2022年3月4日金曜日

尿酸値とコレステロール

お酒が好きな人は、できるだけ控えた方がよい

とわかっていながらもついついお酒を飲んでしまい、

数値が一向に下がらない人もいるでしょう。


お酒の飲みすぎはもちろん、食べすぎ、

暴飲暴食やドカ食いの習慣など、

他にもストレスとも深く関わっているといわれます。

また現代社会ならではの原因といえるわけですが。

ただ一方では尿酸値とコレステロール値の原因が

一致するとは限らない面もあるので

注意した方がよさそうです。


どちらも食生活の改善が

まず第一になるのは言うまでもありません。

とくにメタボリックシンドロームの疑いがある人は、

まずその対策が第一歩。


1日3食規則正しく食べる、

お腹いっぱい食べ過ぎないようにする

といった当たり前のことから、

お酒を飲みながらダラダラと長時間食べたりしない

といったついついやってしまう習慣の改善まで。

この食生活の改善において

尿酸値とコレステロール値の対策には

ちょっと違いがあるようなのです。


尿酸値を下げるためには

プリン体ができるだけ含まれていない食品を

食べるとよいといわれています。


ただプリン体が多く含まれている食品の中には

健康に良いと思われている食材も多いのです。

代表的なのがレバーですが、

もうひとつ注意したいのが魚類や大豆製品です。

とくに大豆製品はプリン体が多く含まれているため

尿酸値が高めな人は摂取量を控えた方がよいといわれています。

一方、大豆製品や青魚は不飽和脂肪酸が多く含まれており、

コレステロール値を下げるのにとても効果的です。

つまり、一方を立てれば一方が立たない、という

なんとも悩ましい状態になってしまいます。


痛風でコレステロール値や中性脂肪値が気になる人は

こうした点に注意しつつ、食生活の改善を

行っていくようにしましょう。


それからもうひとつ気になるのが運動。

正直なところわたしには縁がないものですが、

中には運動で健康対策を行っている人もいるはずです。

日々の運動は

コレステロール値と中性脂肪値を下げる非常に良い方法ですし、

内臓脂肪の燃焼に最適な方法です。

しかし過度な運動によるエネルギー消費は

尿酸値を上げる原因にもなってしまうのです。


このように、尿酸値とコレステロール値の関係は

なかなか複雑で厄介です。

よく踏まえたうえで対策を行ってはいかがでしょうか。