2025年7月9日水曜日

なぜ?利尿剤で痛風

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● 痛風 利尿剤

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利尿剤?

 

利尿剤というものは、私は一度も飲んだことがないので

あれですが、副作用で尿酸値が上がるようですよ。

実際、痛風じゃなかったのに、利尿剤を飲み続けていたら、

尿酸値が上がって痛風になってしまった、

という人もいましたし。

 

利尿剤ってのは、高血圧の治療に使われたりするのですが、

利尿・・というだけあって、尿の回数、尿量が増えます。

 

たくさん排泄された尿と一緒に、

ナトリウムもハイセツされるので、

塩分が減少して血圧が下がります。

 

そこまでは、いいのですけどね・・

 

 

尿量が増加すると、腎臓が血液を濾過する量、

回数が増加するので、

結果的に、腎臓に負担がかかります。

 

また、ナトリウムの再吸収が抑制されるかわりに、

尿酸が再吸収されるらしくて、

血液中の尿酸濃度が高くなるらしいです。

 

ってことは、尿酸値が高くなる。

 

すなわち、高尿酸血症(尿酸値 7.0mg/dl以上)になる、さらに

発作が発症すれば、痛風と診断されてしまいます。

 

ああ、利尿剤なんか飲むんじゃなかった(痛風の人は)

 

っていうか、痛風じゃない人でも利尿剤を飲み続けて、

実際に痛風になってしまった人もいるのですから、

処方してくださった主治医の先生は、もっと事前に、

薬の副作用のことをシッカリ、充分に説明して欲しいですね。

 

私の身近な病院の先生で、

副作用のことをしっかり説明してくれる、

ような先生は、ただの一人もいませんでしたよ。

 

まあ、次の患者さんが次々と待合室で待っているので、

いちいち説明していられないのかもしれませんが。

 

薬の副作用のこと、つまり

「薬で体が悪くなる可能性がある」という事実を

患者に伝えるのが、嫌なんですかね??

 

薬というのものは、

「病気を治してくれる」「体にとって良いもの」

というイメージがありますが、現実には、

必ずしも、そうとも限らないということ。

 

特に複数の病院で、複数の薬剤を服用している人は、

自分が今、現在、どの種類の薬を飲んでいるか、

体を診てもらっている先生に全て把握してもらったほうが

いいように思います。

 

薬の飲み合わせの相性、とかもありますしね。

 

「おくすり手帳」とか、

年配の人が使うツールのイメージがありますが、

若くても、服用している薬の種類が多い人は

「お薬手帳」などを活用するのも一つの手です。

 

飲んでいる薬の種類を、

処方する人に理解してもらえるので、結果として、

自分が飲む薬の副作用を減らすことができる、

ということに つながる、と思います。