痛風の症状は強い痛みと炎症を伴います。
自然に収まるのを待とうとしても、かなり痛みが強いため、
薬の服用をした方が良い場合も多いです。
痛み止めの薬を服用する事である程度抑えられるため、
病院に行って医師に相談をするようにしましょう。
どういった部位に症状が出ているのか、炎症や痛みの程度などを伝えると、
それに合わせて薬を処方してくれます。
痛風は市販の薬ではなく、病院の薬を用いて改善を行う方がむいています。
痛み止めの薬にはステロイド系と非ステロイド系と言う2種類に分かれており、
自分の症状に合わせて薬が選ばれます。
痛み止めの効果の強弱や炎症も合わせて抑えられるものなどの種類がありますが、
効果が強い方が体への負担も大きくかかるため、
強ければ良いというものでもありません。
また、痛風の痛みは大きいため、場合によっては飲む量を多くする場合もあります。こうした場合はさらに体への負担もかかりやすいので、
薬の服用には注意する必要があります。
また、痛風には初期症状があり、初期症状用の薬もあります。
コルヒチンというのが初期症状に効果的な薬で、広く用いられています。
初期症状は本格的に生じる症状と比べると軽度の痛みで住む場合が多いですが、
この段階からコルヒチンで痛みを抑えておく事で、
本格的な症状が発症する前の対策を行っておく事ができます。
本格的な症状が始まってからコルヒチンを飲んでも効果は薄いので、
こちらも服用の仕方には気を付けましょう。
また、病院に行く事に抵抗があるという方で、
市販の痛み止めの薬を使いたいという方もいるかもしれませんが、
基本的にはやはり病院の薬を服用する事をお勧めします。
風邪などの比較的軽い症状なら良いですが、痛風の症状は大きく、重症度も高いため、
なるべく専門的な知識のある医師に診て貰った方が長い目で見て安心です。
薬の服用方法についてアドバイスを貰えたり、その他の注意点なども教えて貰えるので、
そうした指示に従うのが良いでしょう。
市販の薬を購入する際には、痛み止めの薬を購入する事になります。
アスピリンの入った薬などを選ぶと良いとされていますが、場合によっては
余計に体内の尿酸の量を引き上げてしまう逆効果に繋がる可能性もあります。
痛風の症状には個人差があり、その個人差も考慮に入れて
一般の方が自分に合った薬を選ぶのは難しいものがあります。
こうした面からも、市販の痛み止めを購入するのは
痛風に関してはあまりお勧めではなく、病院に行く事をお勧めします。
痛風は適切な治療を行い、生活習慣の改善もその後合わせて行っていかないと、
後で症状が再発する事もある病気です。
年に数回痛風の症状が出るという方もいます。
長年の生活の中で蓄積されて染み付いた生活習慣を改善するには、
やはり長い時間が必要なのです。
専門家である医師のアドバイスを元に、痛風を改善するとともに、
生活習慣や体質の改善にも力を入れていきましょう。