夏が近づいてきました。
ああ、ビールがおいしい季節がやってきますね。
ですが、痛風体質の人が調子にのって、がんがんビールを
飲んでいると・・やってくるんですよ。
そう、例のアレが。
一年12ヶ月のうち、統計をとると、
圧倒的に夏場に痛風発作が発症する場合が多いです。
そういえば、私自身も痛風発作でヒドイ目に遭うのは、
たいてい夏ですね。
別に痛風が夏を好きなわけじゃなく、
暑い季節なので、汗をかくので尿の量が減り、
尿酸値が上がるだけですけどね。
尿酸は大半が尿と一緒に排泄されるので。
で。
こんな季節だからこそ、飲みたいんですよ、ビール。
でも、飲めば尿酸値が上がりますからね。
アルコール飲料が体内に入ると、肝臓が分解するのですが、
そのときに尿酸が生成されてしまいます。
たくさんビールを飲めば飲むほど、尿酸が大量生産されて
尿酸値上昇に直結します。
さらに肝臓がアルコールを分解するときに、
乳酸という物質が作られてしまい、
この乳酸が尿酸の排泄を阻害するばかりか、
尿酸を体内に溜め込んでいくのです。
う~ん・・・それって、
飲みたいのに、飲んだらマズイってことですか?
スパッとビールをやめる、というのも
一つの手ではありますが、人生の楽しみ、と
ビールのことを位置づける人もいるので、
ここは上手にお付き合いしていくのが上策か、と。
基本は
ビールを楽しみながら、飲む量を減らす、
ということになります。
で、対策。
○小さなグラスで飲む
いつもより、小さなグラスに代えてみる。
大きなジョッキでは、ついグビグビと
飲んでしまいガチですが、小さなグラスで飲むことによって、
あまり飲まずに・・・済む?
ホントに?
小さなグラスにしたところで、何倍も飲みまくれば、
結果として同じなのでは?
お酒じゃあるまいし、ビールは
チビチビ飲むようなタイプのものじゃないですからね。
でも、まあ・・大ビン一本飲むところを、
小ビン一本にかえたら、我慢しやすいかもしれませんね。
大ビンを一回、口をあけたら、全部
飲んでしまいたいですけど、小ビンなら、
おかわりしたいけど、我慢できる・・・かな?
一本で止めておける?
どうなんでしょ?
○飲んだ量をノートにつける
自分の飲んだ量を毎日、ノートに記録してつけるんです。
ああ、今日はたくさん飲んでしまったな、と。
明日は控えるからいいか、と。
でも、明日もたくさん飲んでしまったりしてね。
まあ、明後日は控えよう、と反省してみたり。
でも、明後日もたくさん飲んでしまったり・・・
ああ、どうしましょう。
○飲んだ量をグラフにして部屋に貼る
「飲んだ量をノートにつける」の強力版です。
折れ線グラフでも、棒グラフでもいいですから、
壁にバァ~ン、と貼っておきます。
その日のビールの飲んだ量を。
たくさん飲んでいると、否応なしに目に留まりますので、
注意をするように・・・なるでしょう・・か?
○自己暗示をかける
「もう、ビールは飲まないぞ」と
ひたすら自己暗示をかけます。
ビールは飲まない、飲まない、飲まない・・
のみたいけど、飲まない。
飲まない、ぜったい飲まない、たぶん飲まない、
飲みたいなあ、飲んじゃえ・・・と失敗しガチです。
難しいです。
○痛風発作のときの、腫れあがった足の写真を部屋に貼る
これだけは、あまり やりたくないです。
効果絶大だとしても、できれば やりたくないです。
思い出したくもないです。
そんなことしている人、いるんでしょうかね?