そば茶は、健康にいいということで、
注目を集めています。
高血圧や動脈硬化、糖尿病といった
生活習慣病の予防や改善効果が期待されているのです。
そして
もう一つ、痛風の予防効果もあるのではないか
とも考えられているようです。
痛風というのは、
尿酸が体内に過剰に溜まることによって発症します。
尿酸とは老廃物の一種で、
プリン体という物質を肝臓で分解・処理をする時に発生。
尿酸ができる最終過程の中で、
スーパーオキシドという活性酸素が発生します。
痛風に罹患している人は、
高尿酸血症を患っているので、
活性酸素も出やすい状態になっていると考えられます。
活性酸素は私たちの体を傷つける傾向があります。
血管障害を引き起こし、そのことが原因となって
今度は循環器系の障害を引き起こします。
痛風というと、別に命には別条のない病気
というイメージを持つ人も多いでしょう。
しかし実際には、痛風が引き金となって、
より重大な疾患を引き起こす可能性があるわけです。
そこで痛風になってしまった人は治療を、
それ以前の状態であれば予防を心がけることが大事です。
そのためには、活性酸素が多く発生しやすい環境を
体内で作らないようにすることが大事です。
そこで そば茶の効能として、抗酸化作用といって、
先ほど紹介した活性酸素の発生を抑制する効果があります。
そば茶にはポリフェノールという成分が含まれていて、
このポリフェノールの力によって活性酸素が除去できるのです。
そば茶にはポリフェノールの一種である、
ルチンという成分が多く含まれています。
ルチンには、血圧降下作用があり、
血流量を適量に増やす効果があります。
そもそも痛風は尿酸値が血液の中で異常に高くなって、
結晶化することで起こります。
血液量を適量に増やすことで、
尿酸も溶け込みやすくなり結晶化を防ぎ、
痛風発作を起こしにくくすることも可能なわけで。
そば茶のいい所は、誰でも安心して摂取できるところです。
ノンカフェインでノンカロリーなので、
小さな子供から高齢者、
さらには妊婦さんが摂取をしても問題はまず起こりません。
ノンカフェインですから、例えば
夜眠る前にそば茶を飲んだとしても
睡眠を邪魔されるわけではありません。
またカロリーもないので、
ダイエット中の方も気にする必要がなく、
優れものの飲料といえます。