痛風(つうふう)と外反母趾(がいはんぼし)は、
足が痛む・・という、その点においては、
症状が少し似ていますが、全く別のものです。
外反母趾の病状がひどくなったら、痛風になる・・
などということはありません。
また、偽痛風というものとも、違います。
痛風は、表面的な症状としては
(主に)足が痛くなったりしますが、
本来は、代謝、すなわち、内臓系の病気です。
それに反して、外反母趾は、ヒールなど、
つま先の細い靴を長年履き続けた、などの
外圧的な要因で発症したり、あるいは
関節リュウマチなどの病気のせいで発症したりします。
互いが、まるで違うものですね。
まあ、間違う人はあまりいないと思います。
比較するまでもないですが・・一応、列記しておきます。
●痛風
主に男性に発生(約98~99パーセント)。
発作の症状は、突然発症。
急激に起こって、10日~2週間で嘘のように
治まる(痛風初期症状の場合)。
歩けないほど、痛い。
安静にしていても、激しく痛む。
●外反母趾
つま先の細い靴を長年履き続けた女性に多い。
長い時間をかけて、症状は少しずつ進行。
歩いて、患部がこすれると痛む。
・・・こんな感じです。
私は、外反母趾の経験はありませんが・・
痛いらしいですね。
リュウマチなど、関節系の痛みは
本当につらいみたいです。
まあ、その期間内の痛みでは、
痛風の痛みは、最強クラスですが。
外反母趾もそうですが、リュウマチなどの痛みは
ず~っ、と続きますので。
痛風のように、発作が治まると安定期に入る、
なんてことはないです。
どっちがいいんでしょうね。
比べることに意味はないですが。