2021年12月22日水曜日

オレンジジュース痛風には

オレンジジュースはビタミンCなども入っていて、

特に夏場はおいしい飲み物ですが、これって、

痛風には、どうなのでしょう?


オレンジジュースといっても、

ピンからキリまで・・じゃないですが、

果汁100パーセントのものから、1パーセントのものまで、

玉石混淆です。


ですが・・基本的にね。

オレンジジュースには、成分として、

「果糖」が多く含まれています。

これが、うまみの元、というか、

おいしさの秘密、みたいな感じなのですが。


この「果糖」が体内に摂取されたときに、

分解されて、尿酸が作られるのです。


つまり・・

ゴクゴクと、オレンジジュースを飲めば飲むほど、

果糖が体内に取り込まれます。


で。

結果的に、尿酸が多く作られて、

血液中の尿酸の濃度が高くなるってこと。

すなわち、尿酸値が高くなる、ということです。


まあ、「果糖」に限らず、

砂糖を多く含む食品のような

「甘いもの」も同じなのですけどね。


疲れているときに、

チョコレートなどの甘いものを食べると、

疲労を回復すると一般的に考えられていますが、

本当は体内で糖を分解するため、

ビタミンB1を消費しますし。


ビタミンB1不足になると、体は

疲れやすくなりますし、甘いものを食べることは

必ずしも体のためになる、というわけでもありません。


・・・・と、理屈の上からいうと、

そういうことになりますが、少しくらい、

大丈夫ですよ。


むしろ、プリン体を多く含む食品群なども

そうですが、それらを気にするあまり、

かえって、そのことが「ストレス」になってしまったりね。


そうですよ。

「(過度の)ストレスは尿酸値を上げる」のです。


ですので、

あまり気にしないほうがいいかな、という気もしますが、

夏場など、1日のうちに、

何本ものオレンジジュースを飲むような人は、

そのうちの何本かをウーロン茶のようなものに

切り替えたほうが無難なような気もします。


少し飲む程度なら、そんなに気にしなくてもいいと

思いますよ。