2024年10月18日金曜日

痛風 過食対策

 夏は痩せていたのになあ。

どうも、水を飲んでも太ってしまう体質で。


水はいくら飲んでも太らない、

と考えている人も多いようですが、

そうじゃないんです。

水分は、結局、尿や汗で排泄されてしまうので、

水分はいずれ体外に出ていく・・

と思われているようなのですが。


水分は細胞に浸透して、細胞が水を含むので、

体質によっては、水を飲んでも太るのですよ。


ああ、そんなことより。

痩せていた夏の自分を取り戻すために。

太ってきた秋の自分と決別するために。

なにか対策を立てにゃならんのです。


あ、運動はしっかり、やっています。

しっかり・・というほどでもないですが、

(ウォーキングと柔軟体操くらいですが)できる範囲で

毎日、やっています。


結局、食べ過ぎなんですよ。

何を食べてもおいしいんです。


これじゃ、いかん。

また、夏場になったら、痛風でるぞ?


対策を考えてみました。

食べ過ぎ対策です。


とにかく、食事がおいしい、というのが、

どうもイカン。


特に夕食。

朝と昼は忙しいということもあって、

それほど、たくさん食べているわけじゃないのですが、

夕食は少しゆっくりできるし、一日のうちで

もっとも食事量が多いんです。


本当は朝から活動するので、朝食が一番、

ボリュームあるのが理想なんですけどね。

そうもいきません。

現実は、逆になっています。

夕食が最大のボリューム。


で、夕食食べ過ぎ対策ですが、

まず食事の前に、水を一杯飲むことを考えました。

これで、お腹をふくらせようというワケですね。

ですが、これでは胃液が薄まってしまうような気がして、

あまり良い方法のように思えません。


次に考えたのが、こうです。

夕食が始まると、とりあえず、食べます。

ですが・・3分の一ほどの量を食べると、中途で止めます。

そして、新聞でも読みます。

(行儀が悪いですが)

読んでいる間は何も食べません。


そして、5分~10分くらいしたら、食事再開。

残りを全部食べます。


対策っていうから、どんなのかと思えば、これだけ。


いつも夕食を食べる時、とにかく

腹が減っているのです。

食べている間も腹が減っていて、だから食べているのですが。


ごちそうさまをして、全部食事を食べ終わっても、

まだ何か物足りないのです。

食べたりないのです。

もう少し食べたいんです。

だって、まだお腹が減っているから。


で、何か、さらに食べます。

お腹いっぱい。

ごちそうさま。


ごちそうさまをしてから、15分くらい経過すると、

猛然と、満腹感が襲ってきます。

そのとき、自分がもうすでに

食べ過ぎてしまっていることに気が付きます。

ああ、時すでに遅し。

ぐえ~、お腹が重いぞ。


これは、脳の満腹中枢とかいうヤツが、

お腹いっぱいなことを伝達するのが遅い

ってことに起因しています。

まったく・・なんで、こんなに遅いの。

恐竜じゃあるまいし。


で、この満腹感さえ、リアルタイムで脳に伝われば、

お腹がいっぱいになるまで、食べ過ぎずに済むハズ。


ですので、この、食事中断の「新聞」なんです。

別に新聞じゃなくてもいいですけど。


とりあえず、しばらくは、

この作戦でやってみます。


冬になるまでに、体重、落とさなきゃ。


痛風 腎臓 冬の備え

この前まで夏だったのに、もう冬がそこまでやってきました。

春や秋は、どうなったんでしょうね。

秋は、もう、終わりですか?

いい季節が近頃は短い気がします。

地球温暖化の影響でしょうか?


さて、冬といえば、体の冷える季節。


冬になると、体が不調になる方もおられると思いますが、

体が冷えているのかもしれません。

「体の冷え」は、全身の血流が悪くなるので、

体を温めることが望ましいです。


対策としては、「足湯」をしたり、

足首の関節を温めたりするのが良いようです。

特に、足首の関節には腎臓のツボが

たくさんある、といいますので。


東洋医学(漢方)では、

日本の四季、つまり季節によって生じる体の不調を

次のような言葉で表現しています。


「春は肝(かん)。夏は心(しん)。

秋は肺(はい)。冬は腎(じん)。」


これは、どういうことなのでしょうか?


つまり、春の季節は肝臓が。

夏は心臓が。

秋は肺が。

冬は腎臓が・・それぞれ不調になりやすい、

ということなのです。


特に痛風体質の人は、やはり腎臓が弱点ですので、

養生していきたいですね。


尿酸は腎臓で処理されて、尿と一緒に排泄されるので、

腎機能が低下すると、だんだん排泄がうまくいかなくなります。

腎臓が悪くなるのは、数年で悪くなるのではなく、

何十年もかけて、じわじわと機能が落ちていきます。

ですので、今は不具合がなくても、油断せずに

気をつけていきたいです。


さて、気をつけるといっても、

どうすればいいのか?

何に気をつければいいの?


具体的には、以下のような感じでしょうか。


●体を温め、全身の血流をよくする

●よく眠る

●塩分取り過ぎに注意する


この「体を温め、全身の血流をよくする」ですが、

冬場は手足も冷たくなり、体も冷えてきます。

体内の血液というのは、温かいのですが、

寒くてあまり動かなかったりして、血のめぐりが

良くありません。


そこで、歩くこと。

歩けば、脚の筋肉を使うことによって、

血液が心臓に送られ、血液の循環が良くなります。


あと、昔から言われている

「頭寒足熱」という言葉にもあるように、

足を温めておきたいです。

これは頭は冷やしても、足は温めろ、

ということなのですが、

下半身を温めることによって冷えを取り除く、

昔からいわれている健康法です。


冬場は寒くて、動くのもおっくうになりガチですが、

なるべく、歩いて、動きましょう。

これはカンタンなことですが、大切なことです。


手足などの末端が冷えてくると、

尿酸結晶というものは、冷えている関節に沈着しやすいので、

なるべく体温を上げて、血行を良くしておきたいです。


それから「よく眠る」。


眠るのが、痛風と何の関係があるのか?

これは痛風というより、腎機能を養うためです。

腎臓は精神的な影響も関係があるので、

心配事や強度のストレスがあると、

あまり腎臓に良い影響を与えません。

ぐっすり眠ることによって、腎臓も

回復するのだそうです。



あと「塩分取り過ぎに注意する」。


腎臓に塩は必要です。

ですが、あまり多すぎると、

体内にナトリウムが増えすぎてしまうのです。

そこで、腎臓はフル回転して

ナトリウムの排泄を必死でこなします。

腎臓の負担が増えるばかり、ということです。


塩辛いものは、一切食べるな、

ということではありませんよ。

塩分は体に必要ですからね。


体内に余分なナトリウムが増えても、カリウムがあれば、

ナトリウムの排泄を促進してくれます。

つまり、カリウムを摂取すれば、

体内の濃度のバランスが保たれようとします。


で、カリウムはどうやって、摂取するの?


カリウムは、野菜や海藻などに多く含まれています。

具体的には、

とろろ昆布、ワカメ、ひじき、など。

また、カリウム摂取は高血圧の予防にもなる、

と考えられています。


寒くて、キビシイ冬がやってきます。


痛風体質の人にとっては、夏場は

痛風発作が発症しやすく鬼門ですが、

冬は冬で、手足が冷えて、体が

不調になりやすい季節でもあります。


できることから、少しずつ積み重ねていきましょう。


痛風 高プリン体含有野菜

「高プリン体含有野菜」というものがあるそうです。


痛風の大敵、といわれているプリン体、

これを多く含んでいる野菜ですね。

具体的に、どういう野菜かというと、

「ブロッコリー」

・・だそうです。


ただ、「高プリン体含有野菜」というものは、

あくまで野菜なので、プリン体を多く含んではいても

痛風のリスクは高まらない、とか。


やれやれ・・ですね。


さて、一昔前(20年くらい前)は、痛風の生活改善法といえば、

プリン体を含む食品の徹底的な制限でした。

とりあえず、プリン体の多く含まれるものは食べるなよ、と。

・・・そんな感じでした。


あれから、20年。

どうですか?

最近は、プリン体がどうこう・・とか、

あまり言わなくなったでしょう?


まあ、そもそも、なんでプリン体なのか、というと、

このプリン体が尿酸の元になる成分だからなのですが。

だから、制限しましょうね、と。


ところが、実は

プリン体は体内で細胞分裂などで作られる量の方が

圧倒的に多くて(80パーセントくらい)、

食品を摂取したことに由来する、プリン体の方は

少ない(20パーセントくらい)のです。


最近、ここ数年でわかってきたのですかね?

我々が長年、一生懸命、プリン体を制限してきた苦労は

何だったんでしょう?


ああ、あれは、本当は間違っていました。

あはは~


それで、おしまいですか?

お医者を信用せずして、誰を信用しろ、と。


我々が長年、どんなに食べたいものも食べずに

長い年月、我慢をしてきたと思ってるの?


まあ、そんなこといっても、

始まらないので先に進みます。


最近では、こんなことも言われたりします。

プリン体を制限する、ということは、

食べない食品の種類を増やす、ということ。


すなわち。

それは。

“食べる食品が偏って

「バランスのとれた食事」にならない。”だって。


あのね。

黙っていようかと思ったけど、

やっぱり、少しだけ言わせてもらいますね。




いい加減にしろよ!


2024年10月11日金曜日

痛風 尿酸値を下げる食品?

フルーツはおいしいです。

たいていの果実には、ビタミンCが豊富に含まれていて、

尿酸値を下げるとも言われています。

腎臓から尿酸を排泄するのを

ビタミンCが促進させる効果がある、と。

また、ビタミンCは抗ストレス効果があるとされ、

痛風に大敵であるストレス緩和に役立つ、

と考えられています。


が。

同時にフルーツには、多くの果汁、果糖を含み、

食べ過ぎると肥満につながる、とされています。

肥満は、痛風の大敵です。

内臓脂肪の増加は、尿酸値を上げることにつながります。


コーヒーは尿酸値を下げる飲料、と言われています。

実際に外国の研究チームが実証していて、

コーヒーの中の成分としては、カフェインではなく、

含まれているポリフェノールの一種が効果的、

と考えられています。


が。

コーヒーは一日に6杯以上飲まねば効果が望めない、

という報告もあります。

そんなに毎日飲んでいたら、

胃がどうにかなってしまいそうです。


牛乳は尿酸値を下げる効果がある、と言われています。

特に低脂肪牛乳が。


ですが、これも飲み過ぎると、

カロリー摂取過剰になりますし、

お腹がグルグルいいそうです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


ああ、どれも、これも!


いったい、なんなんですか!?


痛風に効果あります、尿酸値を下げる効果があります、

でも、飲み過ぎると食べ過ぎると逆効果です。


いったい、どうしろ、と?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


と、いうわけで、私にはどうすればいいのか、

さっぱりわかりませんので、

どれもホドホドにしておくことにしています。


ただ・・コーヒーは、いいみたいですね。

一日、一杯は飲むことにしていますが、

6杯以上飲まねば効果がないとか、薄いとか。

まあ、どうでもいいや。


というわけで、私の場合、

コーヒーは好きなので飲み続けることにします。


痛風 尿路管理

痛風対策として、よく言われるのが

『一日に“2リットルの水”を飲みましょう』

と、いうやつです。


2リットルの水?

なに、それ?


尿酸は大半が尿から排泄されるため、

たくさんの尿を出す・・つまり、

尿の総量を多くしなければなりません。


そのためには、2リットルの尿を出しましょう。

そして、そのために

2リットルの水を飲みましょう、と

いうワケです。


2リットルの水を飲んで、

2リットルの尿を出せ、とか

言われても、人間は機械じゃないですから、

そんなうまく、都合良くはいかないと思うのですが。

でも、体内にない水分は出せないですからね。

やはり、水分摂取は必要か、と。


また、痛風体質の人は尿が酸性化しやすいと

言われています。


酸性だと何が駄目なのか?

アルカリにしなきゃダメなのか?


尿が酸性ですとね、

尿路結石になりやすいのですよ。


あの、腎臓から尿管を通って尿路に石ができる、

痛いヤツです。

あまりの痛さに救急車を呼ぶほど、痛いらしいです。

ああ、あれだけはなりたくないですね。


ちなみに・・

尿が酸性化する原因は食べモノの影響が大きいらしくて。


【尿が酸性化しやすい食べ物】

肉・タマゴ・魚類・貝類


【尿がアルカリ化しやすい食べ物】

海藻・緑黄色野菜・根菜類・豆類



ああ、これって。

たいていの人は、

肉が好きで野菜は苦手じゃないですか?


だから、痛風になったのか。

それとも、痛風だから、こんな嗜好になったのか。


よくわかりませんが、

まあ、肉類を食べるのを減らして、

野菜・海藻を多く食べましょう、

ということでしょうか。


尿をアルカリ化するためには、

水を多く飲んで、海藻・野菜・大豆などを食べる。


これらはプリン体も少ないですし、

痛風対策にもなって、肥満対策にもなって、

さらに尿路結石予防にもなる、と。


ほほ~、いいことばっかりじゃないですか。


でも、問題がひとつだけ。


肉や魚は、おいしいですけど・・

野菜・海藻は、あんまりおいしくないんだなあ。


おまけに、水2リットルなんて、味もないですし。

夏でもなきゃ、飲めないですよ。


こ~ゆ~、一連の対策を「尿路管理」というそうです。


あんまり、楽しくないなあ。