痛風をいざなう、6つの危険因子は、以下の6項目。
●その1● → → → → → → 遺伝。
●その2● → → → → → → 男性。
●その3● → → → → → → 肥満。
●その4● → → → → → → 肉や魚が好き。
●その5● → → → → → → 飲酒。
●その6● → → → → → → 水分不足。
上記の要因が多ければ多いほど、
痛風の発症リスクは高まるそうです。
それらのうち、「遺伝」「男性であること」は
どうしようもないですからね。
自分の自助努力で、どうにか
なりそうなものは残り4項目のみです。
「男性であること」が、なぜ悪いのかというと、
なにも悪いことはないのですが、
女性は女性ホルモンの関係で、それほど
尿酸値が高くならない、というだけです。
男性には、男性ホルモンなので、
尿酸値が高くならないような効果はないようです。
で、「肥満」「肉や魚が好き」という項目は、
似通っている感じはしますが、微妙に違います。
「肥満」は内臓脂肪の増加につながり、
尿酸値の上昇の要因となります。
また、生活習慣病の原因にもなりますので、
食事に気をつけたり、生活に運動を取り入れたりして、
肥満解消に努めるのが望ましいです。
で、この「肉や魚が好き」というのは、
プリン体を多く含む食品の摂取、
ということになると思います。
特に、魚の内臓が芳しくない、とか。
それから、「飲酒」「水分不足」。
これは、水分不足は飲酒で解消すればよいのではないか、
と思うかもしれませんが、それじゃ、ダメです。
アルコール飲料を飲むことは、尿酸をフル生産するとともに、
尿酸の排泄低下も引き起こします。
ダブルパンチです。
(ただし、ほんの少量のワインなら、OK。
ワインに含まれるポリフェノールと相殺されるので)
また、水分不足は、尿酸というものが
尿と一緒に体外に排泄されることから、
飲む水が少ないと、尿酸も排泄も少なくなってしまいます。
・・・というわけで。
親族(三親等以内)に
痛風(高尿酸血症)の人がいて【遺伝】、
それでいて【男性】の人は、
【飲酒】をやめる、もしくは減らすなどをして、
それでいて、【水分不足】にならないよう、
水分補給はシッカリして、
【肉や魚が好き】なのはホドホドにして、
【肥満】を解消する、
というのが理想的になります。
・・・・・・・・・・。
なんか、仙人になれそうですけどね。