痛風発作といえば、足などの関節が
腫れあがったり激痛をともなったりして、
誰しも似たような症状です。
ですが、その痛風になる人には、
3つのパターンがあるそうです。
●尿酸を体内で作り過ぎる体質の人
●尿酸の排泄がうまくいかない体質の人
●上記の両方を兼ね備えた体質の人
で、痛風に苦しんでいる人の中での内訳というか、
パーセンテージは、
「尿酸を体内で作り過ぎるタイプ」約20パーセント
「尿酸の排泄がうまくいかないタイプ」約60パーセント
「上記の両方のタイプ」約20パーセント
・・・なのだそうです。
圧倒的に多いのが、尿酸の排泄がうまくいかない、
というパターン。
意外ですねえ。
尿酸を作り過ぎる体質の人が
圧倒的に多いのかと思っていたのに。
ちなみに、私はどのタイプかというと・・・
実は「知らない」のですよ。
な、なんじゃ、そりゃあ。
なんじゃ、そりゃ、とか言われても、
いつも行く病院の医師の先生は、
そんなこと調べようともしませんでしたし。
あ、そういう検査があるのですよ。
誰でも検査を受ければ、自分の痛風のタイプがわかります。
で、そういう私も、先生に
その検査をしてくれ、とも言いませんでしたしね。
まあ、なんでかというと・・・う~ん。
知るのが、ちょっと嫌というか、
怖かったのかもしれません。
私は父親も痛風で、もろに遺伝。
さらに20歳代から発病した
筋金入りの痛風体質なので、
なんとなく、3つ目のタイプ
(両方を兼ね備えている)ような気がするのです。
いえ、わかりませんけど、あくまで、
私の勝手な推測で。
でね。
本当はね。
患者の私がこんなことをいうのもナンですが、
病院では、痛風患者がどのタイプの痛風なのか、
排泄に問題を抱えているのか、
体内で尿酸を作り過ぎることが問題なのか。
それをリサーチして、その患者の体質、
タイプに合った薬を処方すべきだと
思うのです。
まあ、プロ野球選手が監督に、
こうすべきだと意見するようなもので、
患者の立場の者が言うべき内容じゃないので、
先生には言いませんでしたけど。
病院の話は、もういいや。
そんなことを書こうと思ったのじゃないので。
で。
尿酸の排泄がうまくいかない、あるいは
作り出す尿酸の量よりも、排泄する尿酸が少ない。
これが痛風、もしくは痛風発作の主たる要因ならば、
尿酸の排泄を促す手助けをしてやれば、少しは
痛風も改善すると思うのです。
つまり、尿のアルカリ化。
尿酸は尿が酸性のときは溶けにくく(少ししか溶けない)、
尿がアルカリのときにはよく溶ける(たくさん溶ける)。
で、尿を酸性にするには、どうすればいいのか?
持って生まれた体質とかもありますが、
肉とか、魚とか、いわゆる、
プリン体の多めの食事ばかりしていると
酸性尿になりやすいです。
逆に、野菜・海藻・酢のもの・・なんかを
多めに食べていると、アルカリ尿になりやすいです。
体質は、なかなか変えにくいですが、とどのつまり、
野菜・海藻・酢のもの・梅干し・・・なんかを
シッカリ食べましょう、という話です。
肉・魚を減らして、野菜・海藻を増やす。
カンタンなことじゃないですか?
ただ、野菜や海藻は、あまりおいしくなくて、
牛丼やカツ丼は、おいしい・・・というだけのことです。
肉・魚をゼロにして、
野菜・海藻オンリーの食事ばかりしていると、
ある日、突然、駅前の繁華街で刃物を持って、
うおおおおおおおおおおおおおおおお、
とか言いながら暴れたくなるので、肉・魚はゼロじゃなくて、
少し食べる。
でも、肉・魚以上に、野菜・海藻をたっぷり食べる。
・・・そんな感じでいいと思います。
めざすは、尿のアルカリ化です。
尿路結石の予防にもなりますしね。