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● 痛風で足が痛いけど、
デスクワークしなきゃならないときの方法
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こんなこと、書いていいのか、悪いのか。
よくわかりませんが、とりあえず、書いてみます。
「痛風で足が痛いけど、
机に向かって仕事しなきゃならないときの方法」です。
まず、椅子に座ります。
仮に・・痛い方の足を右足とします。
ってことは、痛くない方の足は左足ですね。
この、痛くない方の足(左足)を椅子の上げて、
片膝を立てて体育座りみたいな感じ。
わかりにくいですが・・もう一方の痛い方の足(右足)は、
片足だけ、あぐらをかく・・みたいな感じ。
これをすると、ね。
時間が経つにつれて、
痛い方の足が痛みが「少しだけ」ですが、
マシになってきます。
これ、どういうことだと思います?
この体勢で しばらく座っていると、
折りたたんだような感じになっている
痛い方の足が
だんだん痺れたような感覚になっていくるのです。
つまり・・・片足だけ正座してるみたいな感じですね。
長時間、正座して座っていて、急に立ち上がると
痺れを感じるでしょ?
・・・そんな感じ。
これはね。
痛い方の足に血液があまり行かなくなっている。
ってことは、すなわち、
足の血流が悪くなってきているので、
痛みが少しだけですが緩和しているのです。
ええと・・
痛風発作が発症すると体の中に変化があって、
体内にいつも以上に白血球が増産されるのです。
痛風発作は、体内の関節などに尿酸結晶が溜まりすぎて、
そこから剥がれ落ちたときに、
白血球から攻撃されることによって、
あの、激烈な痛みが起こるのですから、
白血球を痛い患部に届きにくくしたら、それほど
痛みは酷くならないわけです。
じゃあ・・
白血球を痛い患部に届かないようにするには、
どうすればいいの?
白血球は血液に乗って運ばれるので、
血液の流れを悪くする、つまり、
血流を悪くすればいいのです。
本来は、血液の流れというのは、
血液が酸素や栄養分を体の隅々の細胞に運ぶ・・という、
重要な役割を担っています。
そのことを考えると、人間の生存向上、健康増進のためには、
常日頃、血流を良くしなきゃいけないわけです。
けど、痛風発作のときは
あまりにも痛くて、日常生活や仕事にも支障が出たりするので、
なんとか痛みを緩和しよう、といろいろ、策を講じるわけです。
その具体策とは?
●お風呂(湯船で温まらない)に入らないようにする→
お風呂で温まると、血流が良くなってしまうので。
●寝るとき、足元に座布団などを積み上げて、
痛い足が心臓より高い位置になるようにして眠る→
心臓より高い位置にするのは、少しでも
痛い足への血流を悪くするため。
●痛い足を冷やす→
冷やして血管を収縮させる。
血管が収縮すると、血液の通り道が狭くなるので、
血液の流れる量が減少。
つまり、血流が悪くなる(風呂に入るのと、反対の行動)
●ロキソニン、ボルタレンなどの痛み止めの薬を飲む→
これらの消炎鎮痛薬には、
炎症を抑えて、血管を収縮させる作用があります。
●冷湿布(経皮吸収型鎮痛消炎剤)を貼る→
皮膚を通して薬剤が吸収されるので、
消炎鎮痛薬を飲んでいるのと同じことになります。
微量ですが。
●安静にして、なるべく歩き回らない→
歩きまわると、筋肉が熱を持つので、血液も温められて、
血流が良くなります。
で、なるべく動かないようにして、
血流を良くしないようにする。
・・・・・というようにね。
結局、痛風発作を緩和させる方法は、どれも
やり方は違っても、ほぼ、目的は同じなのですよ。
痛い患部への・・・
『血流を悪くする』ことなのです。
これこそが
「痛風発作の痛みを緩和させる方法」なのです。
また、同時にね。
体にとっては
「血流を悪くすること」は
「体にとって悪いこと」なのです。
本当は。
けど、痛いですからね。
そんなこと言っていられません。
以前、痛風で、痛風発作のとき、足があまりにも痛いので、
太腿をキツクしばって、血流を止めて足の痛みを緩和した・・
という人の話を聞いたことがあるのですが、
それ、絶対、やっちゃダメです。
足先の細胞が
血流不足による酸素不足(細胞への酸素は血液で運ばれる)
で、最悪、壊疽しますよ。
・・ってことは、足、切断です。
どんなに痛風発作が痛くても、
足をきつく強く縛ったりしちゃダメなんです。
たしかに痛みは感じなくなるでしょうが。
で・・正座するにしろ、前述の、
椅子の上で痛い足を折りたたんで座る、
というのも、程度の差はあっても、この、
足を縛るという方法と
似たようなモノではあるのです。
つまり、痛い足の付け根のほう
(痛くない部分、ふくらはぎ とか太腿とか)
に体重を乗せて、血の巡り、
血流を悪くして痛みを緩和させているのですからね。
体に良いわけないでしょ?
でも、ときどき、体の位置を微妙に動かして、
血液が流れるようにしてやるなら、確かに、
痛みは少しだけ、緩和されます。
(私も ときどき、この方法、やります。でも、非推奨)
・・・・というわけで。
体に あまり良くないので、このやり方、
ちっとも お勧めじゃありません。
書こうか、やめようか、どうしようか・・
と迷ったのですが、
ああ。
もう、書いちゃった。
まあ、いいか。