20年前は、痛風がストレスと関係あるなんて、
これっぽっちも言われていませんでしたが、
現在では、以下のような因果関係があると考えられています。
会社や家庭で嫌なことがある、もしくは
心配事・不安なことがある→
強いストレスとなり、心ばかりか体にも影響を与える→
受けたストレスは体を緊張させ、血管を収縮させる→
体が受けたストレスに対応するため、代謝作用を活発化→
代謝が活発化して、尿酸がガンガン生成される→
尿酸値が上がってしまう
う~ん・・困ったものです。
逆にいえば、ストレスがなければ
尿酸値を上昇させる要素は減ります。
ですが、嫌なデキゴト、心配事というのは
不可抗力が多いですから、自分のチカラでは
どうにもならない場合が一般的ですからね。
あんまり関係ないですけど、
ウチの近所の開業医の先生も過労で倒れちゃいました。
働きすぎってヤツです。
健康について人一倍詳しいハズのお医者が
倒れてりゃ世話ないです。
一人でも多くの患者さんを見てあげよう・・
という先生でしたので、
責任感が強すぎたのですね。
でも、休むときは休まないと。
痛風になりやすいタイプというものがあるらしく、
「真面目で責任感が強く、
何ごとにも積極的でバイタリティに溢れている」
というような人がアブナイらしいです。
じゃあ、どうすれば痛風にならないのか、というと
「チャランポランで無責任。消極的で何もやる気がない」
こういう人は痛風になりにくいらしいです。
まあ、生まれつきの体質・遺伝があるので
実情は定かではないですけどね。
なんにしろ、そんな人なら、会社をクビになりそうですね。
人にもよるでしょうが、日本人は
概してストレスがたまりやすい国民、
といわれています。
つまり、真面目ってこと?
何の本で読んだのか忘れましたが、
インド人は日本人とは性質が全然違うそうです。
約束を守らないらしくて。
で・・それが普通なのだそうです。
とあるインド人が出稼ぎ(外貨を稼ぐため)、
日本にあるインド料理店に働きに来ました。
すると・・びっくりしたそうです。
それから、感激したのだとか。
「日本人は、約束を守るじゃないか!?」
そして、数年。
資金もできたので、
そのインド人は母国に帰国したそうです。
そこで、また、びっくり!
「なんだ、この国は!?
誰も約束を守らないじゃないか!?」
・・・・・・・・・・・・・。
日本人は世界レベルでみると、
真面目すぎるのかもしれません・・・
っていったところで、日本の中で生きているのですから、
その枠、ルールで生きていくしかないですけどね。
過労になる前に、休息をとりましょう。
それが一番です。