2022年4月3日日曜日

尿酸値 黒酢 効果

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】痛風発作は、どうして起こるのか!?

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


痛風発作がどうして起こるのかよりも、どうすれば

痛風発作が起らないか、ってのを知りたいんですけど!?


ま、待ってください。

痛風発作がどうして起こるのかがわかったら、

どうすれば防げるか、対策みたいなものが

見えてくるような気がしませんか?


なんで痛風になるのか、ですが、

これにはさまざまな要因があります。


最大の要因は体質 (遺伝) です (ガックリですね)。


それから、強いストレス。

肥満による内臓脂肪の増加

(内臓脂肪は尿酸値を上げます)。


食べ過ぎによる尿酸の増加。


プリン体の多い食品の摂り過ぎ。


ビールなどのアルコール飲料の多飲

(アルコール体内で分解されるときに

多くの尿酸が生成)。


激しい運動 (無酸素運動は尿酸を増やす)。


運動不足 (散歩などの有酸素運動は可)。


水分不足 (血中尿酸濃度の上昇)。


クスリの副作用 (利尿剤など)。


尿がアルカリでなく酸性尿になっている。


たくさんあり過ぎますが・・あと、

睡眠不足とかいう説もあります。


ああ、こんな話、楽しくないのですね。

次に行きましょう。


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【2】痛風発作は、どうやって予防するの?

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


病院に行けば、クスリを飲みましょう。

尿酸値を下げる薬(尿酸降下薬)を飲みましょう

となりますが、どんな薬にも

副作用というものがあります。


尿酸値が高いまま、長年、そのままにしていると、

将来は痛風発作の頻発だけでなく、内臓を悪くしたり、

脳梗塞などの血管系の合併症を起こす可能性も

あるのです。


う~ん・・痛風って、怖いのね。

そうですよ。

みんな、痛風という語源は

「風が吹いても痛いから、

痛風と呼ばれるようになった」と

思っていますが、違うんですよ。


“風”という言葉は「中医学」

(中国で発達した東洋医学、つまり漢方) では

「全身を侵す (神経系)」という意味なんです。


全身が痛くなる病気、すなわち

『痛風』なんです。


ぜ、ぜんしんが・・オカされるの!?

こ、怖いっ!


怖くないですよ、それは末期症状の話ですから。

そうならないように、手を打てばいいのですから。


じゃあ、どうやって予防するのか、ですが、

基本は生活習慣の改善です。

ありきたりで、つまんないと思うかもしれませんが、

まずはこれからスタートです。


仮に薬 (尿酸降下薬) を飲むにしても、

暴飲暴食、やりたい放題していては、

やっぱり駄目でしょう。


そういう生活習慣で痛風になったのだから、

その逆をやれば いいわけです。


でも、ちょっと待ってください。

どうにもならない項目があったハズ。


そう、体質です。

体質なんて・・カンタンに変えられないよぉ~


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【3】痛風体質を改善する

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


プリン体の多すぎる食品を食べるのを控えたり、

肥満になって内臓脂肪が増えないようにするのは、

自助努力で何とかなりそうです。


でもね。

体質を変えるのは・・・至難の業です。


痛風だから、そんな体質になったのか。

そんな体質だから、痛風なのか。


わかりませんが、

体質を変えるのは困難かもしれません。


でも、方法はあるのですよ。

ほら、痛風は尿酸値と関係があるでしょう?

つまり、尿酸値が高いと痛風発作が出る。

尿酸値が低いと、痛風リスクが下がる。


で、この尿酸値とは何かというと、

血液中の尿酸の濃度の数値のことです。

つまり、血液中に尿酸が

たくさん溢れすぎている状態が

尿酸値が高い、ってわけです。


じゃあ、尿酸を作り過ぎないようにすればいいのね?


ところがね、そこで体質 (遺伝) というものが

入り込んでくるわけです。


「尿酸を作り過ぎる体質の人」

「尿酸の排泄がうまくいかない体質の人」

「その両方を兼ね備えた体質の人」


これが・・痛風体質なのですよ。


尿酸を作り過ぎるって、

プリン体の多い食品を控えれば良いのではないの?


いえ、一昔前は、そう考えられていました。

でも、現在は、プリン体の多い食品の

徹底排除は あまり言われません。


と、いうのも、

尿酸の生成は、食べた食事を元に作られるのが

20パーセント。

体内で作られるのが80パーセントなんです。


じゃあ、食べモノは関係ないってこと?


いえ、関係ないわけじゃないですが、

尿酸とは代謝のときにできる老廃物なので、

尿酸が多く作られる体質の人は、

どうしても尿酸が多くなってしまうのです。


じゃあ、じゃあ、じゃあ・・・どうするの!?


「尿酸の排泄」の方を何とかするのですよ。


にょうさんのハイセツ?

つまり。

尿酸は酸性の尿に溶けにくく、

アルカリの尿には溶けやすい性質があるので。


と、いうことは?

酸性尿だと溶けにくいってこと。

アルカリ尿だと溶けやすいってこと。


なんで、尿が関係あるの?

さっきから聞いていたら、尿、尿、尿って・・・

尿酸だから?


尿酸を体外に排泄する手段の大半は、尿に溶けて、

尿と一緒に排泄されるからなんです。

(便からも少しは排泄されます。汗からは、ほぼゼロ)


じゃあ、尿をアルカリ性にすればいいのですね!


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【4】尿をアルカリ性にするには?

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


アルカリ性の食品を多く食べるのが望ましいです。

野菜とか、海藻とか。

あと、酢とかね。

すっぱいもの。


もちろん、これらを食べたからといって、

明日から尿がアルカリになるわけじゃありません。


一日一日の積み重ねですから。

体質ってのは、そう簡単には変わりませんからね。

でも、一歩一歩行くしかないです。


さあ、ここで問題。

私、牛丼とか、天丼とか、焼肉とか、トンカツとか、

大好きなんですけど。

ついでにいうと、すっぱいもの、大嫌いなんですけど。

野菜ばっかり食べて、ヤギじゃないんですから。

海藻ばっかり食べて、ラッコじゃないんですから。


ああ、こんなだから、痛風になったのね。

生まれつきの体質のせいだけじゃなかったのね。

そんなこと言っても、嫌いなものは食べたくない。

食べたくないったら、食べたくない。


え?

なに?

そんな人のために、いいものがある?

な、なんですか、それは?


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【5】黒酢は痛風に効果か?

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


“酢”です。

それも「黒酢」。


黒酢?

黒酢って、何?


黒酢というのは、玄米や大麦をたっぷり発酵させ、

そして 熟成された米酢のことです。


黒酢に含まれる

アミノ酸、クエン酸、ビタミン、ミネラル。

これらが複合パワーを発揮するのです。


ふくごう?

つまり・・

アミノ酸とクエン酸が両方含まれていることによって、

脂肪が燃えやすくなる。

すなわち、肥満防止に一役買ってくれるってこと。


黒酢といえば、有名なのは疲労回復、そして

血液サラサラ。

8種類の必須アミノ酸やクエン酸のおかげで、

血流改善効果まで期待できそう!


・・・って、そんなことより。

尿酸値はどうなの?

黒酢で下がるの?


酢はアルカリ食品ですので、

継続的に摂取することによって、

尿がアルカリに傾きます。


にょう?

体がアルカリになるんでしょ?


いえ、体はアルカリには なりません。

体は常に中性なのです。

ですが、アルカリ食品を多めに食べることによって、

体を中性に保つため、アルカリの成分を

排泄するのです。

尿として。


だから、尿がアルカリに少し傾くってこと。


 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【6】尿がアルカリ性だと尿酸値は下がる?

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


尿がアルカリ性だと尿酸は良く溶けます。

逆に酸性尿だと、あまり溶けません。


つまり、アルカリ尿だと、

体内の尿酸をたくさん排泄できるのですね。

たくさん、尿に尿酸が溶けますから。


じゃあ、アルカリの食品ばかり食べたらいいのですね!

野菜?

海藻?


他に何があったっけ?

“酢”です。

酢のもの。

すっぱいもの。


う~ん・・・梅干し、とか?

レモンとか?


う~ん・・・実は、すっぱいものは大の苦手。

だから、痛風になるのですよ。

そりゃ、生まれつきの体質もありますが、

もしかしたら、

野菜より牛丼の方が好きなんじゃないですか?


もしかしたら、

海藻より焼肉の方が好きなんじゃないですか?


いえ・・ええと・・・野菜も食べますよ。

海藻も・・・食べますよ・・・・少しですけど。


てなワケで。

あんまり自信のない私は、

黒酢のサプリメントを飲むことにしています。

継続しなきゃ効果なんかないでしょうけど、

体質改善は気長な道のりですからね。

まあ、ぼちぼちいきます。


肉なんか大嫌い!

でも、酸っぱいものが大好き!

野菜も海藻も何よりも好き!


・・・というような人には、

あんまり必要ないかもしれませんよ?