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◆ 痛風 薄毛 回復
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痛風と薄毛は関係あるのか、というと、いや、これはもう、
関係ないでしょう。
痛風の人は薄毛になる、とか、そんな話、
聞いたことがないですし。
そりゃあ、痛風で薄毛でもある、って人も
たくさんいるでしょう。
ですが、
痛風の人は尿酸値が高いから痛風になるわけですが、
尿酸値が高くなったから薄毛が進行するわけでもなく、逆に
「尿酸値を下げる薬」を飲んで尿酸値が下がったから、
といって薄毛が改善するわけでもないです。
痛風は痛風。
薄毛は薄毛。
それぞれ、別個に対応を考えないと。
痛風発作の苦しみや激痛を経験した人には
話しても理解してもらいにくいように、
薄毛じゃない人には薄毛の人の気持ちや苦労はわからない。
育毛対策に、お金を使うなんて・・・とか
他人の気持ちがわからない人が言う言葉。
でも、育毛剤とか使って育毛対策をするに当たって、
痛風だってことが、何かネックになる?
いえ、そういうことは特にないです。
ないですが・・・
育毛剤を使うに当たって、やはり商品のラベルや説明書を
よく読んでおいたほうがいいと思います。
成分とかね。
たとえば・・・
『[NR02]ミノキシジル+フィナステリド+αシャンプー』
という商品は、育毛シャンプーなんだけど、
その配合されている成分は、
「ミノキシジル 1%」と「フィナステリド 0.05%」。
ミノキシジルは、血管を拡張させて頭皮の血流を良くして、
発毛および育毛を促す作用がある、と考えられてます。
フィナステリドは、プロぺシアの成分として知られていますが、
男性ホルモンに働きかけて、
作り過ぎないように作用することで、
抜け毛、脱毛を予防する、と言われています。
(フィナステリドは、女性の使用は非推奨)
この両方(ミノキシジルとフィナステリド)が配合されている
シャンプーなんだから、育毛対策には、もってこいかも。
でもね。
ミノキシジルとフィナステリドといえば、
育毛効果を促進する成分として有名だけど、
「高血圧の薬を飲んでいる人は使わないほうがいい」と
されています。
育毛シャンプーだから、直接、飲むわけじゃないんですけど、
それでも、あまり望ましくないみたい。
高血圧の薬を飲んでいる人は、病院で医師に相談してから使う、
という方が良いようです。
痛風の人はね。
痛風と高血圧は、いっけん、何の関係もないようですが、
微妙に関連しあっていて。
尿酸値が高いまま、痛風になってから何十年も経過してくると、
だんだん高血圧になってくる傾向があるのです。
尿酸値が高いと、血液中に尿酸が過剰になって
(尿酸値 7.0mg/dl以上で)溶けなくなってしまい、
体内の関節などに結晶化して沈着します。
尿酸値を下げる薬などで、
高い数値の尿酸値を下げないまま、年数が経過すると、
腎臓にまで尿酸結晶が蓄積して、
だんだん腎機能低下の傾向が出てくる場合が多いです。
このときね。
気がつかないのですよ、自分では。
自覚症状らしいものが、ないですからね。
で・・
血液検査などで気が付いたら、
「尿素窒素」や「クレアチニン」などの
数値が上がってきている。
つまり、腎機能低下の傾向が出始めているわけで。
腎臓は血液から尿をつくる臓器なので、
腎機能が低下してくると、以前ほど、
うまく尿を作り出せなくなってきて。
「血液→尿」になるはずの水分が、
排泄する尿量が落ちてしまうと
今度は体内に「血液が過剰気味」になってきます。
血液量が体内に増えてしまうと、全身にポンプの役目で
血液を押しだす心臓のチカラが、
より強い力が必要となってしまい、
血液を押しだす圧力が強まります。
これが「高血圧」。
だから、「痛風~腎機能低下~高血圧」
というのは、全然関係ないわけでもないです。
というわけで、
痛風の人が尿酸値を下げる薬を飲んでいても、
育毛対策としての
『[NR02]ミノキシジル+フィナステリド+αシャンプー』
という商品の仕様は、問題ないと思いますが、
尿酸値を下げる薬だけじゃなくて、
高血圧の薬を服用している場合は、
病院に相談してから使うほうが良い、ということ。
まあ、「外用」の育毛シャンプーなんですけどね。
そこまで神経質にならなくてもいいと思うのですが。
説明書き、注意事項を順守するほうが無難でしょう。
あとね。
ミノキシジルとフィナステリドが
配合されているせいでしょうけど、高い。
価格が、とにかく高価。
そりゃあ、コンビニや近所のスーパーで売ってる、
フツ~のシャンプーと価格比較しても仕方がないですが、
なかなか、値が張りますね、育毛シャンプーって。
実際に使ってみて、自分に合う、合わない、とかも
あるかもしれませんが、もし、
予想していた通りの効果があったなら、
高い買い物をした価値があった、というものです。
痛風はね。
強いストレスがかかると、尿酸値が上がったり、
痛風発作を誘発したりすることがあるのですよ。
薄毛があろうが、頭髪が少なくても、
男性ホルモンの影響とか、いろいろ個人差があるわけだから、
別に、恥ずかしいことでもないわけです。
けど、気になる。
ジロジロ、生え際のあたりを会話のたびに
見られたりしたら気になる。
いや、なにも相手は、そんなところ、見てないんだろうけど、
見られているんじゃないか、
見ないふりをしているだけじゃないか、とか、
どうでもいい、余計なことを気にしたりして、
それがストレスになったり。
そのストレスが溜まりに溜まって、痛風発作の遠因に・・・!
なんてこともあるかも。
・・・って、まあ、気にしなきゃいいんですけど。