痛風発作時の治療は病院に行って
医師に診断をして貰い、状況に合わせた薬を
処方して貰うのが効果的です。
痛風発作は非常に強い痛みを伴うので
自分だけでは対処しきれないという方が多いです。
そのため、強い痛みを感じたら無理をせずに
なるべく早く病院に行くようにしましょう。
病院に行くとまずは診察をしてもらい、
痛風の治療のための薬を処方して貰います。
薬には様々な種類がありますが、まずは
体内の尿酸値を改善する薬です。
痛風は体内に存在する尿酸という物質が
原因となっています。
この尿酸の量を正常な値に戻すための薬が処方されます。
これには二種類あり、尿酸の排出を促進してくれる薬と
尿酸が体内で作られるのを抑えてくれる働きを持つ薬の
二種類があります。
尿酸は尿として排出されますが、尿には
酸性、アルカリ性の度合いがあります。
これが酸性に傾いていると
尿酸が排出されにくくなります。
薬を飲む事でアルカリ性に尿を保ちやすくなり、
スムーズに排出しやすくなります。
また、尿酸は体内にプリン体という物質が取り込まれ、
そのプリン体が燃やされる事で生じます。
薬を飲んでおくとこの尿酸が作られる反応が抑えられ、
尿酸値の低下に繋がります。
この二種類の薬は
人によって両方処方される事もありますし、
片方という事もあります。
また、痛風発作時には強い痛みを生じますが、
この痛みを和らげる薬も処方されます。
ロキソニンなどが代表的なものですが、痛風の痛みは
薬を飲まずに対処するのは難しい事もあります。
それほど激痛という事ですが、薬を飲む事で
痛みがなくなるまではいかないまでも、
耐えられる程度の痛みにする事はできます。
まずは薬を飲んでいくのが第一ですが、
これと合わせて
生活習慣を変えていく事も大切になります。
痛風は生活習慣が不規則になっていたり、
ストレスを生活の中で大きく感じている事が
原因となる事が多いです。
自分の生活をまずは振り返ってみると良いでしょう。
食事や睡眠などが不規則になっていないでしょうか。
肉類に偏りがちだったり、睡眠時間も
不規則で短くなっていたという方は
痛風で動けない期間からは改善していきましょう。
まだ痛風になっていないという方も、いずれ突然
症状が出てくるかもしれません。
その時に備えて少しずつでも改善していく事を
お勧めします。