フェブリク(フェブキソスタット)は
40年ぶりの痛風新薬ですが、
ザイロリックなどの従来薬 (痛風の薬) と違って、
大きな利点があります。
簡単に言えば、
効果は大きく、副作用は少なめ、ということ。
ザイロリックとは代謝の排泄経路が違うので、
腎臓の少し悪い人でもフェブリクなら飲むことができます。
ザイロリックなら、医師から
ストップがかかる場合もあるかもしれませんね。
で、効果というのは、尿酸値が大きく下がること。
これは今までの痛風の薬 (尿酸降下薬)に比べて、
効果は大きい、という話。
副作用というのは、個人差もありますが、
肝機能が低下する場合が多いようです。
肝機能が低下すると、具体的にどんな感じなの?
○疲れやすい
○体が、だるくなる。
○皮膚が痒い (かゆい)
○目に違和感 (ころころする、とか)
○眠くなる
症状が酷くなってくると、目が黄色くなってきたりとか、
いろいろあるのですが、そこまでなることは
滅多にないのでは、と思います。
う~ん・・副作用は嫌ですね。
でも、薬の効果も大きいので、みんな
少々の副作用には目を瞑って薬を飲むのかもしれませんね。
で、
勝手に話が進んでいますが、ところで、
フェブタズ(Febutaz)とは何なのか?
フェブタズというのは、
海外で生産された、フェブリク錠の後発薬
(ジェネリック医薬品)のことです。
海外?
フェブリク(フェブキソスタット)は痛風新薬なので、
特許の関係とかもあって、国内生産でのジェネリックは
ありません。
日本国内にいながら、フェブタズ(Febutaz)を入手するには、
個人輸入をするか、個人輸入代行業者から購入するか、
のどちらかになります。
たしかにフェブタズ(Febutaz)の価格は激安ですが、
本来、フェブリクに限らず、医薬品というものは、
病院で医師の診察を受けて処方してもらう、
というのが本筋なのです。
個人輸入などで格安で医薬品を入手すると、
価格の安さの安心感などから、
大量に飲んでしまわないかとか、
少し心配ではありますが・・
まあ、それはそれとして。
フェブタズ(Febutaz)を飲んだら眠くなってしまって、
困った・・・とかいう話をときどき、聞きます。
仕事中とか、運転中とかに眠くなってしまったら、
困りますよね。
大失敗、大事故にならなきゃいいけど。
でも、どうすりゃいいの?
いい方法はないの?
従来薬のザイロリックの場合、
1日に2~3錠飲まなきゃならないのですが、
フェブリクは1日1錠でいいのです。
これだけでも飲む人の負担が少ないですよね。
つい飲み忘れたり、忙しい人でも これは助かります。
しかも、この1日1錠というのは、
いつの時間帯に飲んでも可、ということ。
ということは?
帰宅後、夕食後に飲めばいいわけです。
フェブリク、もしくは、フェブタズ(Febutaz)を。
そしたら、これから、もう夜が来て寝るだけですから、
運転もしなくてもいいし、仕事もないので、
どれだけ眠くなっても大丈夫・・・って、
夜勤の人もいるでしょうから、あれですけどね。
つまり、自分のライフスタイルに合わせた飲み方ができる、
ってこと。
夜に飲んだから、といって副作用が減るわけじゃないですが、
日常生活に与える影響を、工夫次第で減少できると
思います。