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◆ 痛風とコーヒーの関係
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コーヒーを1日6杯飲めば、尿酸値が下がる、
という研究データが
発表されているから、といって、誰ですか!?
デミタスコーヒー (小さいミニカップの) で
6杯飲んだよ、とか 言ってる人は!?
6杯という数字に意味があるのではなくて、
コーヒーに含まれている
クロロゲン酸というポリフェノールが
尿酸値に効果的、と考えられているのです。
つまり、ある程度の
“量” を飲まなきゃならない、ってこと。
逆に、少量のデミタスコーヒーで、
尿酸値を下げる効果を期待しよう、とするならば、
(デミタスコーヒーの容量が)3分の1として、
6杯×3倍(3杯分)=18杯も飲まなきゃならない。
いくら少量だから、といって、1日に18杯も
コーヒー (たとえ、デミタスでも) も飲めないでしょう。
なんで、こんな苦労しなければ ならないのか。
痛風体質 (痛風になりやすい体質の人) でない人は、
何を食べても何を飲んでも何をしても、尿酸値なんか
上がったりしないのに。
これは、もう・・持って生まれた体質なんですけどね。
体内で、尿酸がなぜか多く作られてしまうのですよ。
尿酸の排泄が、どうしてだか、あまり
うまくいかないのですよ。
人それぞれ、個性があるように、性格が違うように、
体質も違うのです。
世の中、コーヒーが好きな人ばかりではないでしょうし、
コーヒーが飲めない (味が好きでない) 人もいるでしょう。
いくら尿酸値改善効果アリ、との研究結果があっても
好きでもないものは、飲めません。
飲んでも、長くは続けられません。
コーヒーが好きです。
そういう人だけが飲めばいいと思いますよ。
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◇ クロロゲン酸で血糖値を抑制!
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コーヒーには、
尿酸値改善効果が期待できるだけではなくて、
他の生活習慣病改善にも良い影響がある、
と考えられていますしね。
●血糖値の抑制による、糖尿病予防。
●血液をさらさらにして血栓ができるのを出来にくくする。
●中性脂肪やコレステロールを減らす。
ええ、いろいろ効果があるんですよ。
コーヒーって、体に良かったんですね。
でも、確かにカフェインも含まれていますし
(眠気覚まし、頭スッキリなどの効果もありますが)
すきっぱらで、たくさん飲めば
胃を荒らすかもしれませんけどね。
私は、飲みたいときに、飲みたいだけコーヒーを飲む、
というスタイルがいいんじゃないか、と思います。
尿酸値改善効果を期待するあまり、
もう、お腹いっぱいなのに、飲みたくもないのに、
ごくごくコーヒーを飲む、苦しくてもコーヒーを飲む、
ってのは、あまり良いとは思えません。
そんなことをしても長続きしませんしね。
コーヒーでも何でもそうですが、
長く継続しなければ、
あまり効果は期待できないと思います。