2021年12月27日月曜日

ワインは痛風に効くか

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痛風にワインは良いか?

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痛風の人がビールなどのアルコール飲料を飲むと、

尿酸値を上げてしまう、といいますが、じゃあ・・

ワインなら、どうなのか?


ワインなら、尿酸値を上げないで すむのか?


それどころか、

ワインで尿酸値が下がる効果があるのか?

どうなのか?


[結論] 

痛風にワインは良いか? → どちらとも言えない。


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ビールなど、全てのアルコール飲料は尿酸値をあげる!

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ビールといえば、焼肉ですが、

あるいは「ゴルフの後に・・」とか「風呂上りの一杯」とか

「とりあえず、生中」とか、ビールに関する単語は

たくさんあって、とにかくビールは国民的に愛されています。


体質的にビールなどのアルコール飲料が

飲めないタイプの人もいますが、

ビールが飲める人でビールが嫌いな人は少ないでしょう。


特に夏!

汗をかいたあとのビールは最高です。

ごくごくごく・・・ぷはぁっ!


でも、ね。

痛風には

ビールは良くないというのが定説です。


なんでか?

そりゃあ・・尿酸値があがるからですよ。


じゃあ、プリン体ゼロのビールを飲めばいいのね?


ビールを飲めば尿酸値が上がる原因は、

ビールに含有されている、

プリン体のせいである、と考えている人が多いですが、

実はそれだけじゃないのです。


ビール・・に限らず、アルコール飲料は、

体内に取り入れられると、

肝臓で解毒・分解されるのですが、

(解毒というのは、

体にとってアルコールは毒物扱いなのです)

そのときに尿酸が生産されてしまいます。


さらに乳酸という物質が発生して、

これが腎臓にたまって、

濾過・排せつを担当する腎臓が、

尿酸を体外に排出するのを阻害します。


ってことは?

尿酸が排せつされにくくなってしまい、

排泄されないということは

血液中の尿酸の濃度が上がってしまう、

すなわち、尿酸値があがる、ということ。


じゃあ・・痛風なら、ビールは飲むなってこと?


いえ、ビールは人生の楽しみの一つ

と考えている人も多いでしょうから、

飲むなとは言いませんが、

飲む量と回数には気をつけた方が良い、

という話。


つまり、飲みすぎないでね、ということ。


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ワインなら、尿酸値は あがらない?

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じゃあ・・ワインなら、どうなのか?

ワインでも、同じように、

痛風の人が飲むと尿酸値が上がるの?


ワインはね。

別格なんですよ。


どういうことなのか?


つまり、ワインだって、

ビール同様、アルコール飲料ですから、

飲めば、肝臓で分解されて尿酸が生産されて、

尿酸値が上がってしまいます。

ですが、上がらないんですよ。


??


ワインにはね。

その含有成分に、

ポリフェノールがたっぷりと含まれていて、

これらの抗酸化成分ってのが、血液の酸化を防いで

逆に尿酸値を下げるのです。


ところが、アルコール飲料だから、

尿酸がたくさん作られて尿酸値あがるでしょう?

つまり、相殺されるってこと。

プラスマイナス、ゼロってこと。


アルコール飲料だから尿酸値があがって、

ポリフェノールだから尿酸値が下がる。


上がって下がって

プラスマイナス0ってこと。


じゃあ、安心ですね!


でも、だからといって飲みすぎたら、

分解のときに肝臓に負担がかかるから、

いくらポリフェノールが含まれているから、

といっても、尿酸値が上がってしまうかもね。


なにごとも、ほどほどが良いようです。