痛風発作というものは、経験したことのない者には
理解不可能な、激痛を伴う炎症を起こします。
その患部はたいていは足で(左足が多いです)、
鬱血して腫れあがり、歩くと強烈な痛みを感じます。
っていうか、歩けないです。
でも、どんな痛い痛風発作でも、いつかは終息に向かいます。
短い人ですと、10日間~14日間くらいでしょうか。
これには症状や痛風歴の長さなどによって
違ってくると思います。
1ヶ月間、2ヶ月間・・なんて人もいるでしょう。
私なんか、半年間、
歩けなかったともありましたよ (一度だけですが)。
で。
いつまでも寝ているわけにも行かないので、
外へ出て、なんとか歩くことになるのですが・・
気がついたのですが、他の人は歩くのが早いですね。
いえ、自分が遅いだけなのですが、
とても他人の歩きが早く感じます。
自分も、あれくらいのスピードで
歩いていたのですよねえ(遠い目)
痛風発作の症状は、発熱を伴う腫れと激痛、
というものなのですが、まず最初に患部の熱が治まってきて、
やがて腫れも引いてきます。
最後まで残るのが、“痛み”。
普段は痛くなくなっても、痛かったことをすっかり忘れていて、
いつものスピードで急に動こうとしたりしたときに、
ズキン、ときます。
でも、やがて、この“痛み”もすっかり消えうせ、
元通り歩けるようになります。
そして、歩けなかったことも、ほぼ同時に
すっかり忘れてしまいます。
けれども、このことを忘れちゃダメだと思うのです。
もし、将来、自分がもっともっと年をとって、
仮に“寝たきり”とかになってしまったら。
きっと、もう一度歩きたいなあ、歩けたらいいのになあ、
と思うような気がするのです。
でも、老化現象なので、それはたぶん、無理。
自然の摂理には逆らえません。
でも、痛風発作で歩けないのなら、近いうちに
回復して、また歩けるようになります。
歩けるってことは、ホントに素晴らしいことなんです!
持って生まれた体質などの影響もあり、
痛風体質の人が痛風発作を起こさなくするのは
難しい面もありますが、
できるだけ尿酸値を下げて、痛風発作を回避できるよう
気をつけていきたいです。
痛いのは、もう嫌ですし。