2023年6月28日水曜日

痛風 ポン酢

 なるべく、サラダには

「ポン酢」をかけたりするようにしています。

あ、最近、私が気をつけていることの一つなのですが。


これって、どういうこと?


人間の体というものは、突き詰めて考えてみると、

自分が食事として食べたモノから構成されているわけです。


で・・自分の食事の嗜好はどうなのかというと、

肉や魚が好きで、あと、から揚げとか、トンカツとか、

カレーとか・・そういう、こってり系が好きなわけで。


最近でこそ、これらはあまり食べなくなって、野菜をなるべく

多く食べるようにしていますが、あんまり

おいしいとは思いませんね、野菜。

体のためだから、と思って食べているだけ、という気もします。


それから、苦手なのは「すっぱいもの」。

酢の物、キュウリもみ、とか。


でね。

これは、どう考えても・・・私の体は、たぶん

「酸性に偏っている」

と思うのです。


どう考えても、弱アルカリ性じゃないでしょう。

食べ物が、そっち寄りですからね。

こんな感じだから、痛風になってしまうのかもしれません。

尿酸値が高くなるのかもしれません。

遺伝だけではない、何か自分の中に、

痛風になってしまう理由があるのでしょう。


酸性に偏っていも、死んだりしません。


ですが、血液中の尿酸は、

尿と一緒に大部分が排泄されます。

そのときに、酸性よりも

弱アルカリ性の方が尿に溶けやすいんですよ。


尿に多く尿酸が溶ける・・ということは、すなわち、

尿酸が多く溶けている尿を排泄できる、ということで。

つまり、尿酸をたくさん体外に排泄できるので、

血液中の尿酸が減って、結果として

「尿酸値が下がる」となります。


この「弱アルカリ性」というのは何かというと、

とにかくアルカリなら良い、というものではなくて、

あまりにアルカリ度が強いと、かえって

芳しくなかったりするのです。

ですので、やや弱い程度のアルカリ性で。


サラダにポン酢をかけたくらいで、痛風改善とか、

体が弱アルカリ性になるとは思っちゃいませんが、

まあ、何ごとも積み重ねなので、少しずつ、

前に進もうと思います。


2023年6月19日月曜日

痛風 関節穿刺法

関節穿刺法(かんせつせんしほう)というものがあります。


知っていますか?

知らなくていいです、こんなもの。


関節穿刺法とは、何か。


痛風発作で苦しんでいる患者の患部、つまり

腫れている患部の関節に

注射針を突き刺し、関節液を摂取する、

という鬼のような手法です。


触るのも痛い痛風発作の患部に、ぶすっ・・と

注射針を突き刺すだなんて。

あなた、それでも人間ですか?


患者さんの、うぎゃああああ!

という声が今にも聞こえてきそうです。


これは、べつにイジワルでやっているわけではなく、

「尿酸値が正常なのに痛風発作が起こった」ような場合に

する検査なのだそうです。


つまり、本当に痛風なのか、ということ。

通常、尿酸値が正常値、7.0mg/dl以下ならば、

まず痛風発作は起こることはないですから。


で。

摂取した関節液を顕微鏡で見てみて、その中に

尿酸結晶なんかがあったら、

ああ、アナタは やっぱり痛風ですよ、と。


痛風だと、わかんなくてもいいですから、

そんな非人道的な検査は止めて欲しいものです。

お医者の先生が、

自分が痛風発作で苦しんだ経験がないから

デキる検査のような気もしますが。


でも、まあ、こういう検査は非常に稀な例であって、

通常、痛風発作を発症させるような人は尿酸値が高いです。

そして、その痛風発作の症状は独特で、

多くの場合、共通事項があります。


体の片側にだけ起こる(たいてい、左足)炎症である、とか。

一箇所だけが激しく痛む、とか。

足の親指の付け根の関節に激痛がある、とか。

患部が赤黒く腫れている、とか。

患部に違和感を感じてから、あっという間(24時間くらい?)で

痛みの極期になる、とか。


これらが痛風の発作の、よくある症状です。


でも、まあ、尿酸値が正常範囲内でも

痛風発作が起こることもあるのですね。

ただの関節炎かもしれませんけど。


2023年6月6日火曜日

痛風発作は隣接した箇所に移動する

痛風発作の痛い患部の箇所が移動する・・・といっても、

痛風初期症状の人にはピンとこないかもしれません。


でも、長年、痛風に苦しんでいると、

いったん痛風発作が発症したら、なかなか治まらず、

長く苦しむことになってしまいます。


たとえば・・

左足の親指の付け根の関節が痛い、と思っていたら、

数日後、ようやく治ってきた、とします。

すると、間をおかずに、左足の甲が腫れてくる、

という感じです。

さらに、足の甲の次は、くるぶしにきて、

くるぶしが終わったと思ったら、次はアキレス腱にきたり。


ああ、いったい、どうなってしまうの?

いつになったら、おわるの?


なんで、こんなことになってしまうのかというと、

結局、体内に尿酸が結晶化して溜まっているからなのですが。

高くなった尿酸値をなんとかして下げていかないと、

この痛みと苦しみは繰り返されることになります。

わかっちゃいるのですが・・


さて、どうでもいいことですが、

痛風発作の痛みが移動することには

比較的、隣接した箇所に順々に移動していきます。

不思議ですが、なぜかそんな感じになります。


つまり・・

「親指の付け根の関節→足の甲→くるぶし→アキレス腱」

のように移動していきます。


「親指の付け根の関節→アキレス腱→くるぶし→足の甲」

のようには、なぜか なりません。


まあ、痛いことには変わりはないので、

どうでもいいことですが・・


2023年6月5日月曜日

子供の痛風

昔から痛風といえば、中高年がなる病気、しかも

贅沢病なんて呼ばれていましたが、子供が痛風になることは

滅多にありません。


いや、子供といっても、何歳くらいまで子供なのか。


そりゃ、幼稚園児や小学生ならば

痛風になることはないでしょう。


でも、高校生ならば、痛風になっても不思議じゃないです。

それに、高校生じゃなくても、

18歳や19歳を子供といえるのかどうか。


近年、痛風や高尿酸血症の低年齢化が進んでいるらしいですが、

そんな若年層で痛風になる人の原因は、

大半が“遺伝”です。

つまり、そういう・・痛風体質なのです。


パッと外見を見て、

いつも痩せていて胃腸も弱く、なんとなく弱々しい。

そんな体質の人は、痛風にはなりません。


筋肉質、もしくは太っていて、胃腸が丈夫で活動的。

そんな人が痛風に なりやすい体質です。


あと、まあ、食生活が豊かになったから。

江戸時代の お百姓みたいに“あわ・ひえ”ばかりを食べていたら

痛風になんかなりません。

って、今や、“あわ・ひえ”も健康食ですからね。

スーパーで結構、高い値段で売られています。


肉や魚、そしてビールなど、おいしいものは世の中に

満ち溢れています。

そりゃあ、痛風にもなりますよ。


時代を巻き戻して江戸時代の食生活に戻ったりはできませんが、

粗末なものを食べていたほうが痛風改善、尿酸値改善には良い、

ということでしょうか。