尿酸値高い原因はストレスが挙げられます。
多くの病気の元になるストレスですが、
痛風の原因にもなると言われています。
最近の世の中ではストレスを感じていないという方は、
ほぼ、いないのではないでしょうか。
痛風だけでなくストレスから起こる病気や
症状を防ぐためには、ストレスとどう付き合っていくか
がポイントになります。
ストレスを感じてもそれを上手く処理できる方法を
身に付けておく事が大切です。
ストレスを感じて体内に起こる事は、
エネルギーが多く消費されるという事です。
ストレスは目には見えませんが想像以上に
体に負担を大きくかけています。
ストレスに対抗するために体は
エネルギーを多く作り出しますが、
その際にプリン体を燃焼させる事でエネルギーを得ます。
プリン体が燃焼されると尿酸が生じ、
体内の尿酸値が上がっていくのです。
ストレスが元で消費されるエネルギーはかなり多いため、
尿酸値も上がりやすくなります。
また、ストレスを感じると血管の収縮作用が働き、
これによって尿酸が血液に乗って排出されるのを
妨げてしまう事になります。
他にも様々な要因によって尿酸値が上昇しますが、
まだ研究段階で、完全に解明されていない部分もあります。
これがストレスを感じた時に尿酸値が高まる原因ですが、
こうした事を防ぐためにもストレスを
上手く発散させる事が大切になります。
そのためにできる事としてまず挙げられるのが運動。
運動といっても激しいものは必要なく、
有酸素運動と呼ばれる軽い運動で十分です。
少し息が上がる程度に運動すると体がぽかぽかし、
ストレスも合わせて発散されやすくなります。
私も痛風の対策と健康のために朝20分ほど
ウォーキングを取り入れています。
体が活性化し、代謝機能が活発になるため
尿酸が排出されやすくなります。
また、人に相談をするのもストレス解消に役立ちます。
ストレスを大きく抱える方に多い傾向として、
自分一人で問題を抱え込んでしまう
という事が挙げられます。
何でも自分で解決しようとする姿勢は
とても大切ですが、
そこまで強くなれない時は誰しもあります。
なるべく周りの方に早めに相談するようにしましょう。
他の人に聞いてもらうだけでもストレスは
和らげる事ができます。
一人で不安なまま色んな事を想像してしまうと、
よりストレスは大きくなってしまいます。
また、本人が好きな事をするのも時には大切です。
遊んでいる時は自分の気持ちもリラックスできるので、
なるべく楽しむ時間を取る事も大切なのです。
やる事は何でも構いません。
ショッピングや旅行に出かける、
コンサートなどで騒ぐなど、
人それぞれ思い切り楽しめれば大丈夫です。
遊んでいたらストレスを忘れてしまったり、
何でもないように思えてきて、
ストレスにならなくなったという事もあります。
良くないのは何もせずにそのままでいる事です。
自分なりのストレスの解消方法を見つけて、
尿酸値の低下と痛風予防に役立てていきましょう。
現代社会で生きていく以上、
ストレスは避けられませんからね。
ストレス解消は大切になってきますが、
だからといって、ストレス解消に「ドカ食い」は
しないでくださいね。