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● デビルズクローは尿酸値に効果あるの?
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「デビルズクロー」ってのは、なんか凄い名前ですが、
ハーブのことです。
日本の気候風土での育成が難しいせいか、日本国内では
ほとんど知られていません。
痛風の人でも、キャッツクローは知っていても、
デビルズクローってのは知らない人も多いのでは。
デビルズクロー?
なんで、こんなセンスのない名前をつけるのか。
いったい誰が名づけたのか。
いえ、逆にセンス抜群のネーミングなのかもね。
アフリカの南方で育てられた植物なのですが、このハーブ、
実の形が、まるで・・・そうなんです。
『悪魔の爪』のように見えるのです!
だから、デビルズ(悪魔の)クロー(つめ)
って呼ばれているわけですが、
「見たままかよ?」
という気がしないでもないですが。
それにしても、
「デビルズクロー」って・・・
子供が喜ぶ、戦隊モノのアニメの
「悪の組織」みたいな名前ですね。
どーでもいいですが。
さて、そんなことより。
この「デビルズクロー」の効果・効能はどうなのか。
デビルズクローには、炎症や痛みを緩和する効果がある、
と考えられています。
リウマチや関節炎の痛み、とかね。
古来より、民間薬として使用されていた・・
ということですが、
昔は良い薬がなかったですからね。
炎症を抑える抗炎症作用ならば、今は
優れた消炎鎮痛剤があるでしょう。
いわゆる、痛み止めの薬ですね。
ボルタレンとかロキソニンとか。
デビルズクローを痛風の薬代わりに・・
という役割を期待する人もいるかもしれませんが、
痛風の薬といってもいろいろありますから。
尿酸値を下げる薬 → フェブリク・ザイロリック
炎症・痛みを和らげる薬 → ロキソニン・ボルタレン
痛風発作を起こさせないようにする → コルヒチン
このデビルズクローってのは、働き的には
「炎症・痛みを和らげる」効果が期待できるようですが、
医薬品じゃありませんからね。
試してみるのも一興かもしれませんが、
消炎鎮痛剤である、ボルタレンより効果がある、
なんてことは「ない」と思います。
医薬品と比べること自体が間違っているのかもしれませんが、
実際、デビルズクローは痛風を対象にしたサプリメントの
有効成分として使用されていますからね。
効果がないわけではないと思います。
ただ、ボルタレンには
胃腸障害などの強い副作用もありますから。
壁に強いボールを投げつけると、反動で
コッチへも強いボールが返ってくるみたいに。
効果の強い薬は、副作用も強い場合が多いです。
その点、デビルズクローは医薬品ではなく健康食品ですから、
ボルタレンのような強い副作用は心配ないです。
あと、さっきから医薬品じゃない、と連発していますが、
その「医薬品じゃない」というのは、あくまで日本の話で。
海外、特にヨーロッパでは、ハーブなどでも
実際に効果が認められれば
医薬品と認められている国もあります。
柔軟というか、なんというか・・
日本なら「ハーブ」というだけで、
医薬品から却下されてしまいますね。
ただ・・
抗炎症作用や鎮痛作用がある、
と考えられているデビルズクローですが、
大量に摂取すると、女性の場合、
「子宮を収縮させる恐れもある」ようです。
妊娠中、もしくは妊娠する可能性のある女性の方は、
飲まないほうが良いと思います。
ヨーロッパでは、
デビルズクローは、主に
ハーブティーとして飲まれています。
日本では、民間薬というよりも、
サプリメントの扱いなので、デビルズクローが
医薬品の代替になるとは考えないほうが
いいかもしれませんね。
痛風の人やリウマチで苦しむ人は、デビルズクローを
試してみたくなるかもしれません。
デビルズクローさえ飲んでいれば痛風対策は大丈夫、
というものでは ないようです。