2022年6月25日土曜日

尿酸値が高い? 病気?

体内の尿酸値が高いと

病気になりやすくなりますが、

その中でも大きな病気として痛風があります。


痛風はとても強い痛みを生じる病気で、

痛風発作とも呼ばれる特有の症状があります。

尿酸値が高い方で

痛風など大きな病気が発症していない方は

早めに対策をしておく事をお勧めします。


痛風は体内に尿酸が増える事で発症しますが、

尿酸の原因になっているのは

食べ物に含まれているプリン体と呼ばれる物質です。

エネルギーが作られる元にもなる物質で、

この物質が体内で燃やされる事でエネルギーになります。

その燃やした時のゴミとして生じるのがこの尿酸です。

体内の中での基準値が決まっており、

その値の範囲内であれば

特に体には影響がありません。


逆に少なすぎても痛風とは別の病気になります。

この基準値の事を尿酸値と呼びます。

尿酸値は成人の方は

男性でも女性でも7.0mg/dlという値が基準になっており、

これを超えた値になっていると

痛風になるリスクが高くなります。


痛風は初期症状があり、

体の関節に痛みが生じます。

痛風は突然やってくるので日頃から

予防をしていないと非常に危険なのです。

ビールを飲んでいる量が多かったり、

その他の高カロリーな食事を偏った形でしている方は

少しずつでも改善していく事をお勧めします。


また、もう一つ痛風のために手軽にできる事として

水を飲むという事があります。

尿酸は尿から排出されるので、

水を沢山飲んで尿の量を増やすと

尿酸も出ていきやすくなるのです。

食事を規則正しく健康的なものにすると共に、

水も多めに飲んでいくとより効果が高まります。


尿酸値は定期的に企業で行われる健康診断で測定されます。

その値をチェックするようにしましょう。

健康診断は面倒と思う方もいるかもしれませんが、

やはり大事なものなのです。

健康な体を維持するためにも、予防は大切です。

もっと大きな病気にかかる前に

対策をしていく事をお勧めします。


尿酸値は体質などによって、

なかなか下がりにくい人もいますが、

できることを少しずつ積み重ねていくしかないので、

がんばりましょうね。