2022年4月4日月曜日

黒酢にんにく&痛風

一昔前までは、痛風というと

贅沢病の一種と思われていました。


一部の中高年男性のかかる病気

というイメージを持っている人も多いです。


しかし最近では、結構若年化が進んでいるようで。

少し前までは考えられないような

20代の男性で痛風発作を訴えて、

医療機関を訪れるケースも見られます。


また、痛風というと男性のかかる可能性が

圧倒的に多いのですが、

女性でも痛風発作を起こしてしまう人も増えています。

食生活が欧米化してきたこともあって、

カロリーの高い、塩分多めの食事ばかりをしている、

ビールを毎日大量に飲んでいるなど生活習慣が乱れると、

若い人でも発作を起こす可能性はあります。


痛風は風に当たっても痛いと表記しますが、

実際に発作が起きると

歩くこともできなくなるくらいの激痛を伴います。

生活習慣が乱れ気味の人は痛風対策をすべきです。


痛風対策をするためには、2つのポイントがあります。

1つ目は尿酸値を低くすること、

2つ目は血液の循環を良くすることです。

痛風がなぜ起きるかというと、

尿酸が体内に過剰に溜まることが原因。


尿酸が過剰に溜まると、普段

血液中に溶けているのですが結晶化してしまいます。

この結晶化した尿酸が

関節に溜まることで炎症を引き起こし、

先ほど見た激痛を招きます。


そして血液の循環を浴することが

なぜ痛風対策でいいかというと、

尿酸は血液の流れの悪い所に溜まる傾向があるから。


痛風は関節であれば

どこでも発症する危険性がありますが、

大半の患者は足で発作を引き起こしています。


足は血液の流れが悪くなりやすい所があって、

尿酸がもともと溜まりやすいのです。

この2つのポイントを

一気に対処できる健康食品として注目されているのが、

黒酢にんにくです。


黒酢の中には、クエン酸という成分が含まれています。

痛風の患者が医療機関を訪れると、

医者から薬が処方され尿酸値を下げる治療が行われます。

治療薬としてしばしばつかわれているのが、ウラリット。


このウラリットは、クエン酸が主成分の医薬品です。

これだけ聞いても、

クエン酸が痛風にいかに効果の高い成分かが

お分かりになるはずです。


尿酸は尿によって体外に排出されます。

私たちの尿は、人によって酸性の強い尿の人もいれば、

アルカリ性に近い尿もあります。

強酸性の尿だと、尿酸が

もともと酸性なのでなかなか溶けてくれません。

クエン酸は尿をアルカリ性に持っていく作用があるので、

アルカリ性の尿に変えて、尿酸が

どんどん尿に溶けるように働きかけてくれます。

このため、尿酸値がスムーズに低下して

痛風のリスクを低減できるわけです。


さらに黒酢にんにくのニンニクには、

ドロドロ血液をサラサラ血液にする働きがあります。

ニンニクにはアリシンやジメチルトリスルフィド、

アホエンといった化合物が含有されています。

これらの化合物には、

血栓を予防する効果があるといわれています。


まずアリシンとアホエンには、

LDLコレステロールや中性脂肪を低下させ、

コレステロールの体内吸収を抑制する効果があります。


また、アリルスルフィドやアリインといった成分も

にんにくに含まれているのですが、

血管を拡張する効果があるといいます。

血管を拡張することで、血液の流れを良くできます。


つまり高血圧症の人にとっても、

改善効果の期待できる食べ物なのです。

血液がサラサラになってスムーズに流れることで、

関節に尿酸がたまりにくくできるわけです。


黒酢にんにくはサプリメントになって、

数々のメーカーから販売されています。

水があればどこでも手軽に摂取できるので、

毎日続けやすいのではありませんか?

黒酢やニンニク特有のにおいや味もほとんど抑えられて、

無味無臭に近い状態のサプリメントもあるので、

酸っぱいものやニンニクのにおいが苦手

という人でも摂取できます。