2021年12月28日火曜日

痛風 靴

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痛風に靴は関係あるのか?

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痛風だからといって、自分が履いている靴によって、

尿酸値があがったり、

血液中の尿酸が増えたり・・なんてことは

ありませんが、でも、きついサイズの靴を履いているとね。

締めつけ感がありますから・・

あまり良くないかもしれませんよ。


つまり、

靴が尿酸を作るのを促進するわけじゃないですが、

きつい靴を履いていると、足をしめつけるので、

それが刺激になって痛風発作を誘発することもある、

ということです。


あと、靴というより、長距離のマラソンを走るとか、

登山で普段以上の距離を歩くとか (特に傾斜のきつい山道)。


そういう足への負担がかかるとき、

それがキッカケとなって、

痛風発作が発症することは (たまにですが) あります。


でも、これは。

きつい靴を履いてる人が、

みんな痛風リスクが高くなるわけじゃなくて、

もともと、尿酸値の高い人 (高尿酸血症)、

長年、尿酸値が高い状態が続いている人が、

強い足の刺激があったとき・・・

という話であって、尿酸値の低い人にとっては、

まるで関係のない話です。


尿酸値の低い人は、いくらキツイ靴を履いていても、

いくら長時間歩いたり走ったりしても、

痛風発作が出たりすることは

ないですからね。


じゃあ・・ぶかぶかの靴を履いて歩く、

もしくは走るのが良いか、

といえば、自分の足に合っていないサイズの靴では

歩きにくかったり、ぷかぷかして脱げそうだったり、

あまり いい感じはしません。


せいぜい、やや大きめのサイズの靴、たとえば・・

普段、26.5センチの靴を履いている人でしたら、

27.0センチの靴に変えてみる、とかすると、

かなり足の負担というか、楽 (ラク) に感じますよ。


で・・痛風発作が出てしまうとね。

痛風発作は 足に出るとは限りませんが、一番、

多発する箇所は 足なので。

そうなると・・もう、靴、履けませんからね。


痛い足は腫れあがったりして、

無理に靴を履こうとしても

靴そのものの中に足が入らない 

(無理に入れると激痛が!) ので、

ここは (たとえば 左足が痛いなら) 左足だけ、

サンダルを履くとか、

現実に対処していくしか、ないです。


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痛風には、あゆみシューズ?

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痛風発作が発症しようが、

仕事で靴を履かないわけにはいかない人のために、

片足だけでも購入できる、

介護用シューズの「あゆみシューズ」

のようなものもありますが、足の甲の部分が広かったり、

マジックテープになっていたり

機能性が高くて足がラクだというだけで、

「あゆみシューズ」を履いたからといって、

痛風の足の痛みそのものが緩和されるわけではないので、

そのあたりをわかっておく必要があります。


それに「あゆみシューズ」は、近所の靴屋では

売っていないと思うので、

ネット・通販で購入することになると

思いますが、即納できるとは限りませんので、

早急に必要な場合は、

事前に注文・購入しておくことしかありません。


って、でも、足が痛くもない時期には、

こういう商品を買う気には、あまり

ならないですけどね・・



痛風 ハーブ

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痛風 キャッツクロー

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痛風に良いハーブ・・といえば、

キャッツクローが有名です。


キャッツクロー?


痛風といえば、プリン体に多い食品の摂りすぎ・・

などが有名ですが、

実は 強いストレスでも尿酸値は上がりますし、

痛風発作を誘発することもあるのです。


で、ハーブといえば、匂いで落ち着いた気分になったり、

リラックスしたりしますので、それで

痛風に良いってこと?


それもあるかもしれませんが、そうじゃなくて、

キャッツクローというハーブの一種を

お茶として飲んだり、あるいは

「キャッツクローのサプリメント」を飲んだりするのです。


この、キャッツクローを飲めば、

尿酸値が下がる・・というより、

強い抗炎症作用がある、ということなので、

どっちかというと、痛風発作の激烈な痛みを緩和する・・

そういう感じでしょうか。


キャッツクロー自体が、アンセリンや田七人参のように

有名なサプリではないので、

知らない人も多いかもしれませんね。


猫の爪に「葉の形」が似ているから、という理由で

キャッツクロー(猫の爪)と呼ばれている・・なんて、

なんか、本当に効果があるのか、という気になりますが・・


でもね。

日本で知られていなくても世界的には、

キャッツクローは有名で、WHO(世界保健機関)でも

効果のあるハーブだと認めているのです。

知らないのは、日本人だけなのかも?


痛風発作の激痛のときに、キャッツクローを飲めば、

嘘のように痛みが治まるのかどうかはわかりませんが、

痛風発作はあまりにも強烈な痛みで、

神にもすがる・・じゃないですが、

少しでもいいから、なんとか楽になってほしい、

痛みが治まって欲しい、と

神頼みの気持ちになるくらいなので。


そんなとき、免疫力を高めたり、

炎症を抑える効果があるという、

キャッツクローを試してみるのも

悪くないかもしれません。



痛風 ヨーグルト

 痛風発作の元凶となる尿酸は、体外に

うまく排せつできているうちは いいのですが、

高尿酸血症(尿酸値 7.0mg/dl以上)になると、

血液中に溶けきれなくなってくるのです。


それには、まず、尿酸値を下げましょう・・

となるのですが、

尿酸値に関しては、病院に行けば、通常、即、

尿酸値を下げる薬を飲むことを勧められます。


尿酸降下薬 (フェブリク、ザイロリックなど) 

の尿酸値を下げる効果は絶大ですが、

薬剤には副作用がつきものですし、

これらの痛風の薬は、痛風を治療する薬ではなく、

飲んでいる間だけ、尿酸値を下げる薬なのです。


逆に言えば、飲み続けている限りは、

ずっと尿酸値が低いままで

いられるのですが・・普通、

一生飲み続ける場合が多いようです。


年齢的に若い方や、

それほど尿酸値が高くない人にとっては、

尿酸値を下げる薬を飲むことを

躊躇する人もいるかもしれませんね。


さて、薬を飲むにしろ、飲まないにしろ、

とにかく、できるだけのことは

すべきだと思います。


で、具体的に何をすれば?


手っ取り早いのは、

世間で「尿酸値が下がる」と考えられている

ヨーグルトを食べる (飲む) のも一つの手です。


有名なのは、

「明治プロビオヨーグルトPA-3」や

「明治プロビオヨーグルトPA-3ドリンクタイプ」。


「プリン体と戦う乳酸菌」ってヤツですね。

よくCMで宣伝されていました。


「明治プロビオヨーグルトPA-3」ってのは、

食べるヨーグルト。

「明治プロビオヨーグルトPA-3ドリンクタイプ」ってのは、

飲むヨーグルト。


スーパーなどのヨーグルト売り場に並んでいます。

黄色い目立つパッケージなので、すぐわかります。


さて、pa3ヨーグルト 効果ですが・・・

どうなんでしょうね?

明治ヨーグルトpa-3 効能っていうか。


どこかの偉い大学教授が、

このpa-3乳酸菌を痛風対策として推奨していましたが、

実際、ヨーグルト pa-3 尿酸値 どれくらい下がる?


現実に、PA-3ヨーグルト 効果っていうか、pa-3乳酸菌で

尿酸値が下がった人って、いるの?


pa-3ヨーグルトで尿酸値が下がった、という人を

あまり身近では聞いたことがないのですが、とにかく、

爆発的に売れているようですよ、プロビオヨーグルト。


痛風の薬 (尿酸値を下げる薬) というのは、

一度飲み始めると、一生飲み続けなきゃならない、

というのが心理的な負担になりがちですが、

この、明治プロビオヨーグルトなら、

嫌になったら、いつでも止められますから。


って、止める前に、pa-3効果を

飲んで食べて、自分でも 確かめてみないとね!



通風 かかと

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かかとの痛風ってある?

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痛風のことを「通風」と書く人もいますが、

正しくは 痛風です。

風通し は関係ないです。


痛風といえば、痛風発作ですが、

痛風発作といえば、

左足の親指の付け根の関節・・が 有名です。


この「左足の親指の付け根の関節」こそが、まさに

痛風発作の好発部位なんです。

一番、体重のかかる場所でもありますしね。


さて、それに比べて、

あまり聞き慣れないのが「かかと」。


かかとの痛み 痛風」って、あるの?


痛風は体内の尿酸が過剰になり過ぎて、

血液中に飽和状態、つまり溶けにくくなってしまい、

増えすぎた尿酸が結晶化して尿酸結晶ってなって、

関節などに沈着して、痛風発作の原因となるのです。


血液は全身を巡るわけですから、尿酸も同様に

全身を巡るわけです。


ってことは?

ドコに尿酸結晶が溜まっても不思議じゃない。

すなわち、痛風の症状が 

かかとに出てもおかしくない、

ということです。


どこに溜まっても不思議じゃない、といっても、

尿酸は体温が高いと(37度以上)

血液中に溶けやすいという性質があるので。


逆に体温の比較的、冷たい部分には溶けにくくて、

結晶化しやすいという性質があります。


体の末端、つまり、手足に痛風発作が多いのは、

心臓から遠い位置にあって、冷えやすい部分だから。


そして、それは関節だけじゃなく、

腱 (けん) や筋 (すじ) などにも溜まります。


「かかと」のすぐ上は、アキレス腱であり、

このアキレス腱とかかとはつながっていて、

アキレス腱にも、よく尿酸結晶が溜まるのです。


この、アキレス腱に痛風発作が出てしまうと、

全く歩けなくなるので、大変困ってしまいます。


この、かかととアキレス腱は境界があいまいで、

かかとが痛いのか、アキレス腱が痛いのか、

よくわからないときもありますが、どっちにしろ、

ここは弱点中の弱点であり、

ここに激痛が出てしまうと、

もう歩くことに関しては、お手上げです。


痛みがある程度引くまでは、松葉杖です。

(家の中では、這い這い)


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かかと痛 痛風

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歩くことに関していえば、

この「かかと」やアキレス腱の炎症は

非常につらい思いをしなければなりません。


でもね。

この「かかと」や「アキレス腱」は比較的、

早く痛風発作が治まるのですよ。


腱にしろ、筋(すじ)にしろ、

足の甲とか、くるぶしとか、親指の付け根の関節とかに

比べると、面積が狭いのです。


この面積が狭いというのは、尿酸が結晶化して

へばりついて溜まっていく面積が狭い、という意味で、

ということは、すなわち、沈着する尿酸結晶の量も

少ないということです。


蓄積する尿酸結晶の量が少ないならば、

仮に痛風発作が出ても、それほど

長びくことは少ないです。


でも、痛いことには変わりないですけどね。

なにせ、体重がマトモに

かかってくる箇所ですから。



痛風 バイク

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◆ 痛風の人はバイクに乗ってはダメなの?

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痛風だからといって、バイクの乗っては駄目なんてことはなく、

またバイクに乗るから痛風になるとか、痛風発作が発症する、

なんてことはありません。


ただ・・

問題は、痛風発作で足が痛いとき、どうするか・・ですね。


痛風発作は、たいてい左足が多発する箇所なのです。

(痛風歴の長い人は右足に出たりもしますが)


これが車なら、自動車なら

オートマの場合ですけど、右足さえ (痛みがなく)

動かすことができれば、何も問題はありません。

右足さえ動けば、アクセル・ブレーキの切り替えなど、

苦もなく動かせますからね。


これが左足が痛かったら、そうはいきません。

踏み込むたびに激痛で悲鳴を上げますから。


それに、四輪の場合、

運転者の周囲が枠で覆われているので、

バイク走行のように風を受けて走るわけではありません。

座ったままでも運転できるので、ある意味、とても

楽です、車は。


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痛風発作のときは、バイクは無理?

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痛風発作でよく起こる箇所は、

左足の親指の付け根の関節ですから、

左足が痛いと、シフトチェンジが困難なので、

かなりツライです。


かといって、毎日の通勤・通学に

バイクを使っている人ならば、

生活における足、というか

交通手段として欠かせない存在でしょう。


足の痛いのは、運転技術でカバーする、とか言っても、

いやあ・・命がかかっていますらね。


走行中、前方に神経が行くはずが、ついつい、

自分の痛い足に意識がいってしまって、そのために

不慮のできごとがないとも言えません。


痛風で足は痛いは、

痛風のせいで事故は起こすは、では、

もう、洒落にもなりません。

泣くに泣けません。

ここは、無理をしない方が無難かも。


痛風発作の痛みは激烈なので、

バイクの運転中に、とっさに激痛が走って、

そのせいで運転を誤る・・なんて可能性も

ゼロとは言い切れないので、

やはり痛風発作の痛みがある程度、治まるまでは

やめておいたほうが良いと思います。



まあ、自信があるなら、それでもいいですが・・



痛風発作 季節

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痛風発作が起こる季節は、いつ?

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痛風発作には、季節的要因というものがあって、

気候に左右される部分が大きいです。


一番多い季節が夏。

6~9月くらい。


これが痛風発作が一年で一番多発する季節です。


なんで?

もちろん、暑いからです。


あまりに暑くて、毎日、汗をたくさんかくので、

体内がどうして水分不足になってしまい、

血液中の尿酸濃度が高くなってしまい、尿酸値が

上がってしまうのです。

まあ、夏は痛風の人にとっては鬼門ですね。


次の多い季節は、12月、そして1月。

つまり、年末年始ですね。


これらの季節は、寒くて汗をかかないかわりに、

忘年会・新年会、おせち料理など、

飲み会の機会が多かったり、暴飲暴食をしてしまったり、

そういう時期なので。


どうしてもね。

痛風発作を起こしてしまう人が多いみたいですよ。


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体の変調を起こしやすいのは、季節の変わり目。

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じゃあ、夏以外は大丈夫なの?

年末年始は暴飲暴食に気をつけていれば大丈夫なの?


痛風に限らず、ホントは体が不調になりやすいのは

季節の変わり目なんです。

ほら、風邪も季節の変わり目は

よく引きやすいでしょう?


痛風の場合、夏にたくさん水を飲んでいたり、

胃腸が弱っていたりするのが、夏から秋になりかけとき、

気候柄、涼しくなってきたかなあ・・というようなときに、

がくん、と調子を崩しやすいです。


痛風の人は、1日2リットルの水を飲みましょう、なんて

いいますが、秋になっても2リットルも飲んでいたら、

腎臓に負担がかかって疲弊してしまいます。


腎臓が疲れてしまったら、ろ過を担当する臓器ですから、

尿酸の排泄もうまくいかなくなります。

腎臓と肝臓は関連性がありますから、

腎臓が不調になると肝臓にも影響が出てきたりします。


暴飲暴食といえば、ビールの飲みすぎとか、

御馳走の食べ過ぎ、というイメージもありますが、

飲みたくもない「水2リットルを1日に飲む」

というのも、ある意味、暴飲暴食かもしれませんよ?




痛風 原因 ストレス

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ストレスが原因で痛風発作は起こる?

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痛風発作の直接の原因は、体内に尿酸が作られすぎて、

そして 血液中に溶けきれないくらい

過剰になってしまった尿酸が

結晶化して、関節などに沈着してしまう・・

それが原因です。


じゃあ・・

尿酸が作られすぎないようにすれば、いいのね?


ところが、痛風になる人は、生まれつき、

尿酸を作りすぎてしまう体質の人が多く、

なかなか、尿酸値を思うように下げるのは

難しいです。


さらに・・

体質、運動不足、食事など、尿酸を作り過ぎる原因

は多々あるのですが、そのうちに一つに

「ストレス」があります。


強いストレスは尿酸値を上げてしまうのです。


ということは、ストレスをためなきゃいいのね?

そうはいっても、普通に生活していると

ストレスの連続です。

特に仕事をしていると、ストレスが皆無・・

なんていう人は いないでしょう。


ストレスを溜め込む原因の一つに

「怒りを押し殺す」というのがあります。


つまり、何か腹が立つことがあっても、

ここで怒りを爆発してしまうと、

その後の人間関係が悪化するとか、

相手が会社の上司とかならば、

解雇や配置転換なども含めて、

生活に直結する結果になる可能性もゼロじゃないから。


それが世渡り上手なのかどうかはわかりませんが、

言いたいことをバンバン言える、

言うべきことをハッキリ言える人は

あまりストレスがたまらないのかもしれませんね。


でね。

そうか、怒りを我慢することがストレスに繋がるのか・・

怒りを封じ込めるから、痛風発作になったりするのか。


で。

腹が立ったら、怒る!

気に入らないことがあったら、ブチ切れる!

すぐに怒る!

めったやたらに怒る!


でもね。

怒ってばかりいると、怒りが収まるどころか、

余計、腹がたってくるのですよ。

怒りが怒りを呼ぶ、というか。

怒りが増幅するというか。


さらに・・

他の人も、

誰も話しかけなくなってきたりするしね。

誰か、怒っている人がそばにいると、

周囲の人も嫌な感じですし。


結局ね。

怒りたくても、腹がたっても、

怒らなくなる。

怒っていないわけじゃないのに、

怒っていないふりをするようになる。


これが世渡り?

処世術?


ああ、こんなこと、やってられない!

こんな生活、うんざり!


勤め人生活に見切りをつけて、

何らかの手段で自力で生きていける人は、いいけど。

そういう人は、少ないんじゃないかという気もします。


結局、仕事をしている限り、他の人との関わりがある限り、

ストレスは溜まるのですよ。

ストレスは避けられないのですよ。


だから、ストレスをたまらないように、

言いたいことをその場で言う! とか、

とにかく腹が立ったら怒る! とかいうのは、

非現実的です。


ということは、ストレスをためないように・・

というより、

ストレスがたまったら、たまりそうになったら、

何らかの手段で発散する、というのがベターな手段かも。


どうやって発散するか、というと、

やはり自分の趣味を持つとか、

好きなことをする時間を作る、とかね。

ありきたりではありますが。


そういう時間が作れる人は、ある意味、

恵まれていると思うので、

大いにストレスを発散すればよいと思います。



痛風 尿酸 便

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痛風→尿酸は、どこから排出されるの?

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痛風って・・尿が大切というイメージがありますが、

それは尿酸が尿に溶けて、体外に

排せつされるから、なんです。


尿酸があまり体外に排泄されないと、

血中尿酸濃度が高くなってしまい、

血液中の尿酸の濃度が濃くなると、

尿酸値も上がってしまうから。


だから、できるだけ、

たくさん尿を出しましょう、とか、

水を飲みましょう、とか言われるのですね。


でも、尿をたくさん出そうとして、

これでもか!これでもか!

と水を飲みまくっていると、ろ過を担当する腎臓だって

機械じゃないんですから、疲弊して

負担がかかってしまいます。


いっぱんに、1日2リットルの水を飲みましょう、

という説もありますが、賛否両論です。


そりゃあ、腎臓の負担がなければ、飲めば飲むほど、

尿が増えるのですから、万々歳ですけどね。


で・・尿ばかりが脚光を浴びて(?)いますが、

便はどうなのか?


痛風と便、というと、聞きなれないというか、

しっくりきませんが、

実は『便からも尿酸は排泄される』のです。

少しですけどね。


尿からの (尿酸の) 排泄が3分の2くらい。

便からの (尿酸の) 排出は3分の1程度。


こうやって比較してみると、便からの排出だって、

バカにできませんね。


ちなみに、便からの排出というのは、

尿酸が便に溶けて、

便と一緒に体外にハイセツされる、

という意味です。


だからと、いって!

痛風では、痛風改善の対策として

水をたくさん飲んで、尿をたくさん出しましょう。

尿に溶けた尿酸をたくさん排泄しましょう、

とか言いますが・・


食事をたくさん食べて、便をたくさん出しましょう。

便に溶けた尿酸をたくさん排泄しましょう、

というのはNGです。


食事は量が増えれば増えるほど、

体内で栄養が吸収されるために

分解されるとき、食事量に比例して

尿酸がたくさん作られるのです。


ですから・・

便を増やそうとして、食事量を増やすのは、

あまり意味がありません。

っていうか、それよりも、

食事量を控えめにしたほうが

賢いと思います。


まあ、腹八分目というやつですね。

痛風には、食べ過ぎ、過食には要注意、

ということで。




痛風 若者

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痛風に年齢は関係ない!?

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痛風といえば、昔は

中高年が罹病する成人病 (生活習慣病のこと)

と考えられていて、それどころか

“贅沢病” なんて言われていました。


この、贅沢病 (ぜいたくびょう)

というのは何かというと、

毎日、ビフテキと豪華なディナーなど

贅沢三昧の食生活をしていた人が

バチが当たって、なってしまう病気、などと

思われていたのですよ。


酷い言い方、でしょ?

痛風だといえば、

返ってくる言葉は「贅沢のし過ぎだ!」って。


それから数十年経過するうちに、痛風は贅沢病ではなく、

食事からのプリン体の影響は、全体の2割に過ぎず、

残りの8割は体内での新陳代謝で細胞が壊れるときに

プリン体が作り出されたり、栄養分を

活動のためのエネルギーに

変換するときにプリン体が作られる・・ということが

わかってきたのです。


だから、極端な食事制限しても、生まれつき、

痛風になりやすい体質 (尿酸を作り過ぎる体質、など)

の人は、どうしても尿酸値が高くなりやすいのです。


・・・ということは?


痛風が生まれつきの体質に起因する病気ならが、

若年者、いわゆる若者が痛風になっても

なにもおかしくない、ということになります。


昔は子供、未成年が健康診断というか、健康のための

血液検査をすることは稀でしたが、

近年では検査する機会も多いようで、

「子供なのに尿酸値が高い」

「中学生なのに尿酸値が高め」

「高校生なのに、尿酸値が・・・」

などという話もよく聞くようになってきました。


痛風の場合、痛風発作というのは、

体内に蓄積している結晶化した尿酸がある程度、

溜まってこないと痛風発作として発症しないので、

若者 (子供) が痛風発作を発症させることは稀です。


つまり、10年~15年程度の、尿酸結晶が関節などに

蓄積する期間が必要なわけです。


子供や未成年の人は、まだ若すぎるので、

そこまで (痛風発作が発症するくらいの尿酸結晶が)

たまってないので、通常は子供は痛風にはなりません。


ですが、痛風にならなくても、尿酸値が高い子供と

いうのは、現実にたくさんいてますし、

また、その、尿酸値が年少の頃から高い子供たちが、

将来、痛風になってしまう確率は高いです。


世にある、痛風体策、痛風改善法の多くが、

中高年向きなので

(昔は痛風は中高年が罹病する病気だったので)

食べ過ぎるなとか、激しい運動するなとか、

ビールを飲むな、とか、

現実の子供の生活に即していない対策が多いです。


子供は成長期で、大きくならなきゃいけませんし、

また、骨格、体力など、この時期にしかできない、

形成しなきゃならないものもありますので、

中高年の痛風対策と

同じようなことをするべきじゃないと思います。


ましてや、尿酸値を下げる薬とかを飲み始めると、

尿酸降下薬 (フェブリク、ザイロリックなど)は

一生飲み続けることになる薬と言われているので、

子供の頃から飲みはじめると、先の人生が長いので、

体への影響、副作用などが心配です。


過度な過食、肥満、運動不足、睡眠不足など

気をつけられることは少ないかもしれませんが、

尿酸値が高くなりやすい体質だ、と自分で知っていれば、

頭の片隅に留めておくだけでも、

そんなムチャはしないでしょうし、

その年代の痛風対策は

その程度で良いのではないでしょうか。



2021年12月27日月曜日

痛風 尿管結石

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尿管結石は死ぬほど痛い!?

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痛風発作といえば、足を木槌に叩き潰されたような激痛で、

「人生最大級の痛み」と称する人もいるくらいです。


ところが・・痛風の人がそう思っていても、

上には上でいるようで、

「尿管結石」は痛風発作どころか、もっと痛いのだと。


いや、そんなハズはないだろう、と思っていて、

痛風発作ほど痛いものが世の中にあるものか、と。


で。

「痛風経験者で、なおかつ、尿管結石の経験者でもある」

という人に話を聞いてみたところ・・・

その「痛風&尿管結石」の経験者は、次のようなことを

言ったそうです。


「尿管結石の方が、痛風発作よりも10倍痛い!」


この話を聞いて、痛風だけの経験者の人は、シーンと

なってしまったそうです。


それくらい痛い、というのが、尿管結石。

尿管結石になってしまった人は、

あまりにも激烈な痛みに

「こんなに痛いのなら死んだほうがマシだぁッ!」

・・・と泣き叫ぶのだそうです。


もちろん、即、救急車です。


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なんで尿管に結石ができるのか?

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どうして、尿管に石が溜まったりするのか?


この、石ってのは、結局、尿酸が結晶化したものなのです。


だから、痛風といえば、痛風発作といえば、足の関節などに

たまるものですが、だんだん、尿酸値が高いまま長期に時間が

経過すると、膝から上のほうへ上がってきて、腎臓などにも

沈着するようになってくるのです。


で・・

腎臓は老廃物をろ過して排出する臓器ですから、

その尿として排泄するときに、

尿酸濃度の高い尿を排せつしているうちに、

だんだん尿管にも結晶化した尿酸が

沈着するようになってきたりします。


そうなると、それらの尿酸結晶が塊となって、

石のように尿管を詰まらせるというか、

傷つけてしまうのですね。


カタマリになると、結晶化した尿酸は

尖ってしまうのでしょうか?


・・・というわけで、尿管結石の遠因は、

高い尿酸値の状態(高尿酸血症)が

長期に続いていることなので、

痛風の人は決して他人事ではありません。


痛風が怖いのは、

痛風発作だけじゃなかったのですね。


いつ、自分が尿管結石になっても不思議じゃないので、

尿酸値だけは、やはり少しは

気にした方がいいと思います。




痛風 透析

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痛風 合併症

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痛風といえば、尿酸値が高い (高尿酸血症)が原因で、

足などに激痛を起こす、痛風発作が有名です。


痛くてツラくて苦しい思いをする病気

と思われがちですが、本当に怖いのは、

足が痛くなることなんかじゃないです。


あんなに痛いのに、大したことじゃないって言うの!?


痛風発作が起こるのは、長年、

結晶化した尿酸が足の関節などに蓄積するから・・

というのが原因ですが、さらに

その状態が長く続くと、今度は

膝から上へと上がっていくのです。


一番怖いのは、

内臓・・それも 腎臓に沈着してくること。


尿酸結晶が腎臓のフィルター

(ろ過して排泄するためのフィルター。

糸球体のこと)

に蓄積してくると、腎機能が落ちてきます。


すると、老廃物のろ過がうまくいかなくなり、

体内に老廃物が滞るようになってきます。


これが腎機能障害、というやつで、

だんだん進んでくる、というか、

機能低下が悪化してきます。


いずれは、腎不全となり、いわゆる痛風腎と

いわれるようになってしまいます。

この、痛風腎というのは、

痛風が原因でなってしまう、

腎不全のことです。


痛風じゃなくても腎不全になることはありますが、

痛風の人は、特に要注意ということです。

なりやすい要素が痛風の人にはある、ということ。


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透析でも簡単に死んだりしませんが、苦しいです。

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腎臓の機能している部分の残存が少なくなってくると、

命をつなぐため、透析治療に入ることになります。


昔はね。

尿毒症になって命を落とす人がたくさんいたのですが、

近年での医学の進歩のおかげで、多くの人が恩恵を被り、

そう簡単に死んだりしません。

普通の人と同じように長生きする人も大勢おられます。

本当に医学の進歩はありがたいですね・・


でも、実際に知り合いに

透析を受けている人がいるのですが、大変です。

特に家族が大変です。


透析は、最初は回数も少なく(週に1回とか)、それほど

負担でもないのですが、だんだん、週に2回、3回と

回数が増えてきて、その1回の透析治療に要する時間も

長くなってくるようです。


食べるものにも制限があるようですし、

行動というか、人生そのものにも

制限があるようになってきます。


それでもね。

命があるだけ、ありがたいですし、

透析は命を繋いでくれる、命綱みたいなものです。

本当に感謝です。


痛風の人は、痛風発作が発症しても治まってしまえば、

痛かった足も痛くなくなるので、もう、いいや。

・・と思ってしまいがちですが、長期的視野で

継続的に尿酸値を下げていくよう、あるいは

あまりこれ以上、溜まっていかないよう

留意していくことが大切かな、と思います。


でも、生まれつき痛風になりやすい体質、

尿酸が作りすぎてしまう体質などがあって、

なかなか尿酸値は下げることは難しいのですが・・


自分でできることを一つ一つ、

気長に積み重ねていくことが

大切かな、と思ったりもします。