スポーツは体に良い、健康に良いと
長年、信じてきた私ですが、ある程度、
年をとってくると・・というか、
痛風改善にスポーツは、あまり向いてないんじゃないかと
思うようになってきました。
ほら、スポーツって、爽やかな汗を流して、
いかにも健康です~、って感じじゃないですか。
長年の好意的なイメージを払拭するのは容易ではありませんが、
私の場合、激しいスポーツ(マラソンとか)で足の関節を酷使して、
それがキッカケで痛風発作が起こったりして、
なんか、もう・・あまりスポーツをしちゃダメだな、
と思ったりもしています。
一流のスポーツ選手でも、
たいてい、引退する頃には膝とか腰とか肘とか、
どこか痛めていますからね。
「スポーツが体に良い」というのは、
スポーツ用品メーカーが作りあげた、
妄想・陰謀じゃないかと。
まあ、そんなワケはないか。
痛風改善、尿酸値改善には、
ゆっくりとした有酸素運動が望ましい、
と考えられています。
歩く(ウォーキング)とか、サイクリングとか。
でも、サイクリングだとかいっても、
走るのが好きだった私からすると、
運動した気がしないんですよ。
自転車にのって、トロトロ走っても。
けれども、激しい運動は尿酸値を上げてしまうらしいので、
なるべくやらない方が良いみたいです。
なんで尿酸値が激しい運動で上がるのかというと・・
ハアハアというでしょ?
息が切れて肩で息をする、みたいな。
あれは、体内に酸素を一生懸命取り込んでいる。
つまり、カラダが酸素不足なんです。
激しい運動によって筋肉を動かすわけですが、
そのときに酸素不足になります。
酸素不足の状態のとき、いつも以上に
プリン体が多く作らてしまい、
結果として、尿酸が多く生成されます。
おまけに、運動で汗をかいたりして、
体が少し水分不足になってしまい、
血液中の尿酸の濃度が濃くなります。
と、いうわけで尿酸値が上がってしまうのですよ。
う~ん・・
激しい運動は、
尿酸値がやっぱり上がってしまうのですか・・
長年、スポーツは体に良いと信じてきた私にとっては、
これは真逆のデータです。
まあ、年々、年をとって体力も落ちてくるので、
それも、まあ
仕方がないか、と思ったりします。
痛風改善に良くない、ということをわざわざ
強いてすることもないかな、と。
毎日、ぽちぽちと歩いてるのが、私には
お似合いってことですかね。
なんか、気持ちまで枯れてきそうです。
ただ、
たかがウォーキングと思うかもしれませんけど、
歩くと、気持ちがスッキリします。
これは気のせいではなく、
ストレスなど脳が感じる嫌な物質が、
歩くことによって筋肉の方へ移動するそうです。
ですので、歩き終わったときには、
なんとなく気分が晴れて、
スッキリした気持ちになっている、と。
そういえば、そうですね。
なんか、歩くと気持ちが良いです。
生活に運動を取り入れた10年と、
運動を全然しなかった10年では、
その後の健康の状態がまるで違うそうなので、
やっぱり、できるかぎり
歩くなどの運動をした方が良いみたいです。