各種メーカーから発売されている黒酢にんにくサプリメント。
その効能は
疲労回復・血行の改善・ダイエットや美肌などの美容効果…など
さまざまです。
健康食品の中でも人気が高く、
「手放せない!」と言う声も多く聞かれます。
黒酢はアミノ酸やクエン酸が豊富です。
アミノ酸は基礎代謝をアップし、
血液をサラサラにする効果があります。
高脂血症などの生活習慣病改善によいとされるのは
このためです。
また、血流がよくなることで高血圧の緩和も期待できます。
高血圧は血管内壁に余分な脂肪や糖分が付着することで
血管が細くなるために起こるからです。
狭く、硬くなったゴムホースに無理やり水を通そうとすれば
それだけ強い圧力が必要になりますよね。
それと同じことが血管内でも起こっているのです。
血液は酸素や栄養素を全身に運んでいます。
その流れが滞れば健康にさまざま影響が出るのは当然ですよね。
最近、「ドロドロ血液」が問題視されているのは
生活習慣病やその先にある動脈硬化を引き起こすからなのです。
そして、激しい痛みを伴う痛風とも無関係ではありません。
痛風は血液中の尿酸が増えすぎることで起こります。
ビールや肉類に多く含まれるプリン体が分解されてできる、
いわば その老廃物が尿酸。
通常、尿と一緒に排出されますが、
過剰に摂取すると処理しきれず、
血液中に残留してしまうのです。
これが生活習慣病の一つに数えられている
高尿酸血症という症状です。
過剰な尿酸は結晶化し、関節に蓄積されていきます。
比重が高いので下肢、特に足にたまりやすく、
初期症状が足の親指から出ることが多いのも
このためです。
痛風は痛みさえ我慢すればよい、という
単なる関節炎とは異なります。
放置しておけば痛みはだんだんひどくなり、
関節の動きに影響を及ぼします。
また、高尿酸血症は高血圧や高脂血症を併発していると
それだけ動脈硬化のリスクも高くなるということを
忘れないようにしてください。
にんにくに含まれる硫化アリル(アリシン)は
血液をサラサラにし、
血中の悪玉コレステロールや血糖値を下げる働きがある
とされています。
血行の促進や食欲亢進などの作用はよく知られていますよね。
スタミナ食の筆頭に挙げられるにんにくと、
黒酢の相乗効果が期待できるのが「黒酢にんにく」。
自分で作ることも可能ですが、
ニオイや持ち運びに困りますよね。
サプリメントならそんな心配もなく、毎日
手軽に摂取することができます。
痛風を予防するための生活習慣病の撃退にも
強い味方となってくれるのではないでしょうか。
生活習慣病は万病の元。
痛風を発症する前に
高尿酸血症を改善することを心がけましょう。