2022年3月11日金曜日

痛風 田七人参

痛風には田七人参が効果的、とか言われても、

そもそも田七人参がどういうものか

わからないという人もいるかもしれません。


田七人参とは生薬の一種で、

中国では古くから使われてきた植物です。

高麗人参という植物を聞いたことのある人は

多いのではありませんか?

この高麗人参と比較的種類の近いのが田七人参です。

中国では南部や雲南省分山県という所で栽培されています。


田七人参の主成分はサポニンであり、

高麗人参の7倍も含まれているといわれています。

サポニンには、中性脂肪やコレステロールといった

生活習慣病と密接なかかわりのある数値を

下げる働きがあるといわれています。

その他にも血液をサラサラにして、

血行を促進する働きもあります。

またフラボノイドといって、活性酸素を除去し、

血圧を抑制する効果のある成分や各種ミネラル、

アミノ酸も豊富に含まれていて、栄養価も高いです。


実はこの田七人参、

痛風に対しても一定の効果が期待できる

として注目されています。

痛風、というか痛風発作の主な症状は、

足の指をはじめとして関節に炎症を起こすことで

激しい痛みを生じるの、といわれています。


痛風を引き起こす原因は、

尿酸が体内に過剰に溜まってしまうことです。

尿酸が過剰に体内に溜まれば

確実に発症するわけではありませんが、

結晶化が起こりやすくなって

痛風発作の起こるリスクは高くなります。

ちなみに正常な尿酸値の上限は7㎎/dlです。

これ以上になると、痛風の発作がいつ出ても

おかしくありません。


田七人参は先ほど紹介したように、

血液をサラサラにして血流をアップさせます。

またサポニンには、肝臓に

直接働きかけを行う能力があります。

そして中性脂肪の値を低下させます。

この時、肝臓内のプリン体を減少する効果がある

といわれています。


肝臓にプリン体がたまると、

肝臓はプリン体の分解をして

その副産物として尿酸が大量に発生します。

つまり田七人参を摂取してサポニンを体内に入れると、

尿酸の産生する可能性を低減できるわけです。


さらに田七人参には、

腎機能に働きかけをして

腎臓の働きを向上する効果もあるといわれています。

尿酸をできるだけ作らないようにすること、

そして尿酸をスムーズに排出することこそが

痛風の治療や予防に効果的です。


田七人参を摂取すれば、

腎機能を向上させ尿の排泄をスムーズにできます。

すなわち尿酸の排出も促進できるので、

血中の尿酸値を低くして

痛風発作の起こるリスクを低くできるわけです。


この田七人参をどのように摂取すればいいかですが、

最近ではいくつかサプリメントとして

販売されている商品もありますが、価格は高めです。

いくつか代表的な商品がありますが、

いずれも1万円前後かかってしまいます。


しかし痛風の予防をしたい、

二度と痛風発作を経験したくないと

思っているのであれば、

サプリの摂取も検討してみるのも

いいのではないでしょうか。


無農薬や国内生産にこだわっている、

専門のスタッフが製造しているなど

安全性にこだわった商品もいろいろあるようです。



2022年3月10日木曜日

痛風 キャッツクロー

痛風に効果のある成分は

いろいろと紹介されていますが、その中でも

しばしば登場してくるものとして、

キャッツクローがあります。


キャッツクローは一般の人には

あまりなじみのない名前かもしれませんが、

ハーブの一種で

原産地は南米のペルー地方です。


葉っぱの付け根の所に棘があって、その形状が

ネコの爪のような感じであるところから

キャッツクローという名がついたといわれています。

ペルー地方で暮らしているアマゾンの先住民の間では

古くから伝統的な薬用植物として使われてきました。


抗炎症作用の効果があって、

関節炎やリウマチ、消化器系や

免疫系の病気への効果が期待されています。


実際オーストラリアでは、

リウマチの医薬品として処方されているくらいです。

世界的な保健機関のWHOでは、

副作用のないハーブとして認定されていて、

安全性の高さは医学界でも認められています。


このキャッツクローが

なぜ痛風に効果が期待できるかというと、

先ほど紹介した抗炎症作用が関係しています。

痛風とは、風にあたっても痛い、

などと言われるくらいの激痛ですが、

実際に何もしていなくても激しい痛みが襲います。


なぜこれだけの激痛を生じるかというと、

体内に尿酸がたまってしまうからです。

尿酸が過剰に溜まって、

通常であれば血液の中に溶けだしているはずが

溶けきれなくなって、結晶になることがあります。


尿酸が結晶化すると、

放射状にトゲトゲした物質に変化します。

この結晶化した尿酸が関節の所に溜まって、

炎症を引き起こします。

これが激しい痛みの起きる原因です。


炎症によって痛みが起きるわけですから、

キャッツクローの抗炎症作用で

炎症を悪化させないようにすれば、

痛風発作を起こりにくくできるわけです。


すでに痛風発作を起こしてしまったとしても

炎症を鎮め、痛みを軽減できる効果があります。

炎症が起きる原因として、

結晶化した尿酸を異物とみなして

白血球が誤って攻撃してしまうことも関係しています。


白血球がこのような誤った過剰な反応をしてしまうのは、

免疫システムが正常に作動していないからです。

キャッツクローには、免疫力を高める効果もあるので、

白血球の過剰な反応を抑制して、

炎症を起こりにくくする効果も期待できます。

消炎作用と免疫力のアップのダブルの効果によって、

キャッツクローは痛風に対して

一定の効果が期待できるわけです。


キャッツクローをどのように摂取すべきかですが、

まずはサプリメントとして摂取する方法があります。

そしてキャッツクロー関連商品の中には、

ハーブティにして飲めるように

商品化されているものもあります。


ただしキャッツクローは医薬品ではないので、

これさえ飲めば痛風は大丈夫というわけではないので

過度の期待は禁物かもしれません。




2022年3月9日水曜日

青汁 尿酸値

青汁を飲めば、尿酸値がバンバン下がる・・・のならば、

ラクでいいですが、そんな簡単なものではないです。


でも、少しでも尿酸値を下げる効果が期待できるのなら、

試してみる価値はあるのかもしれません。


青汁といえば健康飲料の代名詞。

美容・メタボリックシンドローム対策のダイエットや

生活習慣病対策にも注目を集めていますが、

どうやら痛風対策にも良いのかもしれないのです。

もともと野菜に含まれているビタミンやミネラルが

豊富に含まれているので栄養も良く、

日々の食生活では

十分にカバーできない栄養を補うことができます。

しかも、それだけではなく尿酸値を下げる直接的な効果も?


尿酸はプリン体が肝臓で変換されることによって作られます。

その際にはある酵素が働いてプリン体から変化するのです。

青汁にはその酵素の働きを阻害する作用があるのです。

つまりプリン体の摂取量が多くても

なかなか尿酸が作られにくい状態にしてくれるというわけです。

それだけではありません、あの痛風の激痛の原因ともなる

尿酸塩結晶を溶かす作用もあるとされています。


さらにもうひとつ、尿酸値をコントロールするためには

できるだけ尿に溶けた尿酸を体内に排泄する必要があります。

水分摂取をしっかり行うのも大事な痛風対策

と言われるのもそのためです。

青汁には体内の水分調節を行うカリウムが

多く含まれているので

余分な水分を体外に排出させる効果も。


このように、尿酸ができにくく、尿で排泄しやすく、

しかも溜まってしまった尿酸を溶かす働きもあります。

青汁は最高の痛風対策の飲み物・・・なのかどうかは、

わかりませんが、一定の効果は期待できるかもしれません。


さらにビタミンCには関節部分に溜まった尿酸を

腎臓へと運ぶ働きがあるとも。

青汁に含まれている豊富な栄養素がさまざまな目的で

痛風対策に役立ってくれるようです。


ありがたいことに現在では

かなりおいしい青汁も増えています。

食事制限だけでなく、

青汁を飲んで尿酸値を下げる・・のも

一つの選択肢かもしれませんね。


でも、青汁を飲んでいれば

痛風対策はバッチリだ・・というものでもないので、

あくまで補助的な立ち位置ですね。





2022年3月8日火曜日

痛風 お茶

痛風の人は、水分をこまめに摂取するのが良い、

と聞いたことがありませんか。


痛風は血中における尿酸の割合が高くなってしまうと、

発症しやすくなります。

水分を適度に摂取しないと血液中の水分が失われ、

血液が凝縮されてしまいます。

そうなると尿酸値もどうしても上昇してしまうのです。


尿酸は尿によって排出される所が多いので、

尿酸を減らすためにも水分を摂取するのは大事なことです。


水分補給をする時に、水を飲むのももちろんいいです。

しかし痛風対策としては、

お茶を飲んだ方がいいとも言われています。

その中でもオススメのお茶があって、それはドクダミ茶です。

最近ではスーパーのお茶のコーナーをチェックしてみると、

ドクダミ茶を販売しているお店も結構多いです。

近所のスーパーで、一度チェックしてみてください。

なぜドクダミ茶がいいかというと、

血中尿酸値を低下させる働きが期待できるから。


ドクダミ茶には、

クエルシトリン、イソクエルシトリン、

カリウムといった成分が配合されています。

いずれも体内の老廃物の排泄を促進する働きがあります。

このため、血液中の余分な尿酸を排出して、

血中の尿酸の値を少なくできるのではないか

というわけです。


もともとドクダミ茶は「毒下しの妙薬」

といわれていました。

便通や排尿を促す効果があって、

有毒な物質がどんどん体内から出ていくような効果が

期待されています。


その他にも動脈硬化の予防や肥満の解消などの効果も

期待でき、ダイエットの側面からも注目されているお茶です。

いずれも生活習慣病対策としても、効果が期待できるので

家族全員でドクダミ茶を飲む習慣をつけて、

ヘルシーな生活を送ってみるのもいいです。


あと、ドクダミ茶の味が不安という人も

いるかもしれませんね。

多少独特の香りがあって苦味も強めです。

しかし、イメージとしては、麦茶に近い味わいだと思います。

私も飲み続けていますが、多少苦みは感じられるけれども、

耐えきれないという味ではありませんよ。

しかし、味に関しては好き嫌いもありますので、その場合には

ブレンド茶を飲んでみるといいです。

最近では、ハトムギ茶や麦茶とブレンドして、

ドクダミ茶の独特の香りや苦みを中和しているような商品も

販売されています。

このようなブレンド茶であれば、

抵抗なく飲めるような気がします。



2022年3月7日月曜日

痛風財団

中高年の男性の間で生活習慣が乱れると

痛風を発症する人も少なくありません。


最近になって、痛風に罹患する人が幅広くなっています。

中高年だけでなく、20代でも発症する人が増えています。

今後ますます痛風で悩む患者の数は

増える可能性もあります。

そこで現在痛風に関する研究を進める組織として、

痛風財団というものがあります。


痛風財団とは、公益財団法人の一つで、痛風や高尿酸血症

もしくは関連疾病についての研究助成を目的とした組織です。

1984年に痛風研究会という財団法人を立ち上げましたが、

これが母体となっています。

当時の厚生省の認可を受けたうえで作られました。

そして2008年12月に新公益法人制度が施行されたのに伴い、

2009年12月1日から現在の団体名で活動しています。

公益財団法人に移行認定されて、

研究助成財団として活動しています。


痛風に関する研究を行っている人に対して助成を行う、

一般医師や医療関係者を対象として、

痛風やその治療に関する研修会を開催しています。

また痛風の治療の症例数の多いところなどを対象にして、

痛風協力医療機関の推薦を行っています。


風に当たっただけでも痛む、などと言われている

非常に激しい痛みを伴う痛風ですが、

痛風に罹患したとしても

それが直接すぐ死に結びつくことはありません。

このため、り患した患者の中には、

軽視してしまっている人も見られます。


また放置をすると症状がどんどん進行してしまって、

合併症を引き起こし、

それこそ命にかかわるような危険な状態になってしまう

恐れもあるわけです。

ところが

痛風に関して正しい知識を持っている人の割合は

決して高くないといわれています。


痛風財団は、痛風というと

どうしてもほかの病気と比較すると

軽視されがちな現状を改善するために、

日々活動しています。

痛風財団では、少なくてもそれぞれの都道府県に

痛風や高尿酸血症の正しい診療のできる医療機関を

数ヶ所展開できるように努力しています。

そのために、

新しい痛風の原因やメカニズムが発見されたときや

新薬が開発された、

新しい治療法が見つかったというときには

逐一最新の情報を医療機関に提供しています。

一方で痛風の研究を行う人材を育成していくことで、

より質の高い痛風治療が受けられるようにするための

バックアップを図っています。

患者さんの求めに応じて、

痛風協力医療機関の紹介も行っています。



2022年3月6日日曜日

トクホ ペプシ スペシャル を飲んでみた!

先日、テレビで

「ペンギンが動物園から逃げ出した話」

を放送していました。


逃げたペンギンは、どうしたのか?

なんと、近くの池で幸せそうに

泳いでいたそうです。


これには理由があって、元来、野生のペンギンは

生きた魚を食べるそうで。

ですが、動物園は色々事情もあって、

与えるエサは死んだ魚。


たいていのペンギンは (我慢して?)

死んだ魚でも食べるそうですが、

ごく稀に「死んだ魚は食べない」

ペンギンがいるそうです。

贅沢なのか、野生の本性が残っているのか。


その逃げたペンギンは、

近くの池で生きている魚を捕って食べて、

幸せそうだったらしいです。


まあ、「郷に入れば郷に従え」といいますけどね。

でも、どうやって、そのペンギンは

柵を越えたんでしょうね?


いや、そんなことより。

スーパーに行ったら、

コーラ飲料「ペプシ スペシャル」を売っていました。


知ってます?

「ペプシ スペシャル」って。

これ、“トクホ”なんだそうです。

『特定保健用食品』。

なんでも、“脂肪の吸収を抑える”コーラだそうです。


しかしねえ・・

この手のものは、効用は あっても、

味はマズイと相場が決まっています。

飲んでみると、薬臭い味がしたりしてね。


確かに「PEPSI」は好きですよ?

でも、今は夏でも春でもない季節。

寒いですよ、ペプシは。

なんで今頃、発売?


・・と思ったのですが、

“脂肪の吸収を抑える”というキャッチフレーズにつられて、

つい買ってしまいました(買ったのかよ!?)。


まあ・・少々マズくても、

“脂肪の吸収を抑える”効果があるなら、

いいかと思って。

“トクホ”に認定されたくらいなんだから、

効用のないものは発売しないだろう、と。


で・・飲んでみました。

ごくごくごく・・・


あ。

これ。

もしかして。

思ったより・・まずくない・・というか、いけます。

うまいです。


そりゃ、普通のペプシと比べりゃ、

落ちるかもしれないですけど、

そんなに悪くないです。

もう二度と飲みたくないや、というような

レベルではないです。

これ、いけますよ?

なかなか、おいしいです。


でもね。

490mlのミニボトルを買ったのだけど、

パッケージを読むと、

「お食事の際にお飲みください」と書かれています。


しょ、食事中に飲むの!?

コーラを!?

炭酸ですよ!?

これを食事中に飲むのですか!?

コーラで お腹がふくれてしまうではないですか!?


あ。


・・・・・・・だから、いいのか(笑)。

あまり食事を食べすぎずに済んで。


2022年3月5日土曜日

痛風 タバコ

近所の100円均一ショップへ行ってきました。

「付箋 (ふせん)」が欲しかったので。

ほら、帳面や伝票にメモとして挟む

(裏地がシールになっている) ヤツ。


ところが、100均屋は品数が多すぎて、どこに

「付箋」があるのか わかりません。


そんなとき、子供連れの奥さんが店員に

「あの、ふせん はどこに売っていますか?」


しめた、と思う私。

その奥さんの後について行きました。


で・・奥さんの立ち止まった地点は・・・

「ふせん」ではなく、

「風船 (ふうせん)」売り場でした (涙)。


さて、そんなことより。

タバコは体に良くないので、吸っている人は

止めましょう。

痛風が どうこう、というより、体に良くないです。


タバコを買うと「お小遣い」が減ります。

分煙で人に迷惑をかけます。

自分の体に悪影響があります。

何もいいことがないです。


でも、やめられませんよね?


嫌なことばかり言うようですが、

アルコール飲料を飲みながらタバコを吸うと、

通常より「食道がん」のリスクが高まります。


それと、「朝の目覚めの一服」も

体のためには 良くないらしいです。


でも、やめられませんよね?


昔、勤めていた頃、営業の先輩に言われました。

「お前はタバコを吸わないから、

“間 (ま) ” に困る」


つまり、お客さんと食事に行ったりすると、

相手がタバコを吸うと、自分も

同じタイミングで吸う。

話が途切れたり、話題に困ったら、

とりあえず「ゴルフ」の話をする。

それでも、話が途切れたら、タバコを吸って、

「間 (ま) をとる」そうです。


そうなると、タバコは もはや、

仕事の一部、重要な武器でもあるのです。

でも、やめろって言われるんですよね?


近頃では、禁煙は 病院で治療を受けるそうですね。

時代は変わったものです。


せめて、お酒を飲みながらの喫煙は、

自分の体のために、やめた方が良さそうです。



2022年3月4日金曜日

尿酸値とコレステロール

お酒が好きな人は、できるだけ控えた方がよい

とわかっていながらもついついお酒を飲んでしまい、

数値が一向に下がらない人もいるでしょう。


お酒の飲みすぎはもちろん、食べすぎ、

暴飲暴食やドカ食いの習慣など、

他にもストレスとも深く関わっているといわれます。

また現代社会ならではの原因といえるわけですが。

ただ一方では尿酸値とコレステロール値の原因が

一致するとは限らない面もあるので

注意した方がよさそうです。


どちらも食生活の改善が

まず第一になるのは言うまでもありません。

とくにメタボリックシンドロームの疑いがある人は、

まずその対策が第一歩。


1日3食規則正しく食べる、

お腹いっぱい食べ過ぎないようにする

といった当たり前のことから、

お酒を飲みながらダラダラと長時間食べたりしない

といったついついやってしまう習慣の改善まで。

この食生活の改善において

尿酸値とコレステロール値の対策には

ちょっと違いがあるようなのです。


尿酸値を下げるためには

プリン体ができるだけ含まれていない食品を

食べるとよいといわれています。


ただプリン体が多く含まれている食品の中には

健康に良いと思われている食材も多いのです。

代表的なのがレバーですが、

もうひとつ注意したいのが魚類や大豆製品です。

とくに大豆製品はプリン体が多く含まれているため

尿酸値が高めな人は摂取量を控えた方がよいといわれています。

一方、大豆製品や青魚は不飽和脂肪酸が多く含まれており、

コレステロール値を下げるのにとても効果的です。

つまり、一方を立てれば一方が立たない、という

なんとも悩ましい状態になってしまいます。


痛風でコレステロール値や中性脂肪値が気になる人は

こうした点に注意しつつ、食生活の改善を

行っていくようにしましょう。


それからもうひとつ気になるのが運動。

正直なところわたしには縁がないものですが、

中には運動で健康対策を行っている人もいるはずです。

日々の運動は

コレステロール値と中性脂肪値を下げる非常に良い方法ですし、

内臓脂肪の燃焼に最適な方法です。

しかし過度な運動によるエネルギー消費は

尿酸値を上げる原因にもなってしまうのです。


このように、尿酸値とコレステロール値の関係は

なかなか複雑で厄介です。

よく踏まえたうえで対策を行ってはいかがでしょうか。



2022年3月3日木曜日

痛風 治療 クエン酸

痛風は、足の親指を中心として

激痛を引き起こす場合が多いです。


前兆となる症状はなかなか気づきにくく、

痛風を発症した患者の多くが、ある日

突然発症したと考えています。


痛風は特に男性の方にとっては、

決して他人事の病気ではありません。

特に中高年になると発症する人が増えてきます。


30歳から40代くらいの働き盛りの男性の中で、

痛風を発症する人は多いので注意してください。


現在、痛風の患者数は予備軍まで含めると

90万人くらいいるのではないかといわれています。

成人男性の6人に1人くらいの割合です。


痛風がなぜ起きるかというと、

プリン体という物質を分解するときに発生する 

老廃物 (尿酸) が原因です。


私たちは、誰もが尿酸を体内に持っています。

この尿酸は、尿や便によって体外に排出されます。

産生量と排出量のバランスがとれているうちは、

別に尿酸が多少あったとしても問題はありません。


ところが痛風を発症する人の場合、

尿酸が過剰に体内に溜まる傾向が見られます。

食生活の乱れやアルコールの過剰摂取などが原因で、

尿酸が過剰に産生してしまうのです。


そうすると、尿酸が結晶になってしまいます。

結晶化した尿酸を、白血球は

異物とみなして攻撃を開始します。

この時に関節の所に炎症を引き起こし、この炎症が

痛風発作独特の激しい痛みになるわけです。


ここまで見てくればお分かりのように、

痛風の治療や対策をするためには、尿酸を

いかに体外に排出して尿酸値を低くするかが

問題になるのです。


実際、痛風発作を起こして病院にやってきた患者に対して、

医者は尿酸値を下げるための治療を実施します。


尿酸値を下げるために行われるのは、

一般的に投薬療法と食事療法です。

食事療法は、先ほども紹介したように

尿酸が異常に多く産生するのは、

生活習慣の乱れなので、

栄養バランスのとれた食事を心がけるようにする、

尿酸の原因となるプリン体を

あまり摂取しないようにする、

アルコールを過剰摂取しないようにすること

などが指導されます。


その一方で

尿酸値を下げる効果のある医薬品が処方され、

服用するように求められます。

痛風治療の医薬品の中でも、

よく使われるのがウラリットという薬です。

このウラリットには、クエン酸ナトリウム、

そしてクエン酸カリウムが含まれています。


実はクエン酸には、尿酸値を下げる効果があるのです。


クエン酸には、

尿を強酸性から弱酸性に変える効果があります。

尿酸は尿によって排出されるので、

できるだけ多くの尿を作り出す必要があります。


ところが強酸性の尿だと尿酸が溶けてくれないので、

スムーズに尿酸を排出して尿酸値を低くすることができません。


そこでクエン酸を使って、弱酸性の尿に変えるわけです。

弱酸性になると尿酸がスムーズに溶けるようになって、

より多くの尿酸を効率的に排泄できるようになります。

その結果、尿酸値もスムーズに低くなって

痛風治療がはかどるわけです。


現在は痛風の発作が起きていない人でも、

血液検査で尿酸値が高いと診断された人は

注意する必要があります。

特に尿酸値が7.0㎎/dl以上の人は

高尿酸血症という病気で、痛風の症状が

いつ起きてもおかしくない状況です。


もし血液検査の結果

尿酸値が高いと医者に指摘されたのであれば、

クエン酸を摂取するように心がけることです。

ドラッグストアに行ってみると、

クエン酸の配合されているサプリメントは

いろいろと販売されていると思います。

クエン酸には

疲労回復などの他の効果も期待されているので、

健康な体を維持したいのであれば

クエン酸のサプリメントを摂取するのも

いいかもしれません。



2022年3月2日水曜日

痛風 症状 クエン酸

痛風は、中年男性に多くみられる症状ですが、

つい昨日までは全くの健康体だった人が、

一夜にしてうめき声をあげながら

もだえ苦しむような激痛に見舞われます。


痛風患者に痛みの症状を聞くと、

それは苛烈なものであることがわかります。

「傷口にキリを突き立てられているような感じ」

「溶けた鉛を注ぎ込まれるような痛み」

「足の指の所を渾身の力でペンチを使って

挟み込まれている感覚」

「骨の中から道具で何かを抉り出されるような痛み」

といった感じです。


表現は人それぞれですが、想像しただけでも

表情がゆがんでしまうような痛みであることは

共通しています。

簡単に言えば、ひとたび発作が起きると

身動き取れなくなる、

我慢できないような痛みということです。


痛風の発作は、関節で発症します。

その中でも、足関節で症状が起きるケースが最も多く、

足の指の付け根が圧倒的に多いです。

痛風患者がどこに痛みを感じたか統計を取ってみると、

全体の7割以上の人が足の親指の付け根と答えています。


その他には足首やくるぶし、足の甲、アキレス腱の周辺

といったところがあります。


膝から下の関節で痛みを感じるという人は、

全体の9割以上に上ります。

そして痛風の症状の代表的な特徴として、

片方の足の関節のどこかで

痛みを感じるという点です。

両方の足が痛むとか、

多発的に激痛に見舞われることは少なくても、

初期症状の段階では起こりえないです。


痛風の症状はここまで紹介してきたように、

激痛が代表的です。

あまりの痛みで他の部分が見落とされがちですが、

症状はほかにもあります。

まず痛みを起こしている部分が熱を持ちだします。

そして痛みを感じる箇所を見てみると、

赤くテカテカと光ったような感じになって、

腫れあがるのも代表的な症状です。


この症状がすべてあてはまるというのであれば、

痛風発作を起こしている可能性は高いといえます。

逆に当てはまらない症状があれば、

痛風以外の理由で痛みをもたらしていると仮定すべきです。


痛風はなぜ起きるかというと、

血中の尿酸が多くなっていることが挙げられます。

血液検査で尿酸値の項目があるはずです。

この尿酸値がどのような数値になっているか、

確認してみてください。

もし7.0㎎/dl以上になっているのであれば、

痛風発作が今は起きていなくても

いつ起きてもおかしくない状況です。


痛風対策のためには、尿酸を体外に排出して、

血中の尿酸の量を減らすことが大事です。

そのためには、

クエン酸を摂取するのが有効とされています。

痛風患者に対して処方される薬の中には、

クエン酸を含むものも普通に使われているくらいです。


このクエン酸には、尿酸の排出力を高める効果があります。

尿酸は尿などで排出されるのですが、強酸性の尿になると

なかなか尿酸が尿として出にくくなります。


クエン酸は体内に入ると酸性からアルカリ性に変化します。

このため酸性に対して中和力があり、

強酸性を弱酸性の尿に変化させる性質があります。


そして弱酸性になると尿酸が尿に溶けだしやすくなって、

スムーズに尿酸を排出できるようになります。

痛風患者の尿は強酸性の尿である傾向が見られるので、

クエン酸を摂取させるアプローチは

高い効果が期待できるわけです。

また、体に疲れがたまってくると、

乳酸という疲労物質がたまりやすくなります。


乳酸には、尿酸が尿となって排出するのを

邪魔する効果があります。

そこで乳酸を溜めないことも、

尿酸値を低くするためには必要な条件といえます。


クエン酸には乳酸を分解する働きもあるので、

尿酸の出を阻害する働きを抑え込めるわけです。

クエン酸は、薬の他にも

健康飲料やサプリメントにも配合されています。

尿酸値の気になる人は、

クエン酸の配合されているサプリやドリンクを

飲む習慣をつけるのも良いかもしれません。




2022年3月1日火曜日

痛風 改善 クエン酸

痛風は足の親指に多く発症する病気で、

激痛の起きるのが特徴的です。


風にあたっても痛い、言われていて

実際、その通りであることがわかります。

今まで経験したことのない激しい痛み、

激痛で身動き取れなくなるといった話が

しばしば紹介されています。


痛風発作はなぜ起きるかというと、

尿酸の代謝異常が原因です。

尿酸はもともと血中に溶けにくい、

プリン体を分解した時にできる老廃物の一種です。

この尿酸が過剰に発生してしまうと、

尿酸ナトリウムという結晶になってしまいます。

この尿酸ナトリウムは、関節に沈着します。

その結果炎症を引き起こし激しい痛みが発生するわけです。

そのままにしておくと、

関節の変形をもたらすこともあります。

その他にも腎臓に付着すると結石を作り出すなど、

過剰に体内に溜まると尿酸は厄介な存在なのです。


尿酸は1日平均500㎎程度産生します。

また、尿酸は尿や便に混ざる形で排出されます。

この排出の量は1日平均500~600㎎といわれています。


ですから普通であれば、

尿酸の産生と排泄のバランスがとれているはずなのです。

また、通常体内には1200㎎の尿酸が維持されています。

ところが過剰酸性になってしまうと、

尿酸がスムーズに排泄されなくなります。


その結果、上で紹介した尿酸の産生と排出の

バランスが崩れてしまって

体内で尿酸が増え、痛風を発症してしまうのです。

特に血液検査の尿酸値が、

7㎎/dl以上になると危険水域であると認識すべきです。


尿酸値が高くなってしまうのは、

アルコールを過剰に摂取する、

動物性脂肪やたんぱく質の過食、

運動不足といったことが挙げられます。


このため、肥満体型の人は尿酸値が高く、

痛風を発症しやすい傾向が見られます。

そこで痛風改善や予防をするためには、

まず食生活の見直しをすることが大事です。


1日当たりの摂取カロリー量を減らす、

つまり食事の量を少なくします。


また、

尿酸はプリン体を分解するときに発生するので、

プリン体を多く含む食材をなるべく

口にしないようにすることも大事です。


さらに、アルコールの摂取も控えることです。

アルコールには尿酸の排泄を抑制する効果と、

血中の尿酸値を高める

両方のマイナスの効果があるからです。


さらに尿酸は尿によって排泄されるので、

水分を十分に摂取することも大事です。

その上で痛風解消のために注目されているのが、

クエン酸です。


クエン酸には、

尿を酸性からアルカリ性に変化させる効能があります。

尿酸は尿によって排泄されるのですが、強酸性の尿になると

尿酸がなかなか尿に溶けてくれません。


そこでクエン酸を摂取することで、

尿を弱酸性からアルカリ性に変化させます。

そうすれば、より尿酸が尿に溶けやすくなるので

スムーズな排出ができるようになり、

尿酸値の減少に貢献してくれます。


実際に痛風改善の薬の中には、

クエン酸の配合されているものも

処方されているくらいです。


また、肥満が痛風の危険因子であることを

先に紹介しました。

クエン酸はクエン酸回路といって、

糖分や脂質をエネルギーに変換する上で

重要な役割を担っています。


そこでクエン酸を定期的に摂取することで、

クエン酸回路が機能的に動きます。

つまり食べ物で摂取した糖分や脂質のエネルギー変換が

効率的に行えるようになって、

肥満解消の効果が期待できるわけです。


このように、痛風の改善や予防には

クエン酸が一定の寄与をしてくれます。

ドラッグストアに行ってみると、

クエン酸の配合されているサプリメントが

販売されています。

毎日クエン酸の含まれた食べ物を食べるのは厳しい人、

酸っぱいものが苦手な人は、

クエン酸の配合されているサプリメントで

痛風対策をしてみるのはいかがですか?