2024年6月24日月曜日

痛風 腎臓のもう一つの働きとは?

痛風体質の人の場合、体質的にというか、

腎臓が弱点になりやすいです。

長年にわたり、尿酸結晶が体内に蓄積してくる、

つまり、尿酸値が高い状態が長期に続くと、

腎臓にも尿酸結晶がたまりやすくなります。

それはすなわち、腎機能が低下する可能性があります。


東洋医学(漢方)では、“腎(じん)”は「おそれ」と関連がある、

と考えられているようです。


「おそれ」というのは、ええと。

気に病む、というか、心配性というか、くよくよしたり・・

とか、そういう感じのものです。


腎臓は、体の中での濾過装置のような働きをするのですが、

それ以外、内臓と心因性のものは密接な関係があるのです。


たとえば、強烈な心配事、悩み事があったりしたりすると、

心臓に痛みを感じたりすることがあるのですよ。

で、これは・・この症状は狭心症とかじゃないか、

と病院で検査してもらっても、何の異常もない。

だのに、痛い。

でも、その心配事が解消されると、嘘のように

心臓の痛みが消えうせてしまったり、とかね。


そういう意味で、腎臓も本来の機能以外に、

自分の心というか、精神的な気持ちの面にも

影響を及ぼします。


もしかしたら、心配性だったり、

クヨクヨ症だったりする人は、自分は生まれつき、

そういう性格だから・・なんて考えているかもしれませんが、

実は、自分の“腎(じん)”が弱っていたり

するのかもしれませんよ。