうとね。

発熱が素晴らしい!

・・・なんて考えている人は誰もいませんが、実は、

発熱という現象は、

この発熱と一緒に、普段から体の中にある「良くないもの」も

熱と一緒に発散してしまうので、たまには

発熱も(結果的には)体のため、なんだそうですよ。

 

それから、ずるずると気持ちの悪い鼻水も、

体内の過剰な水分と一緒に「よくないもの」を排出する、

理由のある行為なのです。

 

たいていの人は、風邪をひいたら

熱をさげる薬を飲むので、せっかくの発熱の機会なのに、

免疫がまた下がってしまい、

体内の「良くないもの」を外へ出す機会を失うわけです。

 

・・・とか、そういうことを他人に言ってみても、

「こいつ、バカか」というような目で見られますので、

あまり人に言わないほうがいいかも。

どうせ言っても信じてもらえませんし。

 

「風邪をひいたら、風邪薬を飲みましょう!」と

テレビのコマーシャルでも言っていますしね。

 

 

・・・って、風邪の話は、もういいや。

 

そんなことより、痛風の話。

(痛風ブログですし)

 

痛風発作は尿酸が結晶化して関節などに沈着して、

それが原因となって痛風発作が起こるのですが。

 

じわりじわりと蓄積した尿酸結晶が痛風発作の遠因となるまで、

10年~15年くらいかかるのです。(個人差があります)

 

で・・

少々、尿酸結晶が溜まってきたくらいでは痛風発作は

起こらなくて、関節などに尿酸結晶が溜まりきれなくなって、

剥がれ落ちたとき。

 

そのときね。

白血球が、体の掃除係である白血球が、その剥がれ落ちた

尿酸結晶を“異物”と認識して攻撃するのですよ。

そのとき、あの激痛の成分ができるのです。

 

ちょっと、まって!?

 

剥がれ落ちた尿酸結晶を白血球が「異物」と認識するって?

 

でも、それまでに

何年も、ずっと関節とかに

尿酸結晶が溜まってきているわけでしょう?

 

雪国の冬道に、雪が少しずつ降り積もるように

尿酸結晶も溜まってきているわけでしょう?

一朝一夕に蓄積したわけじゃなくて。

 

なんで・・・その、

積もっている段階では、痛風発作が発症しないの?

 

なんで、積もっている段階だって、

尿酸結晶は、体にとって“異物”のはずなのに、

どうして白血球は、

関節に沈着している尿酸結晶を攻撃しないの?

 

それはね。

関節・腱などに沈着している尿酸結晶には、

“たんばく質が附着している”ので、白血球は

この、積もっている尿酸結晶を異物と思わないのですよ。


で。

溜まり過ぎた尿酸結晶が関節から剥がれ落ちた途端!

白血球は、その剥がれ落ちた尿酸結晶を

異物と認識するのです。

そして、痛風発作が発症するのです。

 

ふ~ん・・そうだったの。

・・・って、そんなこと知っていも、

何の役にも立ちませんが。