2024年6月4日火曜日

痛風 内臓のバランス

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

● 西洋医学と違いすぎる東洋医学の考え方

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


痛風に限らず、病気となると、

近くの病院に行くと、薬を処方してもらえます。


病気になりました、さあ、薬を飲みましょう、

というのが西洋医学の考え方です。


っていうか、日本の病院の大半は西洋医学ですから、

選択の余地なし、ですが。


で・・胃が悪くなりました。

あるいは、肝臓が悪くなりました。


じゃあ、胃の薬を飲みましょう。

肝臓の薬を飲みましょう、となります。


対症療法(たいしょうりょうほう)ってヤツです。

悪いところが見つかれば、そこダケを

治療しましょう、と。


東洋医学の方は、これとは少し違っていて、

胃が悪くなりました、肝臓が悪くなりました、

じゃあ・・内臓全体を良くしていきましょう、

調子を整えていきましょう、という考え方です。


なんでか、というと、

内臓は1個1個が独立して存在しているのではなく、

門脈などで、それぞれの臓器は

密接に繋がっているから、です。


だから、肝臓を良くするためには、

肝臓以外の臓器の調子を良くしましょう、という

ワケのわからない理論が出てきます。


肝臓を良くするのなら、肝臓の調子を整えたら

いいんじゃないの!?


内臓はバランスというか、それぞれが

つながっているので、関連がある、ということです。


逆に。

肝臓が悪くなってしまったら、その影響で

他の臓器にも悪い影響が出てくる、というのは

充分に有り得ることです。


内臓に限らず、

体内は『循環している』ということ。


胃なら胃、肝臓なら肝臓じゃなくて、

内臓全体を良くしなきゃならない。


尿酸値が高いから、尿酸値を下げる薬を飲んで

尿酸値を下げましょう、というのは、

とても理にかなっているのですが、

尿酸値だけを ばあ~~ん、と急激に下げてしまうと、

内臓のバランスが崩れてしまう、ということです。


尿酸値の急変は、上がっても下がっても、

痛風発作を誘発しますしね。


痛風 足がつる

痛風発作で足が痛くなったりすると、

その痛い足をかばうことになるので、知らないうちに

つい、どこかにチカラが入ってしまったりして、

やたらと筋肉痛になったりします。


なんか、体がバキバキです。

普段、使わない筋肉を使うんでしょうね。


おまけにね。

よく、「足が“つる”」のですよ。

痛風発作のときは。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

● 痛風 関節痛

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


痛い足をかばって、痛くない方の足を酷使している、

というのもあるでしょうし、あと、

ロキソニンなどの痛み止めの薬を飲んでいる、とかね。


ロキソニンやボルタレンなどの

消炎鎮痛薬(痛み止めの薬)には、

血管を収縮させて炎症を緩和させる作用があるので、

体の血流が悪くなって、カラダが冷えているのかも。


で・・足が つりやすくなる、と。


それで、普通に考えると、

かばっている方の、痛くない方の足がつる、

と考えるのが自然ですが、それが、なんと・・

痛風発作で痛い方の「足がつる」こともあるのですよ。

ふくらはぎのあたりなんですけどね。


ただでさえ、「痛風 関節痛」で苦しんでいるのに、

筋肉まで痙攣してしまうなんて・・



|★ 夜中 足がつる

└───────────────────


夜間、寝ているときに、なりやすいようです。

やはり冷えているのでしょうね。


足は痛風発作で激痛だし、その上、足もつるし痛いし、

ああ、なんで自分だけがこんな痛いツライ思いをするの!?

・・という気持ちになってしまいます。


痛風発作が痛いといっても、その痛みの程度には

ピンからキリまであって、痛い方の足を宙に浮かせて、

ケンケンで跳ぶように移動できるうちは、まだマシです。


本当に痛みが強くなってしまうと、

ケンケンの振動でも強い痛みを感じるので、

それも不可能になります。


じゃあ、どうするの?


四つん這いです。

いわゆる、はいはい。

赤ちゃん歩き。


四つん這いが足がつる原因じゃなくて、

痛い足をかばうのが、筋肉の負担になるみたいですね。


寝ている間に、もし、足がつってしまったら、

やはり、さするのが一番か、と。


でも、痛風発作の激痛は長く続きますが(個人差アリ)

足がつるのは、比較的、すぐに収まりますので、

まだマシですね。


2024年5月2日木曜日

痛風発作 くるぶし とアキレス腱が大丈夫なら、歩ける

痛風発作は手指、肘などに出ることもあるようですが、

圧倒的に多いのは足です。


親指の関節の付け根、足の甲、くるぶし、

アキレス腱、かかと、

あと、足の裏とかに出ることもあります。


「足の裏」は関節じゃないですが、

筋(すじ)が通っていますので、そこに尿酸結晶が沈着します。

油断なりません。


一般的に、

くるぶし、膝などの大きめの関節に痛風発作が出たら、

そこそこ、体内の尿酸結晶の沈着は

多いと考えられているようです。


さて、いったん痛風発作が発症してしまうと、

腫れと痛みと(患部の)発熱が起こり、

それらが終息するまで苦しくツライ日々が続きます。

具体的にいうと、歩けなくなります。


腫れて痛いだけでも辛いのに、歩けなくなると

仕事だけでなく、日常生活にも支障をきたします。

いつまでも寝てばかりもいられませんし。


ですが。

そうはいっても、どんなに歩こう、と自分が思っていても、

「くるぶし」もしくは

「アキレス腱」に痛みと腫れが出てしまうと、

もう、どうにもならなくなります。

歩けなくなります。

そこは、自分の体重が

シッカリとかかってしまう箇所ですからね。

それでも、無理して歩こうとすると

一歩進むごとに激痛に襲われます。

もう、歩こうとする気力すら無くしてしまいます。


逆に「くるぶし」「アキレス腱」が無事ならば、大丈夫。

何とか なります。


たとえば、痛いのが「親指の関節の付け根」だったりする場合、

かかとに体重を乗せ、足先を浮かせて、

腫れあがった幹部が何かに触れないように注意しながら、

ゆっくりと前進したりできます。


これは、とても歩いているとは

いえないレベルかもしれませんが、

自分でトイレに行けるだけでも、まだマシかもしれません。


ついでにいうと、これは

家の中でしか使えませんが(見られると恥ずかしいので)

痛くない方の足の「かかと」を軸にして、

ぐるぐると回しながら動かすと、

ほんとの少しずつですが、前方に移動できます。


トイレに行くときとか、実際にやってみたりするのですが、

その際、不注意で何かに痛い患部をぶつけてしまうと、

泣き叫ぶような痛みを経験してしまうので、要注意です。


痛風発作 痛み止めの薬は 神のクスリ?

とにかく、足が痛いと何も やる気がしません。


歩いても痛いし、動いても痛いです。

何かを考えるのも、面倒くさい。

思考能力ゼロ。


ああ、足が痛くないなら、

どんなに素晴らしいことでしょう。


私の場合、痛風発作では、ほとんど足ばかりですが、

手指や肘(ひじ)などに痛みが出る人もいるでしょう。

足じゃなくても、どこに痛みが出ても痛いことには 

かわりないです。

体のどこかが痛いと気になるし、何かをしていても気持ちが

痛いところへと向くし、なんとなく楽しくないです。


たとえ話ですが、

もしも、この世に願いを叶えられる魔法のステッキがあれば、

「自分の体の痛みを消す」ことに使う人が多いのではないか、

という内容のコラムのようなものを読んだことがあります。


もし、私に「魔法のステッキ」があっても、

痛風の痛みを消すことに使うかどうかはわかりませんが

(たぶん、違うことに使うと思います)、

それくらい、人間は体の痛みが重荷になっている、

というハナシです。


とりあえず、このリアルの世界で、

“痛みを消す魔法のステッキ”といえば、痛み止めの薬ですね。

鎮痛消炎剤ってヤツです。

「ロキソニン」とか「ボルタレン」とか。


痛風発作の、あまりにも強すぎる痛みで心が挫けそうなとき、

この痛み止めの薬は“神の助け”のように思えてしまいます。


ですが、本当はこれらの痛み止めの薬は、

血管を収縮させる働きがあり、血流を悪くするので

体に良いハズはないんです。

なるべくなら、飲まない方が良いと思うんです。


思うのですが・・

痛風発作の痛みというものは、痛すぎるのですよ。


「たとえ何があろう、一切、薬は飲まない」


・・というような心の強い方も世の中には

おられるかもしれませんが、

たとえ体に良くなくても、薬とは上手に付き合ったほうが、

人生、うまく泳いでいけるようにも思うのです。

“体が痛い”ということは、強烈なストレスでも

ありますしね。


ちなみに、東洋医学でも薬はあるんです。

いわゆる「漢方薬」。


ですが、東洋医学では

「薬は毒(どく)」だと考えられているんです。

いえ、本当です。


じゃあ、体の調子が良くないから薬を飲むのに、

毒を飲んでいるっていうの?


そうなんですよ。

つまり・・

体の中に「漢方薬」という名前の異物、つまり“毒”を入れます。


すると、体はビックリして、

この異物を体外に慌てて排泄しようとします。

そのときに一緒に、病気の元になる良くない要素も

一緒に排泄するので、

それで健康を取り戻し、元気になる・・・というのが、

「漢方薬」の考え方です。


まあ、それでも、東洋医学では本来は「薬を使わない療法」が

本業ですので、「漢方薬」は言葉悪いですが、外道です。


西洋薬の痛み止めには、こういう要素はないんでしょうね。

でも、痛みを鎮めてくれるだけでも“充分”ありがたいですが。


ありがたいですが、痛み止めの薬は、

あまり体には良くないです・・

といっても、本当に痛いときは、もう、

そんなこと言っていられないです。


痛風 歩くことの効果とは

痛風発作を何度か繰り返していると、

“歩くこと”がどれだけ

ありがたいことか、痛感します。

発作のたびに痛いばかりでなく、

思うように歩けなくなりますからね。


さて、痛風発作で足が腫れあがっているようなときは、

ロクに歩けませんが、それ以外のときの話です。


普段から、意識して「歩くように」したほうが良いです。

距離の長い短いに関わらず、あまり歩かないより、

ずっと良いです。


歩いたからといって、テキメンに尿酸値が ぐぐ~っ、

と下がるわけじゃありません。

痛風発作が出なくなるわけでもございません。

でも、歩いたほうが良いです。


今すぐには結果は出なくても、

「歩いた十年」は「歩かなかった十年」に比べて、

全然違うといいます。

自分の将来の健康において、です。


自転車もいいですが、あれは自分が思うほど、

脚の筋肉を使っていません。

歩くのと比べると天地の差があります。


そりゃ、確かに

「自動車 < 自転車 < 歩く」では、あります。

でも、筋肉の使用量、消費するエネルギー。

とても歩くことに及びません。


痛風発作が発症しやすい条件には、

さまざまな要因がありますが、そのうちの一つに、

手足が冷たい、というのがあります。

つまり、手や足など(心臓から遠い)末端の血流が良くない、

ということです。

だから、冷えやすいのですね。


いわゆる、低体温。

体温が低めだと、手足も冷たくなりガチです。

って、夏場はそんなことはないでしょうが。


手足が冷たいと、なぜ痛風発作が起こりやすいの?


血液の中に、尿酸が多すぎるのが高尿酸血症です。

この尿酸は、過剰にあると結晶化しやすくなるのですが、

その場合、体内の比較的冷たい関節などに沈着しやすいのです。


ですので、手足の血流が良くなくて、

なんとなく手足の先が冷たい・・・そんな感じなら、

痛風発作も起こしやい、ということです。


で。

それが「歩くこと(ウォーキング)」と何の関係が?


人間の体には多くの筋肉がありますが、

中でも“太腿”は、最大級の筋肉量があります。

この筋肉の中には、多数の毛細血管が通っています。


毛細血管の中には、当然、血液が流れています。

血液というのは、多くの栄養分などを乗せて

全身を巡る血です。

あたたかいです。


筋肉を動かすことによって血液もあたためられ、

あたたかい血が全身をめぐります。

手足などの末端にも。


よって、血流が良くなり、

手足の関節も冷えにくくなります。

痛風発作も(冷たいままよりは)多少、

起きにくくなります。

あたたかい血液が巡ることよって、

体温を(ほんの少し)上げるのです。


要は筋肉を使う、動かせばいいのであって、

別に歩くのじゃなくても、泳いでも走ってもいいです。


ただ、泳ぐのはプールが必要などの条件がありますし、

走るのは、若い頃はいいですが、だんだん

そうじゃなくなってくると、

膝や腰などの負担が心配になってきます。


痛風改善には、軽い有酸素運動が望ましい、といいますし、

やはり「歩く」のが、お手軽ですし、いつでも誰でも

できます。


普段の忙しい日常生活の中で、

まとまった「歩く時間」を作り出すのは

大変かもしれませんが、一日のうちで

細切れの時間の積み重ねでもいいですから、

なるべく歩くようにしたほうが、

近未来の自分の健康のためには

良い結果になると思います。


私の場合、昔から、

近距離なら自転車(早いし、ラクなので)でしたが、

今はなるべく、可能な限り、歩くようにしています。


だからといって、嘘のように痛風発作が出なくなった・・

というようなことは

ないのですが、十年後に後悔しないように、

今のうちから、なるべく歩くようにしたいと考えています。


痛風 ダイエットに効果のあった3つの方法

なんで痛風とダイエットが関係あるのか、というと、

「肥満→内臓脂肪の増加→尿酸値の上昇」

という図式が成り立つからです。


元々、痩せている人なら、さらに 

コレ以上体重を落として痩せたところで

尿酸値が下がるかどうかは、あれですが、

現在、太り気味で特に、お腹周りに余計な肉が

だぶついているなら、減量するだけで

効果てきめん、尿酸値が下がったりします。


つまり・・

「太っている人→ダイエットで痩せる→

内臓脂肪の減少→尿酸値下がる」

と、なります。


わかりやすいですが、これがまた、口で言う程、

カンタンじゃないんですよ。


ダイエットいえば、食事と運動の両輪で考えるべきですが、

若いころにするダイエットと、

ある程度の年齢になってからの

ダイエットは質が違うと思うのです。


つまり、若いころのダイエットは、

痩せてスマートになりたい、見栄えを良くしたい、

ということに重点がおいているような気がしますが、

年をとってからのダイエットは、ずばり 健康のためです。

いわゆる、メタボ対策ですね。


で。

ダイエットは たやすくできても、世間一般で言う、

リバウンドというものがあれほど多い理由は、

ダイエットの要因である「食べる」(あるいは、飲む)

という行為が“人間の生存”の基軸となる本能に基づく行為だから。


食べなきゃ、人間は死んでしまうので、

なるべく食べないようにしようという行動は、本来ならば

“反生存的”行為ともいえます。

つまり、かなり困難なことなのです。


ですので、「絶食」とか、そういうやり方は

考えない方がいいです。


ご飯を減らすにしても、限度というものがありますし、

食事量を大きく減らすダイエットは長続きしません。

っていうか、それこそ、リバウンドがやってきます。


それから、運動。

運動については、若いころはいくらでも体が動くので、

スポーツでも何でもできますが、年をとってくると、

悲しいかな、だんだん体が動かなくなってきます。

あちこち、痛かったり。

膝とか腰とか。

筋肉量も若いころと全然違いますしね。


いくら若いころ、スポーツが得意でも、

今と昔じゃ、体が違うんだ、ということを認めざるを得ません。


これは、もう自然の摂理で仕方ないことです。

一流のスポーツ選手だって、いつか必ず

引退するときがきますしね。

つまり、体力は年とともに誰しも落ちていく、ということ。


ですから、

年をとってからのダイエットで、

運動で痩せよう、と思っても、なかなかうまくいきません。

昔のようにバリバリ動けません。


じゃあ、どうするの?

どうすればいいの?


私がやってみて、少し効果があった方法は

小さなことを積み重ねていく、ということです。


効果のほどは、1~2か月たって、

ようやくわかる程度ですが、少しずつ

体重が増えていくのと、少しずつ減っていくのでは、

上下だいぶん違いますから。


で、いきます。


●【その1】

3時頃、毎日飲んでいた缶コーヒーをやめる。


もともと、飲んでないなら、何の意味もありませんが。

缶コーヒー、缶ジュースには、たっぷり糖分が入っています。

まあ、ブラックとかなら、大丈夫ですが。


サイダーとか炭酸飲料も、しかり。

これらをやめて、喉が乾いたら、

ウーロン茶とかに変えるだけで、

一か月もしたら、一キロは痩せます。


●【その2】

夕食を食べる時間を一時間、早くする。


夕食を食べてから、寝るまでの時間が近いほど、

食べたものが身につきやすい、といいます。


実際、夕食を早めに食べて、寝るまで

何も食べないようにすると、お腹がラクです。

食べる量は同じでも、朝になったら、

お腹が減っていますしね。


ただ、仕事とかで帰宅が遅い人も多いでしょうから、

やはり、食事量を少し軽めにするとか、そういうあたりで

調整するしかないかもしれません。


●【その3】朝食をたくさん食べる。


朝は忙しいし、ゆっくり食べているヒマもないですが、

以前よりは、たくさん食べることにしてみました。


朝食と昼食は、これから活動しますので、少々

食事量が多くても大丈夫ですよ。


この、朝食に特に意味があるわけではなく、

朝食・昼食をシッカリ食べておくことによって、

「夕食を軽めにしても平気」なんですよ。


つまり、肝心なのは、これから寝るまで

あまり活動しないのに「夕食が多い」ことに問題があるのです。

一日が終わってホッとして、どうしても

夕食が一日の最大ボリュームになりガチですからね。


夕食前の状態が、

「腹が減って減って、どうしようもない」というのが

以前の状態でしたが、今は朝食・昼食を

かなりシッカリ食べているので、

夕食前の状態は

「あ。そういえば、おなか減ったなあ」という感じ。

まあ、以前は、空腹でドカ食い状態だったわけです。


・・・・こんな感じです。


私の場合、健康のためのダイエットというより、

あきらかに痛風対策のダイエットですが、

これで4キロくらいは落ちたので。


体重が減ったくらいで、

痛風発作が出なきゃ嬉しいんですけど、

まあ、いろいろ他に要因もあるので、

そう簡単じゃないとは思いますが。


でも、できることから、ひとつずつ

やっていきたいと考えています。


痛風 ビールを飲みたい人の飲まない対策

夏が近づいてきました。

ああ、ビールがおいしい季節がやってきますね。


ですが、痛風体質の人が調子にのって、がんがんビールを

飲んでいると・・やってくるんですよ。

そう、例のアレが。


一年12ヶ月のうち、統計をとると、

圧倒的に夏場に痛風発作が発症する場合が多いです。

そういえば、私自身も痛風発作でヒドイ目に遭うのは、

たいてい夏ですね。


別に痛風が夏を好きなわけじゃなく、

暑い季節なので、汗をかくので尿の量が減り、

尿酸値が上がるだけですけどね。

尿酸は大半が尿と一緒に排泄されるので。


で。

こんな季節だからこそ、飲みたいんですよ、ビール。

でも、飲めば尿酸値が上がりますからね。


アルコール飲料が体内に入ると、肝臓が分解するのですが、

そのときに尿酸が生成されてしまいます。

たくさんビールを飲めば飲むほど、尿酸が大量生産されて

尿酸値上昇に直結します。


さらに肝臓がアルコールを分解するときに、

乳酸という物質が作られてしまい、

この乳酸が尿酸の排泄を阻害するばかりか、

尿酸を体内に溜め込んでいくのです。


う~ん・・・それって、

飲みたいのに、飲んだらマズイってことですか?


スパッとビールをやめる、というのも

一つの手ではありますが、人生の楽しみ、と

ビールのことを位置づける人もいるので、

ここは上手にお付き合いしていくのが上策か、と。


基本は

ビールを楽しみながら、飲む量を減らす、

ということになります。


で、対策。


○小さなグラスで飲む

いつもより、小さなグラスに代えてみる。

大きなジョッキでは、ついグビグビと

飲んでしまいガチですが、小さなグラスで飲むことによって、

あまり飲まずに・・・済む?

ホントに?


小さなグラスにしたところで、何倍も飲みまくれば、

結果として同じなのでは?


お酒じゃあるまいし、ビールは

チビチビ飲むようなタイプのものじゃないですからね。


でも、まあ・・大ビン一本飲むところを、

小ビン一本にかえたら、我慢しやすいかもしれませんね。

大ビンを一回、口をあけたら、全部

飲んでしまいたいですけど、小ビンなら、

おかわりしたいけど、我慢できる・・・かな?

一本で止めておける?

どうなんでしょ?


○飲んだ量をノートにつける

自分の飲んだ量を毎日、ノートに記録してつけるんです。

ああ、今日はたくさん飲んでしまったな、と。

明日は控えるからいいか、と。


でも、明日もたくさん飲んでしまったりしてね。

まあ、明後日は控えよう、と反省してみたり。

でも、明後日もたくさん飲んでしまったり・・・

ああ、どうしましょう。


○飲んだ量をグラフにして部屋に貼る

「飲んだ量をノートにつける」の強力版です。

折れ線グラフでも、棒グラフでもいいですから、

壁にバァ~ン、と貼っておきます。

その日のビールの飲んだ量を。


たくさん飲んでいると、否応なしに目に留まりますので、

注意をするように・・・なるでしょう・・か?


○自己暗示をかける

「もう、ビールは飲まないぞ」と

ひたすら自己暗示をかけます。

ビールは飲まない、飲まない、飲まない・・

のみたいけど、飲まない。

飲まない、ぜったい飲まない、たぶん飲まない、

飲みたいなあ、飲んじゃえ・・・と失敗しガチです。

難しいです。


○痛風発作のときの、腫れあがった足の写真を部屋に貼る

これだけは、あまり やりたくないです。

効果絶大だとしても、できれば やりたくないです。

思い出したくもないです。


そんなことしている人、いるんでしょうかね?


2024年4月25日木曜日

痛風発作 と クエン酸

血中の尿酸値が高い状態の高尿酸血症の人は

自覚症状がないため、

何も対処しないまま放置してしまいがちです。


しかし、数年そのまま放っておくと、ある日

突如として痛風を発症します。


う~ん・・あんまり脅かさないでください。


でも、いつか日本にも大地震がやってくる、と

なんとなく わかっていても、いま現在、

地面が揺れているわけでもないので、

本格的な地震対策をしている人は少ないのでは?


地震と痛風は、全然 似ていませんが、

足が痛くもないのに、いつか来るかもしれない

痛風発作の対策に本腰を入れる人は、あまり

いないような気がします。


そりゃあ、痛風発作が出ていない、高尿酸血症の人は

そんなに体に注意したりしませんよ。

だって、ドコも痛くないのですから。


で・・

発作的に突然痛み出すことから

痛風発作と呼ばれる関節炎は、

激しい痛みを伴い歩行も困難となる程です。


初めての発作は、足の親指が

赤黒く腫れて痛みだすことが多いようです。

特に左足ですね。

左足の親指の付け根の関節。

この箇所は、痛風発作の好発部位として有名です。


この強烈な痛みは放っておいても、

痛風初期症状の場合、10日ほどで治まります。

発作が治まれば全く症状がなくなりますが、その後、

尿酸値が高いままの状態ならば、数年後、再度、

痛風発作が起こるのが普通です。


痛風の原因は尿酸値が高いことで、通常

溶けて体外に排出される尿酸が

体内に溜まってしまうために起こります。

つまり、血液中に尿酸が溢れてしまい、

溶けきれなくなるってこと。


尿酸がたくさん作られること、

尿酸の排出がスムーズにいかないことが

尿酸値が高まる原因です。


で・・

増えすぎた尿酸が結晶化し関節に沈着します。

少しずつ少しずつ、尿酸結晶は蓄積していくのですが、

ものごとには、どんなことにも始まりがあれば、

終わりがあります。


つまり、関節に溜まる、沈着するのにも限界がある、

ということです。

溜まりきれなくなるときかが、いつか やってくる、

ということ。


で、その尿酸結晶が蓄積しきれなくなって

限界点を越えてしまうと、

体の免疫機能がそれを異物とみなして攻撃、つまり

炎症を起こします。


この体の免疫機能ってのは、なんのことはない、

白血球のことなんですけどね。


これが痛風発作です。

関節に溜まった尿酸結晶が、いつ

剥がれ落ちるかは予測が困難です。


まあ、そんなになるまで

尿酸結晶をためないようにするのが一番なのですが、

こればっかりは、生まれつきの体質もあって、

なかなか、ねえ?


体質?


世の中には、体内で尿酸を多く作り過ぎる体質の人、

あるいは、尿酸の排泄がうまくいかない体質の人が

いるのですよ。


そういう人は、痛風になりやすい、

痛風体質と呼ばれたりします。


でも、突然、発症する痛風発作ではありますが、

前触れのような何か兆しを感じる場合もあります。


痛風発作は下肢に起きることが多く、

痛風発作が発症するであろう患部に、

ピリピリした違和感があったり、自分にしかわからない、

何ともいえない兆候を感じる場合もあります。


この後の展開は、3パターンに分かれます。


●そのまま何も起こらない。

●その日の夕食後、もしくは夜中に痛風発作が発症する。

●数週間後に痛風発作が発症する。


どういうときに、どのパターンになるかは、

個人差や体調などがあって、一概には言えません。


私の場合は、悲しいかな、痛風の経験が長いので、

そのときの、足の予兆の感覚で、


「これは即、痛風発作が来る」あるいは

「今回は、予兆だけで何も起こらない」


と高確率が当てられます。

だいたい、わかります。

自分の体ですしね。

わかりたくもないですが。


しかしながら、当たったところで、

まったく役に立ちません。

何もいいことは、ありません。

自分を待っているのは、激痛で 

のた打ち回る、苦悶の痛風発作です。


やがて、足が少しずつ腫れてきて、

とうとう歩けないほどの激痛が。


痛風発作には対処法しかなく、炎症が治まるまで

鎮痛剤で我慢するしかありません。


消炎鎮痛薬である、

「ロキソニン錠60mg」「ボルタレン錠25mg」などを

服用するのが普通です。


また、それらの痛み止めの薬も、

痛風発作の極期(ピーク時)には、

焼け石に水、という感じです。

劇的に効くわけではないので、患部を冷やして

痛みをやわらげながら

安静にしているのが無難です。


ただし、兆候を感じた段階で、

処方してもらったコルヒチンという薬を

服用すると・・あら、不思議。

痛風発作が嘘のように沈静されてしまいます。


ですが、このコルヒチンという薬。

たしかに、痛風発作が起こる直前

(起こってからでは、何の効果もナシ)

に服用すると、発作を封じ込めることができますが、

体内に蓄積している尿酸結晶が溶けたわけではありません。


早ければ数週間後、遅ければ数ヵ月後。

また、痛風発作がやってきます。


つまり、痛風発作を先送りにするダケの薬、

という程度に考えていたほうがいいかも。


毎回、毎回、痛風発作が起こりそうなたびにコルヒチンで

先送りしていると、いつかは総決算の日が来ますから。


この場合の「総決算」というのは、

『10回分くらいの痛風発作の痛みが、一挙に

やってくる日が来る』

ということです。


私は、その、「10倍痛風発作」を経験してから、

コルヒチンはキッパリと止めました。


病院の医師の先生は、あいかわらず、

コルヒチンを処方してくださいますが、

もらってきたら、即日、ゴミ箱行きです。

もったいないので、ある時期から、

もういらない、と言いましたが。

(現在では、コルヒチンが処方されることは

あまりないようです。副作用も強いですしね)


何の話か、わかんなくなってきましたが、

クエン酸の話をするつもりだったわけで。


このような痛風発作に見舞われないためには、

日頃から

尿酸値のコントロールをする必要があります。

おまえが言うな、という感じですが。


尿酸値を下げる働きを持つのがクエン酸で、

食事療法と組み合わせて

クエン酸を利用しているという人も少なくありません。


クエン酸が何で、尿酸値を?


クエン酸には「尿をアルカリ化」する作用があり、

尿酸を溶けやすくしてくれるのです。


尿酸値を下げるには、体内の尿酸を作り過ぎないか、

たくさん排泄するかのドチラか、です。


でも、体内の尿酸を作り過ぎるほうは、

エネルギー代謝で尿酸が作られたり

(体のエネルギーを作るときに、尿酸も作られる)

細胞が新陳代謝で壊れたときにもプリン体が作られたり、

なかなか、コントロールできません。


で、尿酸をたくさん排泄するように少しでも促そう、

ということなんです。


尿酸は「酸」なので、アルカリの尿によく溶けます。

逆に酸性尿だと、溶けにくくなってしまいます。


尿酸ってのは、大部分が尿に溶けて、尿と一緒に

体外に排泄されます。


あと、便からも少しだけ。

汗は、ほとんど排泄されません。


よく、痛風の人は水を多く飲みましょう、

とか言うでしょう?


あれは、尿をたくさん出すためなのです。

飲まなきゃ出せませんからね。


ところが、いくら水を飲んでも、尿が酸性に傾いていたら、

尿酸は溶けにくいので、尿酸があまり溶けていない尿を

体外にハイセツすることになります。

これじゃあ、尿酸の排泄は少なくなってしまいますよね。


ということは、尿酸値も下がらない、ということで。


そこで、クエン酸なのです。

クエン酸は、尿をアルカリに傾ける手助けをしてくれます。


クエン酸とはいわゆる酸っぱい成分の事で、

レモンなどの柑橘類や梅干し、酢などに含まれています。

疲れを取る成分としても知られていますが、

尿酸値を下げる効果も期待されています。


クエン酸は毎日手軽に摂取できる

サプリメントとしても販売されているので、

尿酸値改善の助けとなるよう、

継続して飲んでみるのも一つの方法です。


2024年4月4日木曜日

痛風発作 治りかけのときに、たくさん歩くと どうなる?

痛みの強さは無限大・・・じゃないか、

とまで思いたくなる痛風発作ですが、

やがて終息となる日がやってきます。


痛みの強さの程度も、治まってくる期間も

それこそ個人差があるのですが、引き潮のように、

だんだんと痛みは薄れて腫れも引いてきます。


さて、この、痛風発作の治りかけのときに、

たくさん歩くとどうなるか、ですが。


まだ完全に治りきっていない、

この時期にいつもと同等、

あるいはいつも以上に歩いたりすると、

痛みはぶり返し、患部は腫れあがり、

再発したかのような状態になる場合が多いようです。


つまり、完全に痛みが消失するまでは

出来れば安静に、なるべく

おとなしくしておいた方が良い、ということです。

痛い思いをするのが嫌なら、ね。


でも、本当は体のためを思うなら、

痛風発作のピーク時であろうが、

終息に向かっている時期であろうが、

歩き回って血行をよくした方が良いのです。

痛み止めを飲んでも歩き回ったほうがホントはいいんです。


ほら、痛風発作がなんで起こるかですが、

体内に蓄積した尿酸結晶を

腫れと痛みを伴う発熱で溶かすために起こるでしょう?


ですので、歩き回ると、

血流がよくなって、患部にも血液、つまり白血球がよく巡り、

体の大掃除をしてくれるわけです。

そのかわり、痛みは倍増です。

ただでさえ、痛すぎる痛風発作が、

我慢の限度を越える痛みと化します。


同様に、お風呂も、そう。

この場合は、シャワーを浴びるとかじゃなくて、

湯船でゆっくりつかる、あたたまる、という方ね。


これは、つまり、やはり患部の血行を良くすることに

つながります。

体内の関節などに沈着した尿酸結晶は

血流がよくなることによって

早く溶けて、痛風発作も早く終息に向かうのですが、

そして、その代償というか、痛みと腫れは

ガンガン強くなります。


え?

私ですか?


私は・・・ええと、そうですよ。

痛風発作が起こったら、なるべくおとなしくしています。

歩いたほうがいいなあ・・とは思うのですが、

痛みが酷くなるのは嫌なので、なるべく静かにしています。


言ってることとヤッてることが

バラバラのような気もしますが、

痛いのは苦手ですから・・・って、誰でもですかね。


ボルタレンは尿酸値を下げる?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

● 尿酸値を下げる薬と、発作を止める薬は違う?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


「ボルタレンは尿酸値を下げる?」→下げません。


ボルタレンは、いわゆる、痛み止めの薬です。

消炎鎮痛薬(非ステロイド抗炎症薬)ってやつですね。

尿酸値を下げる薬(フェブリク、ザイロリックなど)とは

また違う薬剤です。


ボルタレンは、医師の処方箋が必要な薬剤です。

(近年、ボルタレンの湿布薬などが

薬局に並ぶようになってきました)


痛風発作の場合、

病院へ行けば、先生の判断で

ボルタレンを処方されることもあると思います。


って、普通は、ロキソニンでしょう。

(あるいは、後発薬のロキソプロフェン錠)


ボルタレンはロキソニンよりも、

さらに強力な鎮痛効果があります。

(ちなみに、ジクロフェナクナトリウムなど、

ボルタレンのジェネリックもあります) 


で・・

わかっておかなければいけないことは、

効き目が大きいものほど、

副作用も大きい可能性が高いということです。


具体的な副作用としては、

胃腸の不調が有名です。

下痢とか、便秘とか、吐き気がする、とか。

酷い場合は、胃炎とか、胃潰瘍とか。


巷で「ボルタレンは胃が やられる」とかいうのは

そういうことです。


ボルタレンが、医師の先生の処方箋が必要な薬剤、

というのは、副作用の強さから

起因しているのかもしれません。


あ。

それから、空腹のとき飲んじゃダメです。

処方箋にも、必ず「食後」と書いてあると思いますし。

それこそ、胃の調子が悪くなります。


それと、痛風発作があまりにも痛いからといって、

大量に飲んじゃダメです。

一度の10錠とか。

取り返しの付かないことに なるかもしれませんし。


あとね。

忘れ欲しくないのは、ボルタレンやロキソニンに限らず、

痛み止めという薬は

「痛みを消す薬では、ない」ということです。


痛み止めは、いたみを消すクスリでしょ?

なに、言ってんの。


『痛みを感じなくさせるクスリ』なんですよ。


痛みそのものが消失したわけでなく、

痛みを感じなくなっただけなんです。


その証拠に、痛み止めを飲むのをやめたら、

また、すぐに痛み出すでしょう?


痛みが消えたわけじゃなく、

痛みを感じる感覚が麻痺しただけ。


でも、痛風発作のような激烈な痛みで

のたうちまわって苦しんでいるときに、

本当に“神の助け”のように感じるときもありますし。


基本的に、

消炎鎮痛薬は体内の血管を収縮させる作用があるので、

なるべく飲まないほうがいいです。


血液の通り道(つまり、血管のこと)が狭くなり、

体内の血流が悪くなりますからね。


血液というのは、酸素と栄養分を運び、

リンパが老廃物の受け渡しをするので、

体内の血流が悪いことは良いことじゃないです。


痛風発作の激痛が、

ある程度おさまったら(我慢できる程度になったら)

痛み止めの薬は飲むのをやめることをおススメします。


痛みがなくなっても、予防的な感覚で

継続して痛み止めの薬を飲み続ける人もいるようですが、

痛くなくなったら、飲むのを止めた方が賢明だと思います。


痛風に豆腐は良い?

豆腐というのは、高たんぱく質であり、なおかつ

低プリン体食品という、

痛風体質の人には、もってこいの食品なのに、

なぜか、食べない方が良い、と考えられているようです。


なんで?

大豆が原料だからですか?


これを食べなきゃ、何を食べるんでしょう?

肉や魚の方が、豆腐よりも

ずっと良いと考えているのでしょうか?


そもそも、ぶっちゃけた話、

「痛風に良い食べ物、痛風に良くない食べ物」

という選択肢自体が

一昔前の痛風改善法なんです。


そりゃあ、食べ物には気をつけた方がいいですよ。

肉をガンガン食べていたり、ビールをバンバン飲んでいたら、

しっぺ返しを食らうのは自分ですからね。


でも、近年では

「尿酸の生成は、食べ物からが2割。

体内で生成されるものが8割」

ということがわかってきています。

これにより、

一昔前みたいな徹底的な「高プリン体食品排除」を

推進することは少なくなっています。

むしろ、食べたいものを食べないことのストレスの方が

影響あるだろ、みたいな。


なにを食べるか、何を食べないか、より、

どっちかというと、

「お腹いっぱいに食べ過ぎない」ことの方が

重要だったりします。


しかし、そんなことは

私が痛風になりたてのころ、

30数年前に教えて欲しかったです。

食べたいものもあまり食べずに過ごしてきた

数十年を返せ~、といっても、

食べたい放題にしていたら、今頃きっと、

もっと重篤な病気になっていたでしょうね。

痛風だけでも大概、ヒドイ目にあっているのに。


さて。

話は変わりますが、豆腐に限らず、

食事というものは、

とにかくバランスが重視されています。


肉が好きだから、肉ばっかり食べる・・というのはダメで、

野菜も食べて、お米やパンなどの炭水化物もとって、

多くの食品の種類を食べることが望ましいです。


一説には、30品目、なんていわれますが、

食卓に30品目も並ぶ家庭は少ないんじゃないでしょうか。


あと、「痛風改善の食事のレシピ」なんて本を見ると、

低カロリー食品が多いですね。

食材としては

「キノコ、コンニャク、海藻、野菜」あたりが中心でしょうか。


でも、豆腐や肉も全然、

レシピに入っていないわけじゃないんです。

食べちゃいけないワケでもないんですね。


重要なのは、豆腐を食べるとか食べないとかじゃなくて、

一日3食、きっちり食事を摂ること。

そして、3食の合計カロリーで

「食べ過ぎない」ようにすること。


食事時というのは、

お腹の減っているときに来るものなので、

食べ過ぎない、という行動自体が難しいかもしれませんが、

痛風体質の人にとっては重要なことです。


私は、豆腐、食べますけどね。

豆腐が痛風に良くない食べ物、だなんて、

一度も思ったことは ございません。