「ロキソプロフェンNa錠60mg」は
痛風発作に効果があるのか?
・・・ということですが、
痛風発作にロキソプロフェンは、普通に効きます。
ロキソプロフェンというのは、
ロキソニンという痛み止めの薬の後発品です。
後発品というのは、いわゆる、
ジェネリック医薬品のこと。
先発品ロキソニンと、ほぼ同じ成分で同じ効果ですが、
お値段は(特許の切れている関係で)、少し
お安くなっています。
私は病院で処方してもらった
「ロキソニン錠60mg」しか飲んだ経験は
ありませんが、痛風発作のときでも充分に効果があります。
と、いっても、所詮は
痛み止めの薬(非ステロイド抗炎症薬)ですので、
痛みや腫れが緩和されるだけで、
根本的なものが解決されたり、あるいは
飲んで、即、痛風発作が終息するわけじゃありません。
さらに、おおよそ、10時間くらいしか
薬の効果が持続しません。
(個人差があるのかもしれませんが、
私の場合は、そんな感じ)
病院でいただいた処方箋には、
朝昼夕1錠ずつとなっていましたが、
キツイ薬ですので、私は1日1錠しか飲みませんでした。
ロキソニン(ロキソプロフェン)の副作用としては
胃腸障害が有名ですが、
それでも、比較的、副作用は少ない薬ではあるそうです。
私はロキソニンの副作用が怖いので、
痛みがある程度収まったら、
すぐに服用をやめてしまいます。
ついでにいうと、
ロキソニン・ロキソプロフェンは
急性の炎症には効果絶大ですが、
慢性の痛みには効果がありません。
つまり、どういうことかというと、
痛風発作は(人にもよりますが)比較的、
短期決戦ですが、歯痛とか、腰痛、頭痛などの場合、
長期に渡って痛みが改善せずに
服用し続ける人もいると思うのです。
ロキソニンやロキソプロフェンの長期服用は、
お勧めできません。
副作用も心配ですし、薬そのものが
だんだん効かなくなってきます。
本当に痛いときにだけ飲むべきです。
これは、たとえば、一年中、365日、
ロキソニン・ロキソプロフェンを
飲み続けた場合の話です。
痛風発作の痛い間、10日間とか、2週間とか、
その程度でしたら、連続してロキソニン、もしくは
ロキソプロフェンを服用しても問題はないと思いますよ。
でも、ロキソニン(ロキソプロフェン)の長期服用は
あまり望ましくないので、痛風発作が治まってきたら、
服用は止めた方が良いです。