痛風は体内の尿酸の量が原因になっており、
この尿酸の排出を
スムーズにしてくれる働きがある薬や、尿酸が
体内で作られるのを抑制してくれる働きが
あるものがあります。
病院で医師から処方される薬も
こうした効果を持つ薬が処方されますが、
尿酸値を下げる薬は、通常、
市販薬としては販売されていません。
尿酸値を下げる薬とは、少し違うのですが、
アスピリンという成分の入っている薬があります。
アスピリンには尿酸値を下げる効果
と痛風になっている場合には
痛みを止めてくれる効果もあります。
ただし、飲み方には注意が必要と言われています。
少量ではアスピリンは逆に
尿酸値を上昇させてしまう働きがあると言われており、
一定量以上を服用していく必要があります。
ですが、この量には個人差もあり、
市販薬として個人で服用していくには
非常に注意が必要になります。
そのため、正直なところ、
あまり服用するのはお勧めできない薬です。
もう一つ尿酸値を低下させる効果のある薬として
尿酸が体内で作られるのを
抑制する効果のある薬がありますが、
その代表的な物としてはフェブリクという薬があります。
こちらの方がお勧めで、比較的安心して飲む事ができます。
量によって働きが変わるという事もないため、基本的には
適量を飲めば良いという物が多いです。
錠剤タイプの薬が多く、
1日に1錠から2錠を飲んでいくのが通常です。
もう一つ、ザイロリックも
尿酸の生産を抑制してくれる働きを持っている薬です。
こちらはある程度の期間継続する事が大切で、
2~3ヶ月ほどの期間で服用していくと効果が現れやすいです。
継続は大変ですが、痛風になるとその症状は非常に重いので、
頑張って継続する事をお勧めします。
目に入りやすい所に置いておくと、
飲まないといけない
という気持ちになりやすくなるため有効です。
尿酸値を下げる薬としては以上のようなものがあるため、
薬局などで確認して購入しましょう。
(ただし、医師の処方箋が必要です)
また、尿酸値はとてもデリケートな値です。
自己流で服用してしまうと、
逆効果になってしまう可能性も無くはありません。
そのため、なるべくなら予防の段階からでも病院に行き、
医師に相談をするのが確実な方法です。
少し手間も時間もかかってしまいますが、
きちんとした知識がある方からのアドバイスを貰えるため、
検討してみるのもお勧めです。
尿酸値を下げる薬にもいろいろあって、
いったい自分には、どれが合うのか?
人それぞれ、体質も尿酸値の数値も違うので、
やはりキチンと検査して、病院の指示どおりに
服用するのがベストだと思います。