2022年10月20日木曜日

痛風でロキソニンを処方してもらったのですが 痛くないときは飲まない方が良いの?

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◆ 痛風って痛み止めですぐ治るの?

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ロキソニンというのは、

消炎鎮痛薬 (非ステロイド抗炎症薬) のことです。

いわゆる、痛み止めの薬です。

(ロキソプロフェン、というのは

ロキソニンのジェネリック)


歯痛、腰痛、頭痛・・

あらゆるツライ痛みに処方されている薬です。

もちろん、痛風にも。


このロキソニン(ロキソニン錠60mg)というのは、

効き目も早く (15分~1時間くらいで効果を実感)

なかなか効果的な痛み止めの薬なのですが、

痛風発作の場合、あまりにも激烈な痛みなので、

残念なことにロキソニンを飲んでいても、

「痛みが緩和される」程度です。


嘘のように、すっきりと痛みが消えたりしません。


でも、とても歩けやしない (足が患部の場合) 激痛が、

トイレくらいなら、なんとかヨロヨロとでも歩いていける、

・・・程度には緩和します。


これでもね。

ロキソニンと飲んでいるのと、飲んでいないのとでは、

その違いは大きいと思いますよ。


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◇ 痛風 毎食後って痛み止め効いてても飲むの?

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さて、ロキソニンを処方されると、

効果も大きい分、副作用もある場合があります。


一番多いのは、胃腸障害ですね。


痛いからといって、早く効くように、と

大量に飲むのは、お勧めできません。

胃腸障害っていうか、胃潰瘍になったりしますからね。

血便とか、最悪、胃に穴が開いたりとか。


でたらめな飲み方をしてはダメです。

必ず、食後というのは、胃を守るためです。


で・・

ロキソニンの処方箋をみると、

「毎食後、1回1錠。1日3錠まで」

と書かれていたりします。


いくら痛風発作が痛いからといって、

1回に2錠も3錠も飲んでは駄目、ということ。


1回に5錠飲んだけど、平気だった、

という人もいましたが、

その人は、たまたま大丈夫だっただけ、です。


そういう飲み方は、胃腸のためにも、

やっちゃ駄目です。


でね。

病院では “薬を出すのが商売” みたいな側面があるので、

多めに処方されることが多いような気がするのです。


ですから。

処方箋に「毎食後」と書かれていても、

痛くない場合は「飲まなくても良い」です。


っていうか、

痛いから痛み止めの薬を飲むわけであって、

痛くもないのに、飲む必要はないです。


薬は常に、副作用と背中合わせなので、

本当に必要なときに「だけ」飲む方がいいです。


それからついでに言うと、

ロキソニンは急性の炎症には効果がありますが、

慢性の炎症には、ほとんど効果がないので、

ロキソニンの長期常用は、お勧め 

できないです。


痛いときだけ、1錠ずつ、飲む。

ロキソニンは、短期決戦が鉄則です。