痛風の人は、水分をこまめに摂取するのが良い、
と聞いたことがありませんか。
痛風は血中における尿酸の割合が高くなってしまうと、
発症しやすくなります。
水分を適度に摂取しないと血液中の水分が失われ、
血液が凝縮されてしまいます。
そうなると尿酸値もどうしても上昇してしまうのです。
尿酸は尿によって排出される所が多いので、
尿酸を減らすためにも水分を摂取するのは大事なことです。
水分補給をする時に、水を飲むのももちろんいいです。
しかし痛風対策としては、
お茶を飲んだ方がいいとも言われています。
その中でもオススメのお茶があって、それはドクダミ茶です。
最近ではスーパーのお茶のコーナーをチェックしてみると、
ドクダミ茶を販売しているお店も結構多いです。
近所のスーパーで、一度チェックしてみてください。
なぜドクダミ茶がいいかというと、
血中尿酸値を低下させる働きが期待できるから。
ドクダミ茶には、
クエルシトリン、イソクエルシトリン、
カリウムといった成分が配合されています。
いずれも体内の老廃物の排泄を促進する働きがあります。
このため、血液中の余分な尿酸を排出して、
血中の尿酸の値を少なくできるのではないか
というわけです。
もともとドクダミ茶は「毒下しの妙薬」
といわれていました。
便通や排尿を促す効果があって、
有毒な物質がどんどん体内から出ていくような効果が
期待されています。
その他にも動脈硬化の予防や肥満の解消などの効果も
期待でき、ダイエットの側面からも注目されているお茶です。
いずれも生活習慣病対策としても、効果が期待できるので
家族全員でドクダミ茶を飲む習慣をつけて、
ヘルシーな生活を送ってみるのもいいです。
あと、ドクダミ茶の味が不安という人も
いるかもしれませんね。
多少独特の香りがあって苦味も強めです。
しかし、イメージとしては、麦茶に近い味わいだと思います。
私も飲み続けていますが、多少苦みは感じられるけれども、
耐えきれないという味ではありませんよ。
しかし、味に関しては好き嫌いもありますので、その場合には
ブレンド茶を飲んでみるといいです。
最近では、ハトムギ茶や麦茶とブレンドして、
ドクダミ茶の独特の香りや苦みを中和しているような商品も
販売されています。
このようなブレンド茶であれば、
抵抗なく飲めるような気がします。