黒酢は痛風に効果があると言われていますが、
どの程度の量を飲めば良いのかという所は、
まだ基準となる数字がないのが現状です。
痛風の症状や体内の状態は人によっても個人差があり、
その人に合った量を飲んでいく必要があります。
そのため黒酢を生活の中に取り入れて飲んでいく時は、
自分に適した量かを見極めながら飲んでいきましょう。
黒酢をまずは自分が飲める量から飲み始め、
その後少しずつ量を調整していくと良いでしょう。
痛風の症状改善に効果が出てきた例での量としては、
コップに3分の1ほどの量を
一日の中で分けて飲むというくらいの量でも
効果があったという例があります。
コップ3分の1の量というと比較的少ない量なので、
そのくらいの量でも痛風に効果があるという事は、
黒酢の効果の高さを物語っていると言えます。
黒酢はお酢なので、少し
においがきついと感じる方もいるかもしれません。
そうした時には、黒酢を水などで割って飲み、
1日で合計コップ3分の1程度の量となるように
まずは飲んでいくと良いでしょう。
黒酢はその風味や味わいが独特なので、人によっては
抵抗を感じるという方もいます。
健康に良いと言っても続けられなければ
意味がなくなってしまうため、
なるべく自分に合うような形で取り入れていきましょう。
量を調整するのも良いですが、
味をいろいろアレンジして変えてみるのも
お勧めの方法です。
ジュースやヨーグルトに合わせて飲むという事は
良く行われており、インターネットの
レシピサイトなどでも紹介されています。
また、より目安となる量があると良いという方には、
パックで市販されている黒酢ドリンクがお勧めです。
黒酢をドリンクとして
飲みやすく仕上げてパックに入った形で
売られているものが多いです。
黒酢ドリンクは黒酢の風味を損なわないように
一つずつパックになっている商品が多いため、
飲みきりで1日1パックという形で
飲んでいく事ができます。
これだと目安となる量が決めやすいため、
気軽に黒酢を取り入れやすくなります。
黒酢は少なくても効果が出にくくなりますが
多く摂れば良いというものでもありません。
多く摂りすぎると体内のバランスが崩れ、
今度は別の症状を引き起こす可能性も出てきます。
バランスがとても大切なので、
適度に無理なく続けるという事を
意識していくと良いでしょう。
痛風は非常に症状もつらいので、
早く改善したいと思う事もあるかもしれませんが、
じっくりと向き合う姿勢を持つ事が大切です。
黒酢と共に摂っていくと良いものとしては水分です。
水分を十分に補給すると
体内に存在する痛風の原因となる尿酸も
スムーズに排出しやすくなります。
黒酢のクエン酸の成分が
尿をアルカリ性にしてくれて
尿酸を排出しやすい状態にしてくれますが、
水分を摂る事でより一層その効果を高める事ができます。
水は理想の量は1日2リットルという値がありますが、
大きなペットボトル1本分を毎日飲むのは
かなり大変なので、こちらもまずは
飲める量から始めていきましょう。